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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2016/04/30 (Sat) 07:57
車を選ぶ人の気持を読み誤った三菱自動車

 三菱自動車の変わらない不正体質に依って会社の存続が危ぶまれています。

 これが三菱系でもなければ前回の不正時にとっくに潰れていたはずですが、三菱商事、三菱重工という日本で超がつく大企業が両方から支えられてかろうじて存続してきたハズにもかかわらず、前回の不正に懲りずまた同じような事をしでかしました。

 本来ならこんなに不正を働く企業は社会的にも抹殺すべきなはず。

 われわれ建築業界が不正を働いた場合には国ぐるみで抹殺されますが、ここは三菱という体制ベッタリの企業だからこそ、権力者側にとっては建築業界並みにあっさりと抹殺できない事情が見え見えです。

 
 思い起こせば、建築業界での不正といえばすぐに思い出すのがあの姉歯事件。

 姉歯の構造偽造後の大掛かりな構造偽造問題の発覚と、ソレに伴う国交相官僚の机上の(ここのところ、三菱の不正と同じ)理論で建築基準法を改悪し、やたらと無駄な確認審査の厳格化が生じましたが、ソレに依って建築工事が激減し、耐力の乏しい建築会社も倒産の憂き目にあった数はかなりのものでした。

 然し、その無駄に過剰に厳格化した確認審査の方針を決めた当の官僚の担当者には、いまだに回復しきれないでいる建築業界を大不況に陥れたという建築基準法の大改悪という前代未聞の悪法を作った責任も問われず、その後順調に出世したご様子。

 実にこの国は、江戸時代から権力者側の寵愛を受けた者は、裁判官も同様に人権や人命を奪うような失敗をしても責任をとらない社会構造になっています。また、国民もお上のすることだからと、唯々諾々と従っているのでしょう。

 一時、政権から抜けたとしても、自民党一党独裁が戦後延々と継続できるのも、世界に冠たるこうした羊のような国民性の賜物。

 その体質を見ると、モロに体制側企業の三菱自動車も今回の不正でも三菱グループで守られるでしょうし、国も建築業界への対応とは違う対応をすることでしょう。

 しかし、三菱自動車は軽へのニーズを読み間違っています。

 確かに燃費は今の時代、選ぶ際の目安にはなっていますが、カタログ通りの燃費が実走で確保できるなんて誰も思っちゃいませんよね。

 実際、プリウスに乗っている人に聞くと皆が皆、カタログ通りの燃費を出すためには後ろの車から煽られるくらいにゆっくりとスタートさせ、止まる時も早めにゆっくりブレーキを踏んで緩やかに止まるような運転をするくらいじゃないと駄目だと言っています。

 聞いてるだけでとても、そりゃおまわりさんはそういう運転をすすめるでしょうが、現実的な運転にはならないということがわかります。当のおまわりさんも、パトカーはそんな運転してんの?

 普通の人が仕事で普通に運転すると、カタログ数値のいいところ8掛けがまず殆どの車に当てはまるのは常識でしょう。

 だからリッターあたりの燃費が2,3k違ったって、比較検討する際の購入するための判断基準はデザインしか無いハズ。

 ダサくて目も当てられない(残念ながら三菱自動車にはこれが多い)けど燃費がとてつもなくいい車と、デザインは魅力的(国産にはなかなかないのが残念ですけど)だけど燃費が少々物足りない車とでは、どちらを選ぶか、ということでしょう。

 燃費は少々落ちてもかっこいい車に乗りたいってのは、まず殆どの人が同意してくれるものと思います。

 燃費は確かに大事だというとこは否定しませんが、それが車選びの最優先ではないってことが三菱にはわかっていなかったんでしょうか。

 三菱に限らず、国産メーカーは、なんでもっと魅力的な車を作らないんでしょうか。

 現在の車のフロントデザインは性格が悪そうなツリ目のヘッドライトが主流で、どれ見ても区別がつかないくらいです。TOYOTAの新型プリウスを街で見た時にはトカゲの新種のようだなと思ったほどで、全く異様としか思えませんでしたが、それが売れているってのがこれまた驚きです。

 とマア、話がどんどんずれてきていますが、話題は三菱。

 企業存続までも危うくさせるような不正をさせた燃費って、そんなに大事なのかねー

 国策だからと言うならば、昔のソ連にあった車みたいに、燃費だけを再優先した目も当てられないデザインを無料で欲しい人に提供すりゃ、文句をいう人はかなり減るでしょうにね。



 
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2016/04/25 (Mon) 09:36
昨日は博多駅は大混雑でした

 昨日の夕方、長女が休暇で石垣島にダイビングに行くついでに我が家に一泊するために福岡に来るという連絡があり、娘専属の運転手である私と妻が車で博多駅に向かいました。

 彼女が飼っている大きな猫もしばらく預かるので、しばらくは我が家の元ギャル猫も気が休まらないでしょうが、まあそれも慣れるまで。

 博多駅までは日曜日という割には混んでんなーと助手席の妻と話していましたが、筑紫通から博多駅に向かうためのヨドバシカメラがある交差点から右方向はぎっしりと渋滞していて動きません。

 連休中にはよく見る光景ですが、連休でもないのになんでやろ?

