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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2007/04/03 (Tue) 09:02
玄関ドア

玄関ドアには引き違い戸と開き戸があることは前回お話ししました。開きドアには室内方向に開く内開きと外側に開く外開きの2種類がありますので、この2種類のいい面悪い面を書きます。

最初に一般的な外開き。
まず、ほとんどの住宅で玄関のドアといえば外開きになっています。理由はさまざまですが、まずわが国の多雨という風土の影響から雨仕舞の処理がしやすいという理由が最初に挙げられるでしょう。ドアの内と外で段差を付けることで玄関土間に雨水が入り込まないような処理ができますし、さらにゴムパッキンなどを取り付けて防音性能も確保できるような作りができます。
次の理由としては、玄関土間の広さが確保できないことによるもの。
内開きならばドアの開きぶんプラス人が立つスペースの確保が必要になりますが、外開きならば人が立つぶんだを考えればよろしい。狭い玄関しか取れないアパートのようなケースでは外開きにせざるをえないことが分かりますね。ついでにいえば、たとえ高級なマンションで玄関土間を広く確保できたとしても、集合住宅のような場合では避難方向にドアが開くことが必要になります。したがって、外開きのほうが当然ですが避難しやすいってことになりますね。

でわでわ、外開きがきまりじゃんと思ったことでしょうが、ちょっと待ってプレイバック・・・外開きにも当然デメリットがあります。それは、外にドアが開くと言うことは、外側から鍵のデッドボルトが見えることになります。ドアの隙間に何らかの道具を差し込んでこのボルトを切断しようと思えばできるわけです。以前はこのような方法で鍵が壊される被害が多発しましたので、鍵のデッドボルトが見える範囲をカバーする金属製のプレートを付けることが一般的になりました。これでまあ、ひとまずはこの欠点をカバーしたということになるのでしょう。

玄関ドアとは本来は来訪者を快く迎えるという意味合いがあるのですが、外開きでは玄関ドアの前に立った来訪者を押しやるということになりますね。そこのけそこのけドアが開くぞと言うことです。これって、失礼な話しじゃござんせん?そりゃ来て欲しくない人もいるかもしれませんが、それにしてもね。
時々見られるのが外部の階段を上がってすぐにドアがあり、そのドアが外開きで作ってあれば、ドアの前に人が立って動けるスペースがあればいいのですが階段を上がりきってすぐにドアの場合、そのドアを開けるのにどうします?ドアの取っ手をつかんで何段か降りることになりますよね。それはまだいいとして(よかないですが)、取っ手をつかもうとした時に、いきなりドアが開いて危うく階段から転げ落ちそうになった経験、無いですか?

外開きのいい面悪い面が、ある程度お分かりいただけましたか。
次回は内開きドアの話をします。
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