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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2008/08/18 (Mon) 15:36
雨水の問題

今年の夏は一日中晴れていることはほとんどなく、昼過ぎから黒い雲がモクモク沸いてきたと思ったら雷が鳴り、間もなくどゴーと激しい雨が降ってきます。

その降り方といったらまったくこれでもかというくらいに激しく、雨樋を流れる雨水の音も激しく、排水枡からも処理しきれない雨水が逆噴射して道路を流れていきます。

このような雨の降り方を見てると、いままで屋根面積から樋の大きさが建築的に決められていましたが、これからはワンサイズ大きいのにしないと間に合わないのじゃないかと思うわけですが、その前に、道路が冠水する状況を見ると雨水を集めて道路側溝に流す方式も見直すべきじゃないかと思うわけですね。

道路に降った雨水を側溝に流して道路に水がたまらないようにすることは生活の上からは必要でしょうが、建物に降った雨水までも側溝に流すことはいかがなものじゃないか昔から感じていました。

法律では雨水は道路側溝に流すということになっています。が、枡に集めた雨水を敷地に浸透させたほうが地下水などの影響に貢献するのじゃないかと考たのですが、そのような対応ができる製品がありました。

溜めた雨水を地中に出す浸透枡や浸透パイプ(雨水浸透トレンチ)のような製品もあります。
その部材の周辺に孔が土で目詰まりを起こさないように砂利などで囲ってあげる必要があるようですが、それでも微細な土は孔から入り込んで排水性能が落ちるために数年毎の手入れが必要になりますので、それだけ手間もコストもかかります。

環境対策の製品は、ソーラー電池にしても同様ですが、どうしてもコストがかかりますし手入れも必要なうえに元が取れる頃には製品の寿命も来ているというような具合なので、なかなか一般的にお勧めしにくいものがありますが、そんな中でもイニシャルコストはそれほどでもないのに効果的なのは雨水利用のタンクの設置です。

雨水利用の方式は現在は種々ありますしそれぞれ一長一短ですので、利用方法などを検討した上でどの方式を採用されるかを決めたほうがよろしいですね。

大雨に見舞われる毎に道路の冠水等にならないようにするために、また、土の保水性能が落ちたためにおきる土砂崩れなどを見るにつれ雨水のよりよい活用をもっと真剣に考えましょう。

ちなみに私は住宅の設計依頼があるたびに、予算に応じて雨水利用をお薦めしています。
しかしいくら他の環境対策の製品よりも安くできるといっても、そこはやはりン十万~百数十万はかかりますので、よっしゃ、じゃ付けたろかぃ、と言われる方は少数ですが、その取り付けた少数の方からは、雨水利用設備のおかげで水道代がずいぶん安くなったと喜んでいただいています。行政も節水を進めるのならばこういった製品にもっと補助金を出しても言いと私は強く思うのであります!
雨水利用タンクは補助金はわずかですが出ています。ソーラー電池は、補助金を付けていたのを廃止したので普及率が格段に落ちたのであわててまた補助金を出す検討をしているようです。

もはや「湯水の如く」というような水の使い方はできない時代になってきていることを認識しましょう。
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