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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2018/04/04 (Wed) 08:18
返信へのコメントと地震に対する心構え

久保田さんからの返信が来ましたのでコメントを書きました。

>>早速のご連絡ありがとうございます。 やはり寸法が必要だったのですね。 開口部は掃き出しで、4m×1.8m、上部の「梁?」、 「それとも非耐力壁?」は、60cm、壁厚は約20cm です(上階ベランダの下からサッシ上部まで)。

開口部の幅が4mで高さが1.8mということでしょうか。
上部の壁厚が20cmとは仕上げ寸法も含めてということだと思いますが、一般的な非耐力壁のコンクリートの壁厚は15cm+仕上げ厚(タイル張りなら約3cm)としても18cm程度なので20cmになりませんが、ひょっとして壁構造なんでしょうか。

1,2cmの誤差は無視されても当たり前ですが、てっきりラーメン構造(以下ラーメン)とばかり思い込んでいましたので、壁構造ということもありますね。

ラーメンなら建築当時の耐震壁としては一般的に18cmが大部分ですので、それに仕上げ寸法を加えると20cmになります。つまり久保田さんが「梁?」と書かれているところにヒントがあります。ラーメンなら梁は見ればすぐに分かりますが、壁構造なら何処までが梁なのかは分かりづらいのも無理のないことです。

しかし、壁構造とだとしても、それほど開口幅の大きい部分の上部壁は、いまでこそ雑壁として耐震計算に乗せることになっていますが、当時の基準では非耐力壁になりますので、その部分に80Φ程度の開口を開けても問題になりません。

>> 多少安心しましたが、 大きな地震が来たときは心配になりました。 »

東北大震災のようなそれまでの構造基準を超える規模の地震が来たら、やはり壊れる可能性は大きいのは否定できません。こればっかりは正直わかりません。旧耐震基準で作られた建物が壊れなくて新耐震基準で作られた建物が被害を受けたという事実がありますが、これは多分その建物が建っている地盤の良し悪しの影響があったのではないかと思います。

しかし、被害を受けた確率ではやはり新耐震基準での建物のほうが被災率は旧耐震のものに比べると遥かに低かったデータがあります。

構造基準が想定している以上の震災に遭遇した場合、100%安心というものは存在しないという気持ちを持たれていたほうがいいと思います。

壁構造はラーメンに比べると耐震性能は高いものになりますが、ずいぶん昔の新潟地震の写真で、壁構造の共同住宅が元の形を残したままごろりと横倒しになっているのを目にしました。

話が変わりますが、私は共同住宅で部屋を借りる際には、可能ならば1階は避け、高くても3階までとしています。

地震などの災害の際、木造やラーメンで最も多いのが1階が潰れる建物が多いということ。壁構造ではそういうケースはほぼありませんが。

そしてそういう災害時に、出口から逃げられない場合は窓やバルコニーなどから飛び降りて避難することになりますが、一般的な共同住宅の階高であれば、2階までなら悪くても骨折程度ですみます。3階なら重体になる可能性が高まりますが、それでも助かる可能性もあります。それが4階以上になるとほぼ助かりません。

その意味でも、住む階も意識して選んだほうがよろしいでしょう。





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