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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2018/06/25 (Mon) 08:55
またまた車を擦られてしまいました

昨日は好天だったので、数か月ぶりに墓参りと母の顔を見に長崎に行きました。

途中でパーキングエリアで食事をした後、妻と私の父が入っているそれぞれのお墓にお参りをして母が入っている特養老に。

母とは数カ月振りに面会しましたが、会うたびに元気がなくなってきている様子が気になります。
会話も以前のように弾まなくなり、ぼんやりとした生気のない表情を見るにつけ、あれだけ男勝りだった母がどんどん弱ってきているのを実感するのもつらいものです。

あまり会話も弾まず、そろそろ出発しないと遅くなるのでそんなに時間も経っていませんでしたが母に「また来っけんね」と言って駐車場に向かい車に乗り込もうとしたところ、妻が「えっ、何これ」と。
助手席側に回って見ると、車体に明らかに擦った跡が。ドアミラーは倒していたのですが、そこにもくっきりと擦った跡。

あちゃー、またやられた。

高速道路のPAで昼食をとった時も墓参りの時も気が付きませんでしたが、白い塗料がざっとこすった跡が残っています。
PAやお寺の駐車場では助手席側は日影でしたので気が付かなかったようですが、特養老の駐車場では助手席側に陽があたっていましたので、そこで初めて気が付いたということです。

これで2回目。
最初は自宅があるマンションの駐車場でやられました。
隣のスペースは出勤に使っているので昼間は空きになっている関係上、デリバリーの車や介護の車などが時々無断で使っているのを目撃しますが、その時もドアミラーやホイールカバー、ドアパネルまでザっとこすられました。

防犯カメラはありますが、犯罪行為というほどもないので特に防犯カメラの録画を確認するような要求も管理組合へしていませんが、犯人は上に書いた職種の人だろうと思っています。が、今回はやられた場所さえわかりません。

こすったことも気が付かなかったのか、それとも知らんぷりしたのか。

もし私が運転中にこすったのなら、ドアミラーは起こしていますのでドアミラーに最初に影響があるハズ。ドアミラーをこすっているということは運転中ではなく明らかに駐車中といという証拠になります。

いやはや、それにしてもマナーのいいこと。
こうした些細なことから見ても、社会の様々な悪癖から次々に生じる破廉恥行為に対して、誰一人として責任を取らないも民族になり下がったと実感します。

責任を実感し、責任は私にあると明言し、膿を出し切るといった張本人が、責任のかけらも感じず、膿を出さずに海外に逃げまくっている情けない卑怯者を支持し続ける日本人の倫理観が、この男の低能の度合いに合わるようにどんどん壊れていっています。














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2018/06/22 (Fri) 16:46
ブロック塀倒壊は調査方法が不適切

倒れたブロック塀は、小学校が2015年に防災研修の際に外部から招いた講師から危険だと指摘を受けて、校長が市の教育委員会に連絡し、教育委員会が16年2月に塀を打診棒でたたい調査した結果安全だとの見解を出したようです。

調査した市の担当者は建築技術者であったようですが、建築士の有資格者ではなかったとのこと。

ここで専門家以外の方に間違った情報が伝わる恐れがあるので書きますが、そもそもブロック塀の安全調査で打診棒で調べることが間違っています。

打診棒による検査とは、劣化したモルタルやタイルなどの浮きが生じていないかどうかを叩いた時の音で判断するためのものですので、今回のようなブロック塀の安全性の検査には不適切です。

ブロック塀の安全性を調査することは建築基準法に合致しているかどうかを見極めることです。

1.高さ 2.控え壁 3.配筋 4.ブロックの厚み

この4項目が法規に合致していることを確認した後に、ブロックの割れなどを打診棒による調査をすることが適切です。したがって打診棒検査だけで安全だと判断したことが危険な塀を放置してしまいました。

上記に書いた項目のうち3を除けば目視や採寸で簡単にわかることばかりです。

3に関しては目視や打診では分かりません。かといって鉄筋の有無を調べるためのブロックを壊すことは非現実的ですので、非破壊検査として鉄筋探査機という超音波を出してその波形から内部の鉄筋の有無を判断する機械を使うことが一般的です。ここまで調査して初めて安全かどうかの判断が付きます。

ただし、その鉄筋の錆の有無までは判断できませんので、あくまでも調査段階での安全性の判断ということになります。

今回倒壊したブロック塀の安全性の有無を打診棒の検査結果だけで判断してしまったことが問題になってしまいました。

今回のようなブロック塀に限らず建築物の安全性の調査には慎重に時間をかけて行うことが必要です。鉄筋コンクリート造や鉄骨造は言わずもがな、木造でも基礎の鉄筋の有無や数を調べるためにも鉄筋探査機のような特殊な機械が必要になることも多々あり、その結果意外にコストがかかりますが、こと人命に関わる可能性を考慮すればやむを得ないものだと思います。



