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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2007/09/20 (Thu) 12:52
マウスの実験

別のコラムサイトにも同じことを書いていますので、そちらを読んでいただいた方にはネタが尽きたかと思われてしまうのも癪ですが、そーなんです。いろんなことを同時に考えることはあるにはありますが、取りとめの無いことばかりで、それを全部このブログに書いていると多重人格と思われるおそれ大でして・・・

今日のお題はコンクリートと木が与える影響です。

新聞記事のパクリですが、某大学(だったような)で、コンクリートと木で作った同サイズの箱に同じ月齢のマウスを入れたらどんな変化が現れるかと言う興味深い実験でした。

その結果は、木の箱に入れられたマウスには行動の変化は出なかったようですが、コンクリートの箱に入れられたマウスには攻撃的な行動が現れたそうです。

このことが即、人体に同じような影響があるのかどうかまでは不明ですが、マウスも人間もサイズの大小の違いはあるにしても同じ動物ですので何らかの影響があると思ってもいいのじゃないでしょうか。

現代人の行動エリアで、住宅はともかく学校や職場で体験する空間はまずほとんどが鉄筋コンクリート造で作られていると思います。
屋内までコンクリート打放しで仕上げられた空間に身をおいている方もかなりおられるでしょう。

そして住宅。

木造の住宅がまだまだ圧倒的に多いものと思いますが、耐震性や耐久性を考えて、または設計者から薦められて鉄筋コンクリート造の住宅で生活されている方も多いでしょう。マンションなどの共同住宅はまず、そのほとんどが鉄筋コンクリート造か鉄骨鉄筋コンクリート造での建物になっているものと思います。

上述した実験から思うことは、このように鉄筋コンクリートの建物で生活してきた子供たちにどのような影響があるのかしらということです。
最近の子供たちは切れやすくなったということも多く聞かれます。その原因は多岐にわたっていることだと思います。

食生活の問題もあるでしょうし。
ファーストフードに頼った食生活はカロリーが高く、燐も多く摂取するようになってきた原因もあるかもしれませんが、その様々な要因の中のひとつに、この鉄筋コンクリート造で出来た建物で生活するようになってきたこともありはしないかという気がします。

設計者としても鉄筋コンクリートは可塑性に富むためインパクトの強いデザインをすることが出来るので、その意味では非常に魅力を感じるのは正直なところですが、このような実験データーを読むと、設計者のデザイン欲で居住者に対する建築の影響を無視して言い訳が無いはずです。

写真写りのいい建築や生活シーンをまるで頓着していないようなガラスだらけの建築は、構造体が鉄筋コンクリートだから出来たようなものもありますが、設計者はかっこいいデザインだけをやっていればいいのでしょうか。

箱の中の攻撃的に変わったマウスは、明日の私かもしれませんし貴方かもしれません。


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