プロフィール

れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カレンダー

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

FC2ブログランキング

FC2アフィリエイト

FC2アフィリエイト

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

2007/10/13 (Sat) 10:44
黒川紀章死亡

今朝の新聞で、黒川紀章さんが心不全で亡くなったとの記事が載っていました。我々の世代が学生時代には、黒川さんと磯崎さんが日本での世界的スター建築家として雑誌にも頻繁に載り、設計課題のときにも参考にしたことは一度ならずありました。

黒川さんと磯崎さんは両名とも丹下門下でありましたが、後年は丹下建三氏にたいする批判的スタンスを持ちました。丹下さんは私の印象としては時流に載って設計設計スタイルを変える、変わり身の上手い権力側の建築家というイメージがあり、それに対する磯崎さんは、反権力的なイメージがありました。黒川さんはどっちかと言うと丹下寄りの様な印象がありましたが、後年の丹下批判は結構厳しいものがありました。

スター建築家は個性的な人が多く、現在は安藤さんがその代表格的なポジションですが、黒川さんもかなり強烈な個性の持ち主だったようですね。

これだけ自分の建築が評価され、発言が社会的にもインパクトを与えるということになれば、そりゃあうぬぼれてきますよね。また確かにうぬぼれるほどの実績も残していますので、誰も批判できませんが、設計スタイルは一貫していなくて、この辺は丹下さんと同じ。

それに比べると、磯崎さんのスタイルは微妙な変遷はあるにしても、ほぼ一貫しています。
安藤さんにいたっては、全国どこに建てようが同じスタンスで設計しています。要するに気候風土一切無視。自分のやりたいスタイルで設計している。自身の発言で、「施主のために設計していない。自分のために設計している」という実に傲慢な発言がありましたが、それが好きな人にとっては魅力なんでしょうね。

黒川さんの近年のTVの露出度の多さには驚いていたものでしたが、異常な痩せかたには違和感を持っていました。しかし、その方面の知識を持ち合わせていませんので、よほど多忙なんだろうとしか思っていませんでした。

心不全って、要するに心臓に何らかの異常が生じたということなんでしょうか。そういえば、このごろ世間を騒がせている相撲界で死亡した力士の死因も同じ病名が付いていました。

奥さんは女優の若尾文子さんで、黒川さんが口説く時、「君はバロックだ」と言ったとか。正直、訳が分かりませんが、その殺し文句が若尾には効いたのでしょう。

新聞に、若尾さんが「いい奥さんじゃなかった」と黒川さんに言ったところ「そんなこと、そんなこと・・・本当に好きだった」と言ったそうです。この言葉に、黒川さんの本当の人間味が出ているようで、あまり好きな建築家ではなかったのですが、本当に心から愛してたんだなと感動しました。

よっし、私も死ぬ時は妻に同じ言葉をかけるぞっと、思っても、「何血迷ってんのよ」って切り替えされたらカッコ付かないなぁ・・・勿論新聞なんかにも載らないしなぁ・・・

黒川さんのご冥福をお祈り申し上げます。







スポンサーサイト

<< 亀田ってお菓子のメーカー? | ホーム | 沖縄の抱えている問題 >>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP