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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2011/04/20 (Wed) 08:40
日本人の気質

ニュースで多くの国や人々が惜しみない援助をしてくれることを見聞きするたびに、日本人としての誇りを持つことができます。

日本という国が過去、どれほどの国際援助をしてきたのかを改めて知ることができました。このことは長い間政権を握ってきた自民党の功績でしょう。しかし利権がらみの原発を進めてきたのも同じ自民党です。

財産や家族を一瞬にして失った人が、それでも笑顔を見せてインタビューに応える姿は、利己主義に凝り固まった外国人には驚きをもって称賛されました。たしかに、日本人は自分の感情を押し殺すことが美徳と教えられてきました。これは隣国をはじめとして、ほかの国に見られない傾向なんでしょうか。

たしかにすべてを失っても冷静?なのはなぜかと私も不思議に思います。
その深層心理はどこからきているのか、それは日本人だけの普遍的な特質なのか、と。

個人的な見解ですが、建築的観点から考えると、近年まで日本の建築は紙と木でできていると揶揄されてきました。さすがに近年では不燃材を使用することが義務づけられていますが、昔はどれほど豪奢な建築を作っても、もらい火や地震などで簡単に燃やしたり倒壊したりしていました。

こんな風にどんなに多くの財産をコツコツと蓄えても災害であっさりと失ってしまう経験をたびたび経験してきたために、江戸っ子の「宵越しの金はもたねー」なんて言葉が示すように物事に執着しない淡白な気質になってきたのでしょう。明日はどうなるかわからないから今のうちに楽しもうぜ、ってことでしょう。

この国は昔から災害の多い国ですし、その国で生きてきた日本人に出来上がってきた気質が「方丈記」に代表されるような、明日はどうなるかわからないという「無常観」というものがあるのでしょう。

今、サントリーのCMで、坂本九が歌っていた「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」が流れています。明日はどうなるかわからないけど、「明日という字は明るい日と書く」という歌もあります。

学生運動盛んなころに流行った「若者たち」という歌にも「空にまた日が昇るとき、若者はまた歩き始める」とうところがあります。

精神面ではともかく肉体的にはだんだん若者ではなくなった私は、この歌の「若者」というところを「おじさん」と読み替えたり、その読み替えでもだんだん「じ」と「さ」の間に「い」が入りそうになりつつありますが、気持ちだけは前向きに、当時のテンションを思い出しながら若者のように歩きたいと思っています。でも極端な運動不足と加齢(聞こえませぬぞ)のせいで、脚力が徐々に衰えてきましたね。

震災で苦しい人のみならず、私を含めて仕事が激減した人、収入が途絶えた人など、頑張ってもなかなか上がれないで、それでもがんばっている人に、この歌を教えてあげたいと思います。

歌って本当に人に勇気を与えます。

それに比べて建築はいったい何ができるんだろう・・・・・・



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