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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2009/01/23 (Fri) 10:20
台所

私は住宅の設計が好きな関係上、依頼はそれほど多くはありませんが、それでも独立してから実現したのとしなかったのとをあわせるとまあまあの数になります。

設計はご承知のように基本プランから始まるわけですが、いつも悩むことは台所のシンクと作業台とコンロの関連。

他にも悩むことは多々ありますが、とにかく台所は昔は奥さんの縄張り。最近はその傾向は薄らいでいますが、打ち合わせ段階で台所に関して細かい要望を出されるのはやはり奥さんのほうが主導権を握っているケースがまだまだ多い。

いわば台所は住宅において唯一の作業場的な場所でもあるわけで、そうなるといかに使いよく作るかに神経を使いますが、いやいやそれだけじゃあらへんで。台所で調理しているとき(後片付けは最近は食器洗浄機が多くなってきていますのでそれほどでもないようです)に家族とのコミュニケーションをとれてしかもかっこよくという欲張りな要求がてんこ盛りのエリアでもあるわけですね。

法的には台所が1階にある場合は内装制限がかかってきますが、これもIHヒーターを使えばクリアできます。しかしIHヒーターは電磁波の問題がクリアされていませんがその辺の話は今回は割愛して。

内装制限とは、壁、天井を準不燃材以上で仕上げなさい。他の部屋との区画は天井から500以上の準不燃材以上で出来た垂れ壁を付けなさい。ということに合わせて、コンロからフードの下端゙までのアキを1m以下にしなさいという規定もあります。

こういった法規制をクリアしながらかっこよくて作業しやすくて家族が和気あいあいできる台所の設計をするわけです。

そこで頭を悩ませるのが冒頭に書いたシンクとの関連。

台所を使う人がそれまで使っていた方式に合わせたほうが最も簡単でしょうが、そうもいかないケースもありますので、この問題は慎重に聞き取りをしながら決めていかないと後で大変なことになります。要は慣れの問題だと片付けられればいいのですが、使う人にとってはそうも行かないようです。

調理の仕方、食材をどうやって洗っているのか、右手に何を持っているのか、そもそも右利きだと決め付けていないか、料理の種類は何が多いか、台所でちょいと一杯やりながらなのか、などなど。

このように聞き取り内容は本当に多いんです。
で、全て答えてもらえるかというとこれがそうでもないことも多い。なぜなら無意識でしていることが影響しています。

この無意識でしていることが最も重要なんですね。ここが使いづらいかどうかの分岐点になるわけですから。

台所プランの時には料理を作っている妻の動きをじっと見つめて参考にしていますが、目つきの悪い私が見つめるとなんだか睨んでいるように見えるらしくて、妻から料理し難いと文句が出てきます。

目つきの悪いのにはいい加減慣れろよ。
たまには熱い目線で見つめられても良いでしょうに・・・

味気ないなぁ~

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