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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2011/03/31 (Thu) 08:31
転倒した鉄筋コンクリート造の建物

宮城県名取市在住の昔の同僚にその後の様子を電話して聞いてみましたが、食料品などの物資はだいぶ行渡っている様子なので物資の援助は要らないとのことでしたが、やはりガソリン不足が深刻とのこと。

こればっかりは個人で送るというわけにも行かない。

とりあえず電話口だけででも元気な様子なのは安心できましたが、TVで放映されている範囲では、まだまだ物資も届かず灯油も不足している地域もあるために、避難所や自宅で寒さのために亡くなるお年よりも出ているとのこと。

何でこれ以上の責めを受けなきゃいかんのかと、神様が居るのなら神を呪うばかりでしょう。
せめて平年並みの気温になればずいぶん違うのに。

被災地の状況が過酷であるにもかかわらず、相変わらず人の気持も理解しようとしない傲慢不遜な石原都知事が、今度の震災は天罰だと口を滑らました。
あとで謝罪しましたが、この男はいつものことで、こうした傲慢な性格は治りません。

知事に推薦した自民党もほとほと腐りきっていますが、こんな輩を知事に今度も当選させるようじゃ東京都民も少々おかしいと思えますが、選挙権のない者が傍から何を言っても仕方のないこと。

石原や宮崎を自分の立身出世のために足蹴にして最後は首相の椅子を狙っている元三流芸人などが立候補しています。

相変わらず日本の政治は低レベルの人間が競っているということを世界中に知らしめています。

それはともかく、津波で鉄筋コンクリート造の建物が倒壊して杭も抜けていたという写真を新聞で見ましたが、とても理解に苦しむもの。

杭があるというのなら杭と建物は一体化する工事がなされているはず。

その状態であれば設定強度以上の力が一瞬だけでも加わったとすれば、建物が倒れる時には柱の根元が崩れて倒れるはず。しかし写真を見た限りでは建物がそのままの形状で横倒しになっていました。

つまり杭と建物が一体化した剛接合ではなく、回転できるピン接合であったのか。
ピン接合状態であるならば建物が倒れるにしたがって杭と基礎部分が回転し、それにつれて杭が引き上げられたのかという状態でしか考えられないケースです。

それだけに一瞬鉄骨造かと思いましたが、記事では鉄筋コンクリート造と書いてある上に、鉄骨造ならば転倒したならば鉄骨の柱や梁と外壁がまともな状態であるはずもなく、どうみても建物の形のまま転倒していますのでやはり鉄筋コンクリート造のようだなと判断しました。

この検証はその後の専門誌による報告があるでしょうからその報告を待つしか本当のことは分かりませんんが、それにしても考えられるのは、杭と基礎の工事が一体化する施工がされていなかったのじゃないかと思われます。

要するに手抜き工事。

建築工事では、まじめに施工しても手抜きで施工しても、その違いは今回のような災害に合うまでは誰にも分からないとう欠点があります。

いつ来るかも分からない災害の時に初めて露見しても、このような手抜き工事をした会社に責任を取らせようにも会社として存在していなかったり賠償責任の期間が過ぎて法的に問えないという問題が生じます。

こんな建物を施工した会社はどんな会社か分かりませんが、設計事務所の設計監理ではなかったと思いたいものです。

それにしても地震、津波、放射能と3重の責め苦を被っている被災地のひとびとの忍耐も限界に近づいているのではないかと心配しています。



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