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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2007/09/08 (Sat) 09:26
重要伝統的建造物群保存地区

昔も現代も町並という景観は街路沿いに発生します。徒歩でしか移動出来なかった頃の宿場町に人が集まることから商店ができ、そうやって町並というものが発生してきました。

人が集まらない場所では町並は発生せず、民家が散在する地域になりますが、それはそれで茅葺屋根で作られた民家は自然の中に溶け込んだ景観を呈して、日本の童謡そのものの風景であったようです。

現代では、屋根材は不燃材で作らなければいけない決まりになっているので、このような茅葺屋根はよほどの田舎に行かない限り作ることができなくなりました。
おまけに、茅の入手が困難になったのと、その茅を葺ける職人不足もあって、萱葺き屋根は鉄板で覆いかぶされるケースが多く見られます。

個人的には、この茅葺き屋根の現代版といえる屋上緑化、屋根緑化を設計に取り入れて行きたいと思いますが、コストの問題やメンテナンスの問題など解決しないといけない事柄も多く、なかなか建築主に頭を縦に振ってもらうことはありませんが、気長に説得していきたいと思っています。

なお、この古い町並を保護する目的で、重要伝統的建造物群保存地区(伝建) と言うエリアが各地でありますので、興味のある方は一度訪れてみたらいかがでしょうか。

その紹介URL 

http://www.bunka.go.jp/1hogo/shoukai/main.asp%7B0fl=list&id=1000000177&clc=1000000153%7B9.html

伝建のような昔の町並や木曽の白川建築群などの民家は庶民が自然に必要に迫られて構築した、いわば Architecture without architect です。恣意的な建築士なんて要らねーよ、と通告されているような気になりますね。

そんな建築を見るたびに、建築士ってのは何のために存在してるんだろうと、本当は要らないんじゃないかと考えさせられます。

有名な本「Architecture without architect」もあり、海外の同じような自然発生的な建築物を見ても同じ思いにさせられます。

美しい町並を見るに付け、悩むばかりです。

町並関係は今回でシャッターガラガラです。

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