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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2010/08/02 (Mon) 08:57
軒、庇

このところ改修工事(リフォーム)の業務が中心です。

しかし、このリフォーム調査をしていると、もちろん老朽化による劣化はどうしようもありませんが、古くなっても設計上や施工上の問題点などがよく見えてくるのも、いい勉強になります。
 
老朽化した建物の外壁の汚れやひび割れによる劣化を見ていると、庇のある場所と無い場所の窓周りや壁の劣化の差は予想以上。窓周りのシーリング材の硬化や汚れなども庇の影響は大きいことが分かります。

建物のデザイン検討の時には庇はシャープな印象を損なうため付けたくない気持ちになることもありましたが、こうした調査をすると庇の必要性を改めて認識させられます。

近所に最近流行のモダンシンプルをコンセプトにした設計事務所が設計したデザイン性のある建売住宅が数棟並んでいる場所がありますが、そのどれもが軒も庇も出ていないのでシンプルですっきりした外観になっています。しかしこの梅雨時の大雨の後通りかかったとき、軒先から下の壁や窓周りは雨で濡れた跡がかなり目立ちました。

他の庇や軒のある建物の外壁は濡れているのは壁の半分から下のほうで、窓周りはそれほど濡れていません。
このことを目にしただけでも、この建売住宅の数年経った状況が想像できます。

出江寛さんも、自邸で庇を付けなかった窓から腐食してきたことを反省しています。

軒や庇を付けてもデザイン性の高い建築を作ることが、意匠設計者に要求されています。

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