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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2013/02/09 (Sat) 08:26
天井裏のグラスウール断熱材

大規模改修工事で、既存建物は断熱材がスラブ(鉄筋コンクリート造の床がコンクリートで出来ている部分を指します)裏に発泡断熱材が打ち込んである以外は他に見当たらないという古い建物の一般的な状態。

窓ガラスをペアガラスにする予算がないために、天井裏に断熱材を取り付けることになりました。

当初はスラブにウレタンを吹き付ける方法を検討しましたが、改修工事ということでは開口部はサッシが付いたままではその臭気(シンナー系希釈剤が含まれているため)がこもるので他の職人の健康状態に影響が懸念されたことと、既存天井材を残したままでは施工精度が期待できないこともあり、現場発泡ウレタンは却下となりました。

次に考えたのがセルローズファイバーを天井裏に吹き付ける方法。
施工会社に現場を確認してもらったところ十分可能だということでしたので、これならば行けると思い見積を取りましたが、残念ながら予算的にOUT。

結局、最終的にはグラスウールの200ミリを天井裏に敷き込むことになりましt。

断熱材一つ選ぶにしても我々設計者はいろいろ模索しているってことがお分かりいただけたと思います。

さて今回は其のグラスウール断熱材の施工の話。

住宅でもそうですが、このグラスウールを「隙間なく取り付ける」ってことが至難の業。

断熱効果が出るためにはどうしなければならないかってことが理解できていない施工者がすると、言われた通り、図面通りに断熱材を付けましたよ、ってレベルに留まります。

隙間があろうがまったく気にしない。

そうならないように現場監督にくどいくらいに施工時の注意点を伝えていたにもかかわらず、断熱材の施工検査では隙間だらけ。やり直しをさせて再検査依頼があって現場に臨んでもレベルが低い。

再検査で見たところ、前回の隙間にはグラスウールの切れ端を詰め込んでいるだけなので、所定の厚みが取れていない。なんのための断熱なのかを理解できない現場では、何度手直しをさせても同じ事の繰り返しです。

こういうことを考えると、吹き付け断熱材のほうが隙間等のリスクが少なくなるメリットがあります。

木造住宅でも、充填断熱材では、壁面はそこそこ断熱は隙間なく腫れていることが多いようですが、天井裏では、天井材を吊る野縁や吊り材などがゴロゴロあるために、断熱材を隙間なく敷き込むということはよほど丁寧な施工をしない限り、ポンポン乗っけたまま。

端っこが捲れていようが全く気にしないという状態が多く見られます。

これじゃあせっかく計算して断熱材の厚みを出したとしても、全く意味を成さない。

監理者が孤軍奮闘しているだけのような虚しさを覚えることも多々あります。

やり直しをさせてもさせてもレベルが上がってこない施工レベルって、お手上げ。

職人共は、そげん言うなら、てめーでしろよ、と言わんばかりにガンつけしてきます。

まいったなー・・・・
別にこの国の体育会系のように、いじめやいじわるをしているわけじゃないのに、まるでそんな目で見られています。

彼らにしてみれば、監理者ってのは釘一つも打てない(スミマセン、私のことです)くせに、口先だけであーだこーだ言う奴らだと、敵だと思われているってことは明らかですね。

でも、発注者の代理人として大事な業務を任されているってこと、分かってほしいなー・・・・






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