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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2013/11/15 (Fri) 09:22
きのう

昨日、今いるマンションで投身自殺がありました。外部の非常階段を上り10階から飛び降りたそうです。

朝、駐車場で警察官が数人居るのを見かけました。

その時は、このマンションは外部の人が自由に出入りできる昔ながらの防犯を全く考慮していない設計のために駐車場に停めている車がリアウインドウを割られたという事件が合ったばかりだったため、またそんな事件かと思いつつ寝ぼけ眼で顔を洗っていたら、インターフォンが鳴り、妻が玄関を開けた所、そこには若い警察官が立っていました。

まだ頭のなかでは車上荒しか何かと思っていたので、夜中の音に気が付かなかったかとの質問を受けても、そんな深夜は寝ているので分からないと答えて、一体何が合ったのかと聞くと、投身自殺だとの事。

朝の3:30から4:00間らしいとのこと。

あれま、と言う気持ちで外の様子をあらためて覗くと、まだ警察官が数人居ました。

朝食を取り新聞を読んでいる時に、理事長からの電話。

今朝の件で協議をしたいので管理室に来てほしいとのこと。

私は副理事長をしている関係上、取るものも取り敢えず管理室に行くと、そこには防犯カメラをチェックしている警察官とすでにやってきた管理会社の社員がいました。

その時の情報としてはまだまだ少なかったのですが、若い男性だということと非常階段を上って10階から飛び降りたとのこと。遺体は深夜に警察の方で司法解剖のために搬出済ということでした。

マンションの管理組合の理事長、副理事長2名、管理人、管理会社の社員とともに落ちた場所を確認しました。

血は洗い流されていましたが遺体の形のチョークが駐車場の床にまだくっきりと残っていました。

思わず飛び降りたと思われる非常階段を見上げましたが、下から見ても相当な高さ。下に止められている車に当たらないようにかなりジャンプして飛び出した様子が見て取れました。

とにかくこのままじゃ気持ちも良くないのでお寺に依頼してお祓いをしてもらう段取りを取り、16時からということに決まって引き上げました。

16時までの間、なんだかモワモワした気持ちのまま仕事を続けていました。

16時まえに管理室に集まり、お坊さんが来たので非常階段下に集合して読経が始まります。

始まって間もない頃、花を持った人がやって来ました。
死んだ男性の父親、兄、姉、叔父だそうです。
これは誰も連絡したわけでもなく、たまたまタイミングよく見えたようです。

読経の間、姉さんは私の前に立っていましたが、背中が小刻みに震えていました。

それを目にして思わずもらい泣きしそうになりましたが、管理人はすっかりもらい泣きしていました。

読経の後、その家族と理事長と何かの話をしていましたが、私はなんと声をかけていいのか分からず、後ろのほうでずっと立っていました。

兄さんの方は自殺を受け入れられない様子で、防犯カメラになにか写っていませんでしたかと、目を真っ赤にしながら尋ねていました。

諦めきれない様子で帰って行きましたが、胸が痛む思いでした。

その家族の話では、某高校の3年生。
高校で虐めにあっていたらしく、兄さんの必死の尋ね方に腑に落ちました。
この3日間は家にも帰っていなかったらしく、その話だけでもかなりひどい虐めにあっていたことが想像できます。

非常階段には遺書も無いのでキッカケが分かりませんが、死ぬ直前に兄さんにメールが来たそうです。
その文面は

<足がすくむけど、やらなきゃならない>

非常階段で飛び出す決心が付く直前のメールのようです。

どうして、と言う気持ちが家族でもない私にも湧いてきました。

****************************************************
君はただでさえ目が眩みそうなところに立って、なんで足がすくみながらも決行したのか。

君は死を決意するまで、誰にも相談できなかったのか。

君はどうして一人で抱え込んだのか。

君はなぜいじめた奴らに立ち向かえなかったのか。

君が空中に身を投げ出した時の気持ちを考えると、苦しくなる

ああ、これで苦しみから逃れられると思ったのか
それとも、しまったと思ったのか

途中で気を失うほどの高さでないため
その間の気持ちを考えると、とても恐ろしい。

18年という人生は、あまりにも短すぎる

生きて行くことは苦しむことも確かに多いし、そのほうが一番多いかもしれないけど

しかし楽しいこともたしかにあったのに

何も接点のないオジサンだけど、君の苦しみのホンのかけらでも

垣間見たような気がするよ

君の残像は残された人の形をした白い無言のチョークでしかオジサンにはわからないけど

その白いチョークが悲しい

どうか、むこうでは楽しくすごせよ

*****************************************************


昨日、ポール・マッカートニーの公演が福岡でありました。

昨日、昨日、昨日・・・・endless



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