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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2010/03/13 (Sat) 09:45
耐震壁かどうかの見分け方 その1

今日も少々調子が出ませんが、昨日よりは遥かに改善されました。3日酔いとまではないでしょうが、それでもいつもよりは調子が出ません。さすがに昨日は一滴も飲めず、TVのお酒のCMを見てもウェッ!と言いたくなる気分でした。まあ、自業自得です。

少々エンジンのかかりが悪そうですが、それでも強引にはじめます。

さて先日のブログの続き。

改修や改造で鉄筋コンクリート造の場合の壁を壊せるかというところで気を持たせ(誰が気を持ってるの?という声、上がりそうですが、聞こえませぬ)ました。まずガチガチの方法から。

構造図があればまず安心。といっても、専門的な図面になりますので、専門家に見せてください。
その構造図に「耐震壁」もしくは「EW」という記号が書き込まれている壁は間違いなく耐震壁ですので、小さな開口を開けることさえも不可能です。その記号がない壁は、いわゆる「雑壁」という壁になりますので、構造的には計算に載せていませんので壊しても大丈夫です。
しかし一般的に構造図が保管されているケースは意外に少なくて、平面図がある程度ということが多い。
この平面図に上記の記号が記入されていればいいのですが、記入されていなかったらどう判断するかという問題が出てきます。

その場合の目安として、
1.その壁が上下階、同じ場所に作られている。
2.その壁には換気扇取り付け程度の小さな開口部でも無い。
を調べます。
その両方が満たされていたら、まず耐震壁で間違いないはずです。したがって、その場合の壁は、上に書いたように小さな開口部程度でも開けることはできません。

もし壁が上下階同じ位置にない壁は雑壁と思って大丈夫でしょう。

ここで重要なことは、耐震壁かどうかを判断するの最大の要素は1.だということ。
なぜなら地震の応力は梁→ 柱と壁に伝わって地面に逃がすのが基本的な構造の仕組みです。柱が上下階でずれている構造体は、あの姉歯でも設計しなかった。それと同様に耐震壁も上下階で揃っていないと応力の伝達が途切れるので、耐震性能が期待できない構造体になります。以上の理由から、柱と同様に耐震壁は上下階に揃った位置に作ることが基本です。

次に、1.は満たしているけど、2.の小さな開口部があるので雑壁だという判断は拙速です。
なぜなら換気扇程度の開口部を当初から計画していた場合、耐震壁であってもその補強を必ず構造計算上、行っている可能性が大だからです。もしこの壁が人が出入りするドア程度の大きさがあるのであれば、雑壁と判断できます。
その大きさの開口部がない場合、耐震壁の可能性は大きいのでその壁を開けるのは無理ですね。

最後に、壁厚で判断する方法を書きましょう。

というところで、今回は少々専門的すぎたような気がします。
一気に読まれても疲れるでしょうから、その方法は次回に。

●追記(2010.04.26)
耐震壁のことを略号でEWを書きましたが、これにはさまざまな記号が使われています。
ここに誤解が無いように、他の一般的な略号を紹介します。

A.耐力壁  外壁    BE
       間仕切壁  BP

B.非耐力壁 外壁    NE
       間仕切壁  NP


こういった記号で表現されている場合もあります。 



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