老人ホームで入居者を投げ落として殺害した介護職員が逮捕されました。
このニュースは人事では有りません。
今、私の母が老人ホームに入居しています。以前入っていた郊外の施設から長崎市内の施設に転入しましたが、今度のところでもやはり盗難にあいました。
今度は良さそうという好印象を持っていただけに、これではどこに行っても同じだなとガッカリ感も大きく、要は入居者の家族の方で部屋にあるものは盗まれるという前提で対応しないといけないようです。
長崎在住の兄が盗まれたということをフロアーの責任者に報告したようですが、前回も同様、これで盗難が無くなるという保証もなく、さりとて室内に防犯カメラの設置もいかがなものかということで見送りました。
カメラの設置は盗難が次も起きるようなら考え直しますが、問題は介護に関わるスタッフの給料が労働に見合っていないというところにあるのではないかと推測します。
今回の事件もそうですが、報酬が労働力に見合っていれば、不満も少なかったのではないかと思います。
認知症を始めとして老人のワガママに忍耐強く接している姿を目にすると、強く抗議することも憚れるような気になります。やはりそこには感謝の気持ちが湧いてきます。
事情があって盗んだんだろうと兄とも話していますが、当然窃盗は犯罪行為であるには違いがなく、次も盗まれたら残念だけど防犯カメラを置いて犯人を見つけ出さざるをえないなと話しています。関係のないスタッフまで疑うようになるのは本意では有りませんから。
介護職は売り手市場とはいえ、その報酬額の低さに、志を持ってその仕事を始めた人たちが疲れ果てて意欲をなくしていくのが充分に予想されます。
介護されることになるのは明日は我が身です。
こんなお粗末な制度しかないお粗末な国で、残された家族の負担を考えると、長生きをするということはいいことなんでしょうか・・・・・
個人的見解を言えば、安倍や菅、高市などの愚かな権力者達の愚かな政策で国が衰退していくことを見ているにつれ、長生きすることに何の意味も見いだせません。
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