2018/06/19 (Tue) 08:50
大阪の地震で倒壊したブロック塀について

昨日の大阪の地震で、小学校のコンクリートブロック塀が倒れて小学生が犠牲になった痛ましい事故がありました。

記事によると、このブロック塀は高さが違反な上に転倒防止の控え壁も無かったようで明らかな建築基準法違反でしたが、よくよく読んてみると、高さ1.9mのコンクリートの塀の上に高さ1.6mのコンクリートブロック塀を積み上げていたようです。

本来のコンクリートブロック塀の高さ制限は、積み上げ式、つまり無筋のブロック塀は地面からの高さは1.2m以下、控え壁は4m以下毎に控え壁の幅、つまり控え壁そのものの長さはブロックの厚さの1.5倍以上必要です。
補強筋入りのコンクリートブロック塀の高さは、ブロックの厚みが15cm以上の場合、地面からの高さは2.2m以下、控え壁は3.4m以下毎に塀の高さの1/5以上の幅が必要で、基礎のコンクリートに十分縦筋を根入れが必要です。

その両方の基準からみると、地面からの高さが3.5mということはこれだけでも違反であるにもかかわらず無筋とのこと。さらに控え壁もないということになると、これは塀の施工業者の不作為責任が問われることになります。

この事故を見ても、目隠しのためとはいえ、こうした手抜き工事のコンクリートブロック塀を築造する際に、もしこの塀が倒れたらどういうことになるかという想像力が施工業者に欠落していたとしか思えません。

塀のそばを子供たちが毎日のように通ることを理解していれば、目隠しの目的であれば他のほかの軽い建材を使用することを考慮しなかったのかが残念です。こういう危険な塀のそばを子供たちが日常的に歩くことに対するリスク回避よりも、コンクリートブロックのほうが安くできるからという経済性を湯煎させたのでしょう。そもそもその塀が危険だということを理解していなかったのでしょうか。

このことはこの小学校に限らず日本中の企業に見られることは、毎日のように企業のコンプライアンス違反報道を目にします。ほぼ毎日のように企業の責任者や官僚、口害の多い政治屋が謝罪して頭を下げている写真も見飽きるほど目にします。
ことほどさように日本人は、コンプライアンスよりばれなきゃメッケモンという相変わらずのエコノミックアニマル的気質から脱却できていないということでしょうか。

今回の地震で図らずも犠牲になられた方々は、その直前まで元気に健やかに過ごしていたはずなのに、その直後には世の中からいなくなってしまうことを強いられた無念さに、胸が痛みます。無常さがしみます。

亡くなられた方々にご冥福をお祈り申し上げます。m(__)m

仮に建物に被害がなかったとしても、大きく揺さぶられた後は建物の耐震性能が落ちますので、できるだけ速やかに建物の点検を信頼できる設計事務所や建築会社に依頼されることをお勧めします。

建物が存在している限り、居住者の人命と財産を守ることができるように点検しましょう。


2018/06/16 (Sat) 08:55
長年、据え置き型食洗器を使ってみて

昨日、食洗器のことを書きましたが、使用中で気が付いたことなどをつれづれと気の向くままに(兼好さん、すみません。パクリです。)。 
私の実体験ですし据え置きタイプでのことでビルトインタイプは分かりませんし、既に使われている方には何の参考にもなりませんのでスルーしてください。

<カタログにあるような人数分の食器は入らない>
これは日本車のカタログにあるような燃費と同じ。TOYOTAのプリウスなどはカタログでは27km/lとあるそうですが、実際に使っている人の話を聞くとせいぜい20km/lがいい所だと聞きます。
やはり前から言われているようにカタログ値の8掛けが実数値という認識は変わっていない様子ですが、それと同じよなものです。

カタログでは6人向けと書いてあっても、カタログに載っている写真は平べったい皿ばかりで茶碗などは少々。実際的にはありえない食器がカタログの参考として写真が載っていますが、その写真に結構騙されてしまいます。
実際には隙間をあまりとらないように四苦八苦しながらキツキツにしてようやく6人向けの食洗器が5人程度収まるようです。

<カタログのように入れると綺麗に洗浄できない>
上に書いたようにキツキツに入れると、噴出する洗浄水は食器の隅々まで当たらないために洗い残しが結構出ます。そのために妻も聞き取りをした奥様のほぼ全員が下洗いといって食洗器に入れる前に汚れをざっと流してから入れるとのことでした。
これじゃ節水効果も半減しそう。

