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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2014/09/19 (Fri) 08:24
私事ですが

  このところ超多忙状態でブログの更新もままならない状態でしたが、朝一で取り組まないと後はなかなか時間も取れないので朝一で更新することにしようと決めました。決めた、はず。決めたような気がする・・・(-_-;)
 
 三日前の早朝、見事にベッドから転がり落ちました。
 それまでの床敷の布団からベッドに替えてからと言うもの、寝相のいい私がベッドから落ちないのは我が家の七不思議と言われ続け、我ながらフムフム、やはり寝ても臨機応変ができるのじゃあ・・・と自慢していましたが、見事に家族の期待に応えました。

 落ちた瞬間というのは意外にアッと言う感覚があり、次の瞬間にはドカッと大きな音を立てて床にぶつかっています。肘を打ったみたいでしたが、まだ寝ぼけながらもイテテテテと言いながらベッドに這い上がりました。
 しかし傷みより眠気が勝ったようで、妻も騒音で目が覚めたら私がベッドから落ちたのを目にして心配したら、私がベッドから這い上がったかと思ったら次にはすぐに眠ったそうな。

 妻のほうは驚いて目が覚めてから眠れなかったそうな。
 にもかかわらずさすがに家族からのび太の実物版と言われるだけあって落ちた当人はイテテテテと言ったにもかかわらず眠ったそうな。

 朝起きた後に妻からは呆れられました。

 呆れるというより、その神経の図太さを褒めて欲しかったなぁ・・・ワタクシメトシテハ、ウン

 ここでくるりと話題を変えて
 
 オババ猫がいなくなって以来、残された元ギャル猫(人間の歳では65歳になるようなので二代目オババ猫と言ってもいいんですが)が、以前は大人しかったはずなのにやたらと鳴き喚くようになりました。最初は淋しいのかと思っていましたがどうもそうではなく、いままではオババ猫に遠慮していたのがいなくなったので、本来の気質が出てきたのじゃないかと思っています。

 その証拠に、晩食事後、座椅子に座ってバーボンを飲みながらくつろいでいると、私に向かって文句をいうような鳴き方をします。座椅子を自分のものと思っている様子で、私がはいはいわかりましたよ、と座椅子を譲ると、あたりまえだわいフン!と言わんばかりに堂々と座椅子の上に乗ってゆっくりと毛づくろいをします。

 いやはや、なんだかなぁ・・・・・いつの間にそんなに女王様になったん?

 我が家でのヒエラルキーが垣間見えました瞬間でした。

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2014/09/07 (Sun) 09:43
空き家問題

建物を新築するより改修して長く使う考えが浸透してきています。

 今、新聞のチラシでよく目にする機会も増えてきた言葉に、リノベーションやコンバージョンが挙げられます。

 リノベーションとは、従来リフォームと言われてきたカテゴリーですが、日本以外では従来はリノベーションが普通に使われています。

 ここで、リフォームとリノベーションの違いをおおまかに解説すると、前者は外装などの塗替え、貼替えをメインに行う改修工事で、まさにRE-FORMと書いて字のごとく「再姿」になります。要は以前と全く同じにする工事のことを指しますので、そこには使い勝手がいいように若干の変更(例えば窓の上に庇がなかったところに耐久性向上のために庇をつけたり、入口のドアを手動から自動ドアに変えること)などを含まないケースが殆んどです。そういう変更を含めた改修工事はリノベーションと呼びます。

 全く何も変えないのがリフォーム、使い勝手や耐久性向上のために一部変えることをリノベーションという違いです。

 最後のコンバージョンという言葉は用途変更を指します。従来事務所建築だった建物やフロアーを店舗に変えるなどのケースでの改修工事です。この場合、類似変更は用途変更の確認申請は不要ですが、それ以外は100㎡を超える変更の場合は確認申請が必要になりますのでご注意ください。

 何故そうなるかというと、構造上床の積載荷重計算の違いから来ます。既述した店舗と事務所のコンバージョンでは、構造計算上の積載荷重は、
床はそれぞれ2900N/㎡、2900N/㎡
大梁・柱・基礎は2400N/㎡、1800N/㎡
地震力は1300N/㎡、800N/㎡

となっていて、事務所のほうが軽くなっています。

 このように店舗→事務所へのコンバージョンなら構造的に補強は不要ですが、その逆になると場合によっては構造補強が必要になるため、その補強が適切に行われるかどうかの確認が必要になるからです。建物全体のコンバージョンであればともかく、あるフロアーだけをコンバージョンした場合、ケースによっては建物そのものの補強が必要になる可能性が生じます。したがって安易に用途変更をすると構造的に脆弱な建築物になってしまう可能性が大きくなりますので、注意が必要です。

 コンバージョン済と書かれた中古物件を購入される場合、検査済証の提示を要求すべきです。こういう知識を持たないで無届で行った可能性がありますので注意が必要です。

 と、ここまで書いて、いま社会的に問題になって来ているのが空き家の問題。データーによると10件のうち4件が空き家になっているとの事。

 たしかに私が居住しているこのエリアを散歩しても、ところどころに朽ちかけた空き家が放置されているのを目にします。何時倒壊するかわからない危険な状態で、しかも不審者が入り込んでもしたら犯罪の温床にもなりかねません。 

 この国では上屋が建っているより解体して更地にしたほうが6倍の税金がかかる事になりますので、離れたところに居住している子供が相続などでもらっても解体できずにやむを得ず放置せざるを得ないことがわかります。

 近所の人にとっては物騒な状態ですが、さりとて行政も勝手に解体することは憲法の財産権侵害に当たりますので手のうちようがありません。この問題は全国的な問題になりつつあります。

 固定資産税の問題から考えなければいけないことですので簡単な問題ではないことですが、住宅が好きな市井の一建築士として朽ちかけた家屋を見ると、その家屋を建てた当初の居住者の喜びが伝わってくるようです。

 子供を育て社会に送り出した夫婦が年老いて寂しく余生を過ごした後、夫婦とも共この世を去り、住む人がいなくなった建物はあっという間に傷み始めます。

 今、こうして社会的に用が済んで朽ちていく家屋を見ていると、なにやら胸に迫るものを感じます。

 何か方法はないものかと考えますが、こと税金が絡む問題では、市井の建築士はなすすべがないものでしょうか。

 既述したコンバージョンなどで建物を再生させる方法はないものでしょうか。行政、不動産業界、建築業界、建築設計業界それぞれの智恵の出し合いが必要なのではないでしょうか。



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