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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2013/04/15 (Mon) 10:37
木材の復権

木造建築物の復権の声が次第に大きくなってきたのは嬉しい限りです。とは言っても、私は木造は残念ながら住宅規模でしか経験がありませんが。

大断面木造建築物の完成写真などを見ると、鉄骨やコンクリート造に比べて木が現す柔らかな表現に心が落ち着きます。建築基準法による制限があるにしても、それを次第次第に木造が可能な方向に政官実一体になって取り組んできている動きに、この業界の片隅に生息している者としてもエールを送りたくなります。

我が国の木材は輸入材より高価であるという事実は今でもあるようですが、いまや日本の杉は建築などに使える大きさに多数育ってきています。

住宅では柱などは杉材が一般的ですが、梁は曲げ強度や粘りがあることから松(米松など)材が一般的です。しかし、地産地消をコンセプトに、梁も極力杉を使うようにしています。

杉の梁は松に比べるとその寸法は松よりワンサイズからツーサイズほどアップすることになりますが、組み合わさった時、杉で統一された構造はやはり気持ちがいいものです。

九州の1等材程度の杉は赤みが黒く名産地の杉に比べると決して美しいとはいえませんが、銘木趣味でも無ければ十分な品質です。

昨日の夕方、TVで杉材を生かした製品を広げるために活動している方が取り上げられていました。

その中で我が意を得たりと思えたのは道路のガードレールを杉で作ろうという取り組み。

一般的にスチール製のガードレールは、街並みの景観をこれでもかというほどに汚いものにしている電線と同様、日本の街路を魅力のないものにしている元凶だとかねがねから思っていました。

確かに何十トンもの重さのある車が衝突しても崖から転落しないための強度が求めらているためにはスチール製にせざるを得ないのは理解出来ますが、景観の良いローカルな場所にも無粋なガードレールが目に入ると、それだけでも感動が損なわれてしまいます。擬木状の製品もあるようですが、どうしても偽物感を拭えません。

衝突安全性の実験をしていましたが、要求される強度は出ていたようです。

様々なところで木材が使われてくると、街歩きも楽しくなりそうです。

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