食洗器の洗剤は専用のモノがあるようですが、これが普通の食器洗い洗剤との違いが分からない。
ノズルが詰まらないようになっているのかわずかな量でも洗浄能力が落ちないようになっているのかだろうと思いますが、洗剤メーカーも違いの説明が不足していますね。しかもその専用の洗剤が普通の洗剤より高いとのこと。

この辺は洗剤メーカーの対応の改善が必要なのではないかとひそかに思っています。

メリットは

<人では不可能なくらいの高温で洗う>
人の手で食器を洗うとしても、せいぜい30℃から40℃だろうと思いますが、食洗器の場合はコースにもよりますが80℃の高温洗いも可能なようです。これくらい高温で洗って乾燥も同じくらいの温度で乾燥すれば殺菌効果も大きいでしょう。

この高温洗いは食洗器に温度を上げる機能付きになっていますのでそれを使うことも多いと思いますが、それは結構電気代がかかります。

食洗器に接続させている蛇口の温度を給湯器で上げておけば電気代も食洗器の機能を使うよりはかからないのと思いますが、流し台の水洗を使う時に高温設定にしていたことを忘れないようにしないと大変です。

これもビルトインタイプなら食洗器専用の給排水配管接続になっていますので、こういう心配は不要です。


2018/06/15 (Fri) 08:44
15年間使い続けてきた食洗器が壊れました

15年間使い続けてきた食器洗い洗浄機がついに壊れてしましました。

乾燥機能はまだ生きていますが、狭い流し台の上に置いているだけでも邪魔なので妻が処分してよろしいとのご信託もあったので、ついに廃棄処分になります。

商品はTOTOの竪型食洗器で、7年目くらいに水漏れが止まらないのでTOTOに部品交換をしてもらった以外に故障らしい故障はありませんでしたので、実に高性能の製品だったと思います。その時に、TOTOは食洗器製造からは撤退するので、次に壊れたときには部品がありませんと言われたものでした。

今や食洗器は当たり前の台所用品になっていますが、私が我が家に取り入れた時分はまだ食洗器の必要性もそれほど認知されておらず、食洗器を薦めるからにはどういうものかを経験してみないとわからないということもあってビルトインができないので据え置き型の縦長の食洗器にしてみました。

当時は数社の家電販売メーカーから出ていたような気がしますが、今やパナソニックだけの独占販売状態のようで、流しに組み込むビルトインタイプもパナしか選べない状態です。西ドイツの有名メーカーのBOSHもありますが、正直高い。それに日本の和洋中華のような多様な食文化を持つ日本家庭の多種類の食器に対応できるのかしらという疑問もありで、評価は高いものの結局のところ各家庭の独裁者(もちろん、常識的には奥様ですね)の意向もあってパナを選ぶことが多くなります。

食洗器はこうして、トイレのウォシュレット(といってもこれってTOTOの商品名なんですが、我々業界での「ガルバリウム鋼板」同様に一般名称として認知されてきていますので書きます。LIXILはシャワートイレという製品名です。正式名称は何なのかは調べていませんが、臀部(あるいは肛門?)洗浄装置機能付き便座とでもいうのかしら。それにしても長いネーム)同様に、いまや新築家庭のみならずリフォームでも設置を希望されるケースが多くなってきています。一般家庭への宅配ボックスもそのうち普通になってくるのでしょう。

なんだか話がそれまくっていますが。

食洗器は節水になるとの謳い文句ですが、洗浄から乾燥までの電気を使用している以上は節電にはなっていないことは確かでしょう。そうなると本当の意味でのエコなのかは正直分かりにくいものがありますね。

新たな食洗器を購入するかを我が家の西太后のご意向を拝聴したところ、こんどは食器乾燥機だけでよろしいそうな。

ハハーッ、御意のままにm(__)m





2018/06/13 (Wed) 15:28
車検に出したときのディーラーと民間車検場の違いがよくわかりました

車を車検に出しました。

この車検制度という代物は以前調べたところによると、真贋の程はわかりませんが大正時代の制度を残したようでうす。大正時代なら車の性能も想像できるので、ある意味人間の健康診断みたいなモノと思えば納得いきますが、今のご時世で大正時代の車の性能に対応した同じ制度が残っていることに、日本という国の庶民からなけなしの金を分捕って官僚どもが無駄遣いできる仕組みを残す役人天国体制そのものを実感します。

今でこそ新車からの最初の車検は3年目になっていますがそれ以降は2年毎ですので、2年毎に馬鹿にならないお金が出ていきます。富裕層にして見れば車検毎に買い替えるという人も多いようで、その度に車を買い替えてもらおうと売り込みする販売会社も、車検制度によって民間車検場の人も潤っているわけで。

こうやって私の知らないところでお金がぐるぐる回る仕組みになっている社会なんですが、それにしても高い!

