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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2017/11/30 (Thu) 04:57
18日のコメント欄に書かれた「ゆう」さんへ

10月18日に下記のご質問を頂いていた ゆう さんへ、翌19日には返事のメールを送っていますが、御覧頂いているのかどうか不安になって居ましたが、やはり御覧頂いていないのではないかと今になって気が付きました。

このブログに対するコメントに対しての返事がコメントされた方に届くのかどうかがさっぱり分からない。
数年間、このFC2でブログを書いていますが、その辺の使い方の説明も見当たらないのは流石にアメリカ発祥のソフトです。

これからはコメント欄で質問をされた方への回答は、ブログに載せるようにします。

ゆうさんへの回答は翌日に送ったつもりであっても閲覧されていなかもしれないということを今になって気がついても、間が空きすぎてなんの役にもたたなかったのじゃないかと思います。

気がつくのが遅すぎて申し訳ありませんでした。m(_ _)m

今更でしょうが19日に送ったつもりになっていた回答を改めて乗せますので、お役に立てれば幸いです。


> こんにちは、ブログを読ましてもらいました。
> 先日RC造建物(45年前建築)の中の間仕切り壁(1部のブロック積の部分のみ 臥梁があったり、なかったり)を解体してほしいとの依頼が来ました。普段は木造メインでやっているので、臥梁下のブロック積の解体が躯体に影響を及ぼすのか、よくわからなくメール致しました。もしご教授もらえたら幸いです。
> いきなり申し訳ないです。よろしくお願い致します。

ご連絡有難うございます。RC造のブロック積み間仕切り部分の解体に関してのご質問ですね。

結論から申し上げると、補強コンクリートブロック積部分の解体は構造耐力には影響ありません。

但し、この構造体が適切な構造計算をされているものと言う前提でのことです。当時の建築確認通知書があればそれを確認されてください。

コンクリートブロックという製品は厚みが100、120、150の各種がありますが、厚み120以下は耐力壁としては計算されませんし、150厚みもRC造耐震壁同様とはみなされません。
<今回の追加項目;補強コンクリートブロックの主な用途は塀や帳壁などで、耐震壁としては使いません。>

あくまでも簡易的な間仕切りとして、躯体の重量を軽減する目的で使うことのほうがほとんどです。また臥梁はあくまでもブロックの頭がふらつかないように安定させるためのものです。

ブロック間仕切り以外のRC間仕切り壁部分は、ご質問の内容では耐震壁かどうかが不明ですし耐震壁かどうかの確信が持てないうえに構造計算書がなければ安易に解体することは避けましょう。

どうしてもRC造間仕切り壁の解体をする必要が有るのであれば、45年前では現行法規の構造基準とは違いますので耐震診断をされることが必要です。

安易に解体することは非常に危険ですよ。

参考になれば幸いです。

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2017/11/29 (Wed) 11:15
大企業の不正とリンクしている建築の監理業務

日本の大企業の不正が続々と明らかになってきて、毎日のようにニュースや新聞面で代表取締役が謝罪し頭を下げている写真や画像を目にします。

日本人の遵法精神を礼賛しまくるTV番組やネットの情報がいかに恣意的な捏造されたものであるかが、こういうことからよく分かります。残念ながら、自分の会社が儲かればいいという意識しか持てない国民なんだと思い知らされることに忸怩たる思いを持たざるをえません。

過去の不正が何故長年、表沙汰にならなかったのかを考察すると、そうした不正を働いたほぼすべての企業に製品完了検査が社員によって行われたことが共通としてあります。

そこには国が指定した技量があると認められている社内の資格員による検査があったとしても、日産のようにその資格を得るための試験が社内で行われ、資格員を増やすために問題や解答を予め知らせていたというような事態に至っては、もはや資格者の存在意義がありません。