 博多駅筑紫口に左折する歩道側はとにかくびっしりで入り込む隙間もなく、渋滞している車してはこれ以上入り込まれちゃますます混雑するもんね、的な態度ですので、センター側車線をやむなく走っていて左側にウインカーを出しても譲る気配もありません。

 こりゃ困ったなと思い、仕方なく博多駅筑紫口を通り過ごして直ぐに対向車が瞬時に切れたのを幸いに右折して民間の有料駐車場に車を入れました。

 車から降りて博多駅に向かう時にも、ついさっきの私の車の前にいた車がまだわずかしか前進していないのを目撃しました。

 博多駅の筑紫口がわから来る車が博多駅の屋上への駐車場に止めるためには、駅口まで進行し左折して横断歩道を横切るかたちになるんですが、この横断歩道には信号器もなく警官が誘導するでもなく、歩行者が一瞬でも途切れるか歩行者が気を利かせて車を通してくれるかさもなくば車のほうが強引に進むかでもしないかぎりは、昨日みたいに人出が多い時にはなかなか車が動けなくなります。

 博多駅筑紫口から車がズラーっと渋滞している理由の一つがここにあります。

 博多駅の屋上駐車場にとめるときに、この狭い歩行者がナカナカ途切れない横断歩道を通らなきゃいけないので最も嫌いな箇所です。

 歩行者からすりゃ車を通してあげるという気もしないでしょうし、一台通したら 渋滞してイライラしている次の車も間髪をいれずに入るでしょう。そうなると今度は歩行者がナカナカ通れなくなるという現象が起きるのは目に見えています。

 その横断歩道から屋上駐車場に上がるための進行方向の右側にあるスロープ状になっている入り口も割とすぐ近い場所にありますが、それも歩行者が多いとウインカーを出してもなかなかその入口に入れないという悪循環で、この辺りは渋滞するようになっています。

 その駐車場から出るときも歩行者がいつまでも途切れないわ、歩行者に注意しながらようやく一般道路に降りてもまたすぐに信号があるわで、歩行者と車の動線処理は全く考えていないんじゃないかと疑いたくなるような計画になっています。

 一体誰が考えたんだか分かりませんが、福岡ってところはこういうずさんな箇所が結構あります。

 混雑を極めている博多駅構内を歩いていてハタと気が付きました。博多駅隣にKITTEという丸井が九州で初めて出店したという新しいビルが建ったことが原因に違いないと。

 それにしても田舎の春日から出てくると、新宿や渋谷程ではないにしても、人が多いところを歩くのはくたびれます。

2016/04/16 (Sat) 08:52
熊本に続いて大分も揺れました

熊本の地震が続いていますが、今朝は大分も地震がありました。

 北部九州は私が社会人になるまでというもの、先の警固断層による地震があるまでは地震とは縁のない地方でした。

 私が地震を経験したのは就職で東京に行ってから初めて経験したほどでしたが、よく揺れるので、ああまた揺れているなというくらいに地震に慣れたものでした。

 福岡で独立してからも長い間地震とは縁のない生活でしたが、警固地震以来、北部九州もいよいよ地震が発生する時期に入ったのかと感じたものです。

 私が入居している築42年のマンションはもちろん旧耐震でのものなので、管理組合の理事をしていた頃、耐震診断と耐震補強の必要性を伝えましたが、残念ながら理事のメンバーはどなたも真剣に考えませんでした。

 もちろん膨大な費用もかかることだし、それにしても喉元すぎればという日本人の忘れやすさもありで。

 然しここに来ての熊本の連日の地震と大分まで揺れたからには、警固断層が動かないということは考えられない現実的な問題を目の前につきつけられているようです。

 いまも微妙にずーっと揺れています。

 今度、前回並みの警固地震が来たら、今度はこのマンションも無事でいられないような気がします。

 地震が来ても建物の耐震性が信頼できれば一応は安心ですが、建物の耐震性が信頼出来ないから、ワッシャワッシャ揺れている間、緊張して眠れなくなります。

 ああ、ますます寝不足だー

2016/04/13 (Wed) 10:44
街に多く立っている電信柱は日本の都市政策のお粗末さの象徴です

 日本の都市景観を著しく汚いものにしている元凶が、どんなに開発された街でも必ず存在している電信柱。

 電信柱から空中に電気や電話配線が景観を考慮せずにそこいら中に張り巡らされているのを見るのは、私ら日本人にとっては見慣れた光景です。その電信柱にいろいろな広告が取り付いたりするのもお馴染み。