従来はディーラーに依頼していました。高くても安心だろからという気持ちでしたが、どうもディーラーだから安心ということはないそうです。

以前、ワゴン*という軽に載っていた時に、ディーラーに車検を出して半月もしないうちに故障(本当にこのワゴン*という車、よく故障しましたよ)した際に、車検を受けたばかりで故障したなら何のための車検だと抗議しましたが、当時のディーラーの検査担当者曰く、「車検時にその兆候が出ていなきゃわかるわけがない。」
故障しないように予防のための車検であるはずだから、分かるわけがないってんじゃ何のための車検だよ、と抗議しましたが、ははん、ディラー車検ってのもこの程度かと思い知らされた記憶があります。

その経験があったにもかかわらず愛車をディーラーに車検毎に出しているのは学習能力がないことをさらけ出していますが、ス*キのような三流メーカーではない世界で最も販売台数の多い車のディーラーだし大丈夫だろうという期待をしていたのは正直なところです。

今回はいろいろと出費が重なりましたのでディーラーと民間車検専門と見積もりを取りました。民間車検場はディーラーの半額でした。小心な庶民はどうしても安きに流されるものです。結局、安いほうを選びました。

昨日、選んだ民間車検場に持ち込みましたが、検査状況を窓越しに見せてくれるし検査が終わってからの説明も丁寧にわかりやすくしてくれました。

ディーラーに依頼した時は任せっきりで、内容の説明は最後に渡される用紙の中にチェック項目として一覧表に書いてあるだけでは素人にはわかりにくかったので、今回の民間車検場の仕組みにはある意味感動しました。

全ての民間車検場がそうなのかはわかりませんが、ここに出して次回の車検まで車に問題が生じなければ次回もここに依頼することになるでしょう。

あ、そろそろ引き取りに行く時間です。
それでは失礼しますm(__)m





2018/06/11 (Mon) 09:45
省エネ住宅のメリットを分かってもらう方法

建築専門誌で、省エネ住宅の居住性を分かり易くするための体験談が掲載されていました。

かたやZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス 略して「ゼッチ」と呼んでいます)とかたや築20年の木造住宅のそれぞれの宿泊体験記です。立地はZEHが東村山市で都内より気温が低くなる地域です。

双方ともに同時に二人の体験者が同一場所での温湿度計を置いて、同じような生活をしてみた結果の検証報告です。

詳細は省きますが、エアコンを入れているわけでもないのにZEHが室温が終日16℃前後で推移していて、体感的に暖房を必要としないほどであった様子が載っています。

早朝の起床時には寝室の室温は13.3℃。就寝した時には14.5℃だった様子で、わずか1.2℃しか下がっていなかったとのこと。その時間に外気温を調べると-4.7℃。外気温に影響を受けないということがはっきりしました。

かたや築20年の木造住宅では早朝の同じ時間では寝室の室温が8℃で起きて着替えるのが苦痛だったとの報告です。

これ程にも差があったということに驚きです。

設計打合せの初期段階で省エネ住宅の説明を行っている折に、省エネ住宅にした場合のメリットを説明してくれと言われても、実体験が把握しづらいこともあってメリットがなかなか理解してもらえないうえに、デメリットとして省エネにするためのコストがかなりかかります。

私は潤沢な予算の住宅の設計依頼はほとんどありませんので、厳しい予算で住宅を建てる依頼者が、樹脂サッシやペアガラスなどの目に見える建材だけではなく、省エネ効果を上げるために壁内に埋め込まれている省エネ対策のためのコストに対するパフォーマンスが分かりづらいために、そのコストを減らす方向に意識が向くのはやむを得ない面もあります。

省エネにすることによって室温が外気温に影響を受けない結果、ヒートショックのリスクが劇的に下がるという医療面でのメリットを説明する手法はたびたび使いますが、依頼者が現実的に直面している問題としているものでもなければ実感に乏しいのは表情を見てもわかります。

断熱効果という代物は理解してもらいにくいものですので、今回の専門誌の実験のように、同じ時刻に生活する上での省エネ対策の有無の違いがある建物による実験値を比較検証して初めて分かるものでしょう。

旧民家の断熱材の少ない建物を建て替えて、しっかり断熱材を入れた住宅(コストの関係上、樹脂サッシは使えない高気密高断熱程のスペックは採れませんでしたが)を引き渡し後に訪ねて、生活の変化や快適さの様子を尋ねることはありますが、断熱性能の向上は意識されていないことがほとんど全ての人に当てはまります。