疑問に思うのは、所属する会社が作った製品に対し、想定した強度やレベルに達していなかった場合、その担当検査員が毅然としてNGを出せるものでしょうか。NGを出したことで納期に間に合わなくなってしまい会社に損害を与えることは大いに有り得ることです。そうした事が予測される以上、たとえ社内資格とは言え、与えられた資格に期待されている業務が適正に遂行され得るのかははなはだ疑問です。

NGを出した場合、彼の上司から叱責されるかもしれません。
製品に問題があればNGを出すのは当たり前だ、流石によくやった、というような度量の広い上司のほうが砂の中のダイヤモンドでしょう。

担当検査員のみならず彼の上司もつまるところ出世が遅れるかその望みが絶たれる可能性だって有るわけです。

そういうことが十分予想される以上、少々のことに目をつぶろうという気が起きることは避けようがないと思います。そういうことを起こした社員に責任があると責めるのはやむを得ないとしても、第一義的にはそういう気持ちを起こさせる社風を変えてこなかった企業に問題が有ると思います。

この一連の不正は建築の監理業務とも大いにリンクしてきます。

以前も書きましたが、大学卒業後に所属したゼネコンの設計部時代、私が担当したビルの監理に現場に出向いた折、図面と違う方法で工事が進んでいたため現場の監督にやり直しするように伝えた所、その監督から「貴様はどこの会社の者だ。」と怒鳴られました。その現場を辞したあと社内に戻ってすぐに、上司からあまり現場に行くなと注意を受けました。その監督から電話があったことは明らかです。

この経緯は、私が設計施工一括請負というものに対する不信感を決定的にしました。やはり監理と言うものは施工社とはなんの利害関係もない者の目で行われないと発注者にとって不幸なことになると実感しました。

監理という業務は、建築士法第2条第8項に

「この法律で「工事監理」とは、その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう。」

と書かれていますが、「図面のとおり」確認するだけでは品質を確保できません。そのために各種の検査を各工程ごとに行います。この検査に合致しているかどうかを確認し、合っていなければやり直しの指示を出しますが、この検査が上に書いた企業内の検査員が行っている検査確認と共通しています。

細かい違いは、建築での監理は各工程ごとに検査をしますが、今回の問題を起こした企業では最終検査だけを指しているのではないかと推測します。大きな違いは、企業の社員が行っているか、利害関係のない有資格者が行っているかどうかです。

品質の検査は工業製品であれ建築物であれ、間違いのないものを最終的に発注者に納品するという重要な業務であれば、そこには責任も重くなるし、だからこそ検査員、建築で云えば発注者の代理人である監理者の指示は絶対的なものですし、そうあらねばなりません。

大企業の不正行為はまだまだ出てきそうな気がします。それほど日本人の遵法意識は劣化してしまったと思います。

確かに建築での監理をいかに厳しくしたとしても、施工サイドの職人が手を抜いてその上に仕上げをしてしまったら、なかなか発見できないということも事実ですが、それが設計施工一括請負形式で監理も大まかであった場合と比べると遥かにそうしたリスクは減らせることは間違いのないことです。

私は設計同様に監理も非常に重要と認識していますので、設計だけを行って監理は施工者側に委ねるというような依頼のされ方は全て断っています。

上記したように、施工サイドの監理という体制に信頼をおいていません。設計段階で高品質を目的とした設計を行っても、施工段階でどれだけ勝手に変更や改ざんをされてしまうのかが分かりません。

確かに現行建築基準法では完了時の役所の完了検査を受けることが当たり前になってきていますが、その検査は確認済の図面どおりになっているかどうかの検査ですので、その奥にある建築の品質に関わるような検査は監理者に委ねられています。

正直言って、建築のプロでも仕上がってしまった上からの瑕疵と言うものは、目に見えるよほどの悪質なものでもない限りなかなか発見できません。

私が設計だけを受ける仕事は全て断ってきている理由がここにあります。

連続している大企業の不正を見る限りに、これって設計施工一括請負方式の問題とリンクしているな~と感じた次第です。









2017/11/12 (Sun) 10:16
V・ファーレン長崎がJ1昇格です。

今朝の朝刊でわかったことですが、J2のV/ファーレン長崎がJ1へ昇格することになりました。

やったー\(^o^)/

J1には九州からは鳥栖がポジションをキープしていますが、これで九州からは2つ目のJ1チームです。J1でポジションをキープして願わくば優勝争いにも加わるようになって欲しいものです。

