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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2007/10/21 (Sun) 09:33
炭は隅に置けない?

昨日は断熱材のことを書いたところ、いつも読んでいただいている方から拍手と感想をいただき、やれ嬉と喜んだ勢いで、今日は調子に乗って炭のことを書きますぞ。

よく建売や建材などの謳い文句で、床下に炭を入れているから床下の湿気を取り除き、マイナスイオン効果で環境が良くなると書いているのをよく目にしませんか?炭なら自然素材だから、自然素材ブームでもあるのでなんだかヨサソ、と。

そこのところがメーカーの付け目です。
炭を入れればそんなに床下の湿気が取れるとお思いですか?
はっきり言えば、そんなこつないとです!
マイナスイオンも、実際のところ効果のほどはまだまだ研究者の間でも結論は出ていません。どうも日本だけがマイナスイオンと騒いでいるらしいですね。

調湿効果に関しての実験データもありますし、炭の専門家の見解も同様です。炭だけでは湿気は取れないどころか、施工が悪かったらカビが出たり、炭の生成温度が低かったら白蟻の餌になるってこと、知らなかったでしょう?炭なら何でもいいってもんではないんです。

しかし化学物質の吸着の面では実験データーでも効果が出ているそうですが、床下の湿気の除去の面では、あくまでも補助的であって、床下の湿気の除去は防湿シートを敷きこんだほうが効果的です。
炭を敷くならその上8~10cmの厚みで敷きこめば、少々効果がありそうだという程度ですね。

炭には白炭と黒炭があり、前者の代表格は備長炭ですが、これは臭いの吸着効果があるようです。もちろん、私の好きな焼き鳥屋さんでも活躍していますね。
黒炭は柔らかい仕上がりになっていて、調湿効果があるようです。

炭の効果を期待するのなら、化学物質の吸着の効果があるようですので、壁材として考えられてみてください。
炭を入れた漆喰だとか塗料も出ています。割高ですがシックハウス対策としていいかもしれませんよ。

しかし、床下に入れた炭で湿気が無くなるような気にさせるメーカーの手法は、このことに限らず様々な面で大々的にTVでも放映されていますので、踊らされないようにしてください。そのためにも、このシリーズ、ちょっと続けてみますね。

今日は短めですが、足元で猫が飯よこせと騒いでいるので、この辺で。
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