 その結果、街中でも上を見ると、クモの巣状に黒い電線が我が物顔で目に入ります。

 いったい全体、このように景観を台無しにしてる電信柱のメリットはなんだろうと考えると、まず災害時に電話や電気の復旧が早い。

 むき出しで電線が存在しているので、そりゃ地面を掘らなきゃならないガスよりは圧倒的に有利です。

1.鳥どもの井戸端会議を提供。
 奴ら、電線に止まって地上をもそもそ動いている人間を見おろして、何を考えてんでしょうね。

2.犬どもの縄張りを示すためのオス御用達トイレ。
 片足上げるポーズは、そこに電信柱状のものがないと様にならない。塀でもいいでしょうけど。

3.広告のための掲示板代わり。
 これも景観を汚くしている元凶の一つ。

4.信号機の取付。
 信号機くらい、単独で立てろよ。

5.住居表示。
 たまぁに役に立ちますが、電信柱がなくても塀につければ済む話。

6.災害時の復旧が早い
 コレは景観を犠牲にしての話。

 とまあ、大雑把に見てもこれくらいしか思い当たらないし、どれもコレ電信柱がないと困るというものは6を除いてほとんど有りません。

デメリットは
 
1.道路幅が電信柱がある場所で狭くなる
 コレは交通事故のもとです。TVでも見ましたが、車の通りぬけ路を通って通学する生徒が電信柱のところで車すれすれになる状態を見ても、全く歩行者の安全というものを考慮していないということがわかります。

2.なんといっても景観が台無しになる
 外国に行って帰ってくると、もう明らかに待ちが汚いことを思い知らされます。

 無秩序の広告類の影響ももちろん否定できませんが、やはりなんといっても上に書いた空中を無秩序にクモの巣状に横断している電線類の汚さが大きな影響を与えています。

 デメリットの数はメリットの数に比べて少ないですが、その一つ一つは非常に大きいということが分かっていただけますか。

 ドイツ人が上に向かってカメラを向けているのを見て、何をしているのかと尋ねると、電信柱から電線が縦横無尽に飛び回っているのを始めてみたので面白いからという返事でした。ドイツでは田舎に行かないとこんな光景を目にしないとも。

 それをTVでみた時、日本人として恥ずかしい気持ちになりました。大都会でも西欧の田舎並みの景観を反省もなく継続している日本って、恥ずかしく無いですか。

 これも、電力会社に都合のいい方針をそのままにしてしまう政治に問題があるでしょう。つまり、電力会社が儲かる→献金が多くなる というレトリックから来ているのではないかと思います。殆どの一般人は献金しませんからね。

 政治屋共にとっては、ナンのメリットもないからそのまま放置しているのでしょう。それは原発問題とのアナロジーです。

 日本の都市政策のお粗末さの象徴が、街にやたらと立っている電信柱です。









 

 

2016/04/09 (Sat) 09:23
サイディングの施工の酷さに驚きました

外壁サイディングの取り付け方が恐ろしくずさんな住宅の持ち主の方からの相談にのっていますが、その外壁の画像を送ってもらったところ、とにかくよくもまあこんな工事を平気でするもんだと驚くほど。

 サイディングを釘止めしているのは普通としても、その金槌の下手な打ち方で、釘の周りのサイディングが円弧状にバリバリ割れてしまっているところがほぼ全部じゃないかというくらいかなりの数にのぼります。

 使っているサイディング製品はそれほどレベルの悪いものではなさそうですが、割れているため、せっかく製品で予め塗っている塗料の効果がなくなり、その周りに苔が生えてきているのが確認できます。

 また、サイディングのジョイント部の欠落や隙間ができてしまったところも、失敗をごまかすかのように適当にくっつけたという感じです。画像を見た限りでは仕事に対する誠実さの欠片も感じられません。

 割れた部分の周りが雨に打たれて黒ずんで汚れてしまうのは我々の業界では当たり前としか思えないことですが、そのやり方を平気で済ませていることに唖然という状態です。

 相談された方が、施工会社に見させたところ、普通の状態で何が問題なのかという態度だったとのことです。

 設計事務所に相談していると伝えたところ、流石にまずいと思ったのかどうかは分かりませんが、部分的に貼り直しをするとの回答が来たそうです。

 はぁ?部分的に貼り直しって、どういうこと?あの写真を見る限りでは全免貼り直しだろう!と、私の判断。そのことを相談者に伝えました。

 相談される方も勉強されていると見えて専門用語も書かれています、やはりそこは限界が有るようなので、張替え工事に関して監理をして欲しいとのご依頼がありました。

 こういう監理は経験が有りませんが、とにかくずさんな施工会社のようなので引き受けることにしました。

 設計事務所が監理に入るという事を伝えると、とかく自惚れて自己顕示欲の強い昔ながらの建設会社の社長はプライドだけは高いので無用なトラブルが懸念されるので、相談者の身内ということで監理に臨むことにしました。

 それにしてもこんな低レベルの建築会社が、意外に繁盛している事自体に驚きです。こういう会社によくあるケースで口先が上手いのでしょうが、どれだけ被害者を作っているんだか知れたものでは有りません。

 ちなみにこの建築会社、ホームページまで持っていることに驚きます。

 営業妨害になりますので会社名とかは出せませんが、誠実に仕事をしている会社はそれほど利益も上げられていないことは建築会社にかぎらず建築設計事務所にも言えること。総じて、日本の社会の縮図みたいなものだと感じた次第です。

 

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