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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2016/11/10 (Thu) 08:23
トランプを選んだアメリカと日本の違いを考える

アメリカ大統領が予想に反して、トランプに決まりました。クリントンはよっぽど嫌われていたんでしょうか。

 しかし、政治に経験のない人物を大統領に選ぶというところがアメリカのすごいところだと思います。オバマにしてもそうですが、彼も大統領に立候補するまでは、上院議員の経験が2回しか無い政治経験の浅い人物でしたが、アメリカは何かを変えてくれるということを期待してオバマを選びました。

そいうことは日本では100%あり得ない。

 日本なら、オバマは経験がないと言うだけでもそしてまだ若いと言うだけでも選ばないでしょう。今回のトランプは政治の経験が皆無というだけなら政治経験豊富なクリントンが大統領になるという日本国内の予想はそのとおりだし、それが何事も保守的な日本人の特質だから。

 未経験者にもチャンスを与えるという国民性の違いが国力に関係していると思っています。

 アメリカはこうしていつも「変える」を意識し、それがたとえ政治的に未経験者だろうが若者-ケネディは43歳-であろうが大統領に選びます。

 方や日本は、たとえば総理大臣に30代の人物が立候補した場合、やれ政治経験が未熟だとかやれ支援者の数が不足だとかなんだかんだと理屈をつけて押しつぶしてしまうのは火を見るよりも明らか。結局政治経験の豊富で策謀に長け、日本を変えるというより既得権益からの支持や献金を得て経済団体などの利益集団に都合の良い政策など未来永劫、現体制のままの体制を続けるという人物が選ばれます。

 こういう特質は長年の鎖国時代を経験した日本人に染み付いているのでしょうね。

 ダイナミズムはどちらにあるかは明らかです。それ故に日本はどんどん活力が停滞し続け、世界のさまざまな国がGDPが伸びているにも関わらず停滞したままの国が衰退していくのは現実を見ると分かります。

 コレはこと政治の世界に限らず何かを選ぶというときに、その選ぶ企業の実績なり金融取引会社などが吟味され、当たり障りのないものが選ばれる傾向が強いのは経験者ならおわかりでしょう。

 我々の世界のコンペもそうですね。とあるコンペが開催されて、応募資格が同じ規模の設計の経験者だとか、あるいはザハさんが当選したコンペでは過去にプレツカー賞などの国際的賞をもらった人もしくは組織に限定するという恐ろしく限定されたコンペもありました。

 これは審査委員長の安藤さんの提案なのか、あるいは森元が己の実績作り-耳にタコのレガシーですか(-_-)-のためのものにしたかったのかは分かりませんが、それにしても若い頃は都市ゲリラ論を書いたある意味反体制的スタンスを見せていた安藤さんも、エスタブリッシュメントになってしまった今はすっかり体制派になってしまいましたね。かの極右団体の日本会議のメンバーですからね。

 しかし、これでは若手の者は参加できませんし、日本からは才能のある若手がコンペでデビューするというのは非常にまれになっています。

 隈 研吾さんが言っていましたが、日本で実績がない頃には国内では声もかけてもらえなかったが、フランスから声をかけてもらって以来、仕事に恵まれて来た。と。

 コノように欧米では実績がなくても「いい」と思ったらリスクを承知で依頼する伝統があるようです。それに比べて日本という国のリスクを負おうとしない恐るべき保守性。

 この国からはたとえノーベル賞の受賞者が出てきても、ビル・ゲイツも、そしてスティーブ・ジョブズなどの革新的な人物は出てこないでしょう。

 さて、トランプしてババ抜きでクリントンを選ばなかったアメリカは、どこに向かうのでしょう。アメリカにひたすら媚びてきた安倍はどういう態度で接するのでしょう。興味津々です。


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