お尋ねして初めて、そういえば前よりも寒さを感じない。という回答がほとんどです。

しかしこれは仕方のないことで、毎日の生活の中で以前の生活とを毎日のように比べるなんてことをするわけもなく、新たな生活に人間の感覚はすぐに慣れてしまい、それが当たり前のことになってしまうのはそれこそ当たり前。

確かに高気密高断熱にすること、さらにその上のレベルのZEHにすることは、その性能を確保するためのコストは以前の1.3倍以上掛かるようになって来ています。もちろん仕様にもよりますが、ZEHにすると標準的面積木造住宅で坪単価90万円かかるケースもざらにあります。

経験からですが、高気密高断熱でもない普通に断熱材を入れた木造住宅では私の場合は、以前は坪52~3万円当たりの価格帯が多かったものですが、高気密高断熱にすると坪70万を超えるのが普通になってきています。場合によっては坪80万近くかかるケースも出てきていますし、よりハイスペックなZEHならば坪90万台になるのもむべなるかなというところです。

将来的に医療費が軽減されるというメリットを分かってもらえるような伝え方に神経を使ってきましたが、今回の専門誌のような実験データがはっきりしてくると、それをもとに説明がしやすくなるのは有難い。

その専門誌では継続してその具体的なデータを掲載するとのことで、大いに期待しています。



2018/06/04 (Mon) 10:54
BIMに悪戦苦闘しています

何時かは身に着けたいと思いつつも先延ばしし続けたBIMの練習をしています。

BIMはこれからの建築設計には必須のアイテムになるソフトであるし、そのためにも操作スキルを身に着けることは必須の時代になることも分かり切っていましたが、なんせなかなか必要に迫られなかったこともあって真摯に向き合いませんでした。

BIMって何ね?という方も専門家以外にはおられる(長崎弁:おんなさる)と思いますので簡単に書くと、PCの画面上で建物を最初から立体的に操作し、それと連動して図面も作成され、あるいは見積数量も出せるという優れものです。

2次元CADなら建物のデザインをエスキスしながら模型を作って検討をしながら、いまいち出来がよくないなーと思って変更したら変更図を作って、の繰り返しになりますが、BIMなら画面上で立面やプランを変更しても、それと連動して図面も自動的に変更されるので、従来のように改めて模型や図面の作り直しがいらなくなります。

発注者へのプレゼンテーションのために立体的な模型が不要になるとは思えませんが、検討段階で模型を再三にわたって作り直す必要がなくなるというだけでも作業能率が上がると観念的には理解できますが、はてさてそれをしっかりと身に着けるためにはどれほどの時間が必要なのかということと、高額なソフトに投資してそれが生かせるような仕事の依頼が来るかということも併せて考えると、二の足どころか三の足を踏みました。

そう迷いつつもしっかりとBIMを取り入れている設計事務所は大手のみならず個人事務所でも見られるようになってきましたので、よっしゃ、ここで一つ取り組んでみっぺ、と思い立ち、とりあえずは代表的なBIMソフトを比較検討し、日本の法律に合致しているというBIMとしては最後発の日本製GLOOBEをとりあえず無料試用期間1か月を申し込んでDLし、それを練習している最中です。

実感は2次元CADレベルどころじゃない煩雑な操作に、いったい一か月の試用期間でどれほど理解できるのかということになるのかしらと、ほとほと弱気になります。

合間合間に練習していますので、前にやった操作を忘れてしまってまた数ページ戻りの繰り返し。2歩進んで1歩下がるという、何かの歌詞状態(^^;

しかし、ボリュームスタディの段階での建物の形状を作成するというところは、操作の煩雑さを習得してしまえばさすがにわかりやすい。模型で斜線制限だの日影規制だの天空率だの様々な日本の建築基準法を一気に立体的に作り上げることの煩雑でうんざりしますが、これを簡単に提示してくれます。

あまり習得できないままでお試し期間が過ぎそうですが、終わったら今度は別メーカーのARCHICADを試してみようと思っています。初期コストはGLOOBEの方が安そうですが、なんだかんだと別のソフトも必要になるような様子。
まあ、これはほかのソフトも同様の様子です。しかし要はコストだけで判断しないで使いやすいほうを最終的には選ぼうかと思っています。

試用期間は後2週間。わけのわからないままであっという間に終わりそうですが、最後まで取り組んでみます。

しかし、実際取り入れるとなると、我が倹しい事務所には、た、高い・・・・・(T_T)


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