とりあえず、J1昇格です。

今日は朝から気持ちいい。
モウナンモイエネー・・・

2017/11/04 (Sat) 06:12
made in JAPAN の幻想

一昔前まではmade in JAPAN は品質保証の印であって、この印さえ有れば世界で歓迎されるという自信がありました。

そのことにより日本は、また日本人は素晴らしいという国粋主義者を喜ばせるような風潮が社会全体にも蔓延しました。

日本人は確かに工夫することが得意な民族なんだろうと思います。

スティーブジョブの様にイノベーションを起こせるような才能を持っている人は、右へ倣えを信条とする日本の社会では突出し上層部と衝突することも多々あり、日本の会社からは疎んじられた結果、そういう稀有な才能の持ち主はアメリカに行く以外にはこの国では自分の才能を活かす方法が見つからなかったんじゃないかと、煩悩な才能しか持ち合わせなかった私は推測します。

そういう右へ倣えの会社間でも当然競争が働くのは資本主義を標榜している社会ならやむを得ないことでしょう。人よりもよりよい生活を目指して切磋琢磨している間はいいとしても、そこに手抜きをしても儲けようという発想がするりと入り込できました。

会社組織なら上層部がそういう指示をすればヒラスタッフがクビを覚悟の異議申し立てをできるはずもなく、その結果が会社の売上に貢献したとなれば後ろめたさも薄まり、会社のためなら正しいことだと思うようになった結果が、東洋タイヤであり、三菱自動車であり、日産やスバルなどの大手自動車メーカー、神戸製鋼など、大手と言われる一部上場企業(つまり日本社会のヒエラルキーで言えば、エリートと言われている組織です)の不正行為に何年も手を染めてきたことにつながります。

彼らはバレたので頭を下げつつも、納期に間に合わせるためにやむを得なかったとか人手不足だったという弁明をしました。つまりバレなきゃ今でも続けていたってことです。

まあ、ここまでは直接的に関係のない人にとっては、日本も劣化したなーと傍観的に思えましたが、今度はインスタントラーメン大手の明星食品の不正が発覚しました。

カップ麺という庶民にとっては非常に身近な国民食を、下請けのメーカーが保健所の許可を受けずに製造していたそうな。大慌てで回収するようですが、こういうことが連続すると、made in JAPAN への信頼性がなくなるのは当然のこと。

日本の会社は、会社の理念として法のコンプライアンスを標榜しているところが多いだろうと思いますが、標榜しておきながらをそういう不正を平気で犯した会社の存続意義があるのかということも含めて、これからの日本人としての矜持が問われるでしょう。

不正を犯したら会社そのものが消えてしまい、結果、ン百万人という人が職を失い路頭に迷うという恐ろしい状態にならないような社会のあり方にしていかないと、いつまでたってもこういう不正はなくならない。

今後は会社の不正を正直にリークした人を優遇するような社会を目指すべきで、そういう人を排除し、バレなけれ不正をしても儲かればいいという風潮は、中国製の不正のあり方をとても批判できないはず。

失敗から反省しない民族には劣化が止まるはずもありません。今の政治風潮を見たら明らかです。

こうし不正を正直にリークすることは、もっと早期にスべきということはあっても、そこは評価してもいいのじゃないかと思います。が、不正を知らんぷりして続けてきたことは解消される訳でもありません。やはり社会的にペナルティーは必要です。

日本人は劣化してきているということをしっかり認識し、そういう劣化してきた要因を是正し、再びmade in JAPAN を信頼性の有る製品にするような努力が必要ですし、またできると信じています。






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