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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2014/05/29 (Thu) 10:32
有識者会議って

 昨日、新国立競技場のコンペ案に関するブログを書いた途端に、今日の新聞で高さを5m低くして、日本スポーツ振興センター(JSC)の将来構想有識者会議が基本案を承認したそうな。

 槇さんの的を得た反論や伊東さんが改修案を提案したことも一顧もされないようでした。

 そもそもこの有識者会議なるもののメンバーを見ると、コンペの審査委員長をしていた安藤さんくらいしか建築関係者は見当たらず、他はすべてそれいけどんどん、環境問題なんか知ったこっちゃねーけど槇さんがうるさいから高さをちょっくらちょいと低くしておけば検討しましたってポーズも付くし、なんつったってサッカーのワールドカップが出来るスタジアムができることが大事だけんね、と言ったかどうかは分かりませんが、このへんは、安倍シンゾーが己の独裁的政策を箔付けするために御用学者や御用作家で自分の言いなりになるメンバーを選んで、そのメンバーが安倍の意のままの結論を出して、それがさも金科玉条のごとき安倍の独善的政策が国是がごときの様相を呈してきたキッカケになったことと全くの相似形で、有識者ってネーミングが噴飯モノ的な会議で決まった様子。

 要はこの国は、一旦決めたら何がなんでも反対意見があろうが、民意なぞクソ食らえ的な蹴散らし方をして物事が決まっていくのですね。

 あれよあれよというマに、自己陶酔的安倍シンゾーヒトラーを支持する国民の力を借りて、思惑通りにアメリカに加担して戦争に国民を駆り出せる国が出来上がります。

 今のこうした物事の決め方は、無能の極みで官僚のマリオネットに過ぎなかった民主党の野豚前無能首相が残した反動からくるものでしょうし、そういう手法を愚かにも国民の過半が未だに支持しているという状態です。
 
 さてさて、この新国立競技場を5m下げてもどれほど環境への影響が好転するのか分かりませんが、気休め的手法だということは明らかですが、まさにこの国の官僚どもが好んで使う姑息な手段で一般大衆をウヤムヤな状態に巻き込みます。

 こんな有識者会議に、あの安藤さんがなぁ・・・・・

 東大の教授に招かれる前は「都市ゲリラ論」を著し、反骨的精神を持った気骨ある建築家だとばかり思っていましたが、依りにもよって高圧的自己陶酔的傍若無人的官僚養成専門大学の教授にホイホイと就任したあたりから、アレアレという感じを持ったのは私だけでしょうか。

 数多くの国際的に評価を受けエスタブリシュメントになると、だれでも権力者に近づくのでしょうかね。

 この国の有識者会議といういかにもいかにもという組織に対する信頼は持てません。

 安藤さん、この決定で納得されていますか? 

 
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2014/05/28 (Wed) 14:59
新国立競技場について

 国際コンペでザハ・ハディドの案が当選した国立競技場建替え問題が、我々専門家の間で喧しくなってきました。発端は槇さんの新しい国立競技場は代々木の場にはふさわしくない規模だという論文から。

その当選案はこちら。
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/NNSJ/first.html
 
 おまけにザハの案では、当初予算をはるかにオーバーすることがわかったために、当選案を元に縮小案を作成しているとのこと。

 でもこのへんの問題、何故?コンペに応募する際に概算工事費も提出するのは、いままでコンペに応募してきたら当たり前のように応募条件の項目にあったのですが、今回は要求されなかったのかしら。

 この国のコンペは以前も書いたように、応募する人は同様の用途の建物の同等以上の規模の実施経験を持っていないと土俵にも上がれないようになっています。つまり、経験してないと参加そのものを認めない。そういうわけで、独立して同等の設計の経験のない人はそうした経験のある設計事務所とタイアップしてコンペに応募するしかチャンスは生まれません。

 もちろん提出要件は厳守で、磯崎新が都庁の建替えコンペの時に要求内容を無視して東京にあるべき姿の都庁案を落選覚悟で出したのは有名な話。もっと昔、軍国主義時代に大東亜建設記念のコンペで、前川國男は落選覚悟で気骨ある近代建築様式の案を提出しました。

 同じように近代建築の巨匠であるコルビュジェに学んだはずの丹下健三はこのコンペで近代建築様式を捨て、あっさりと帝冠建築様式の案を提出し当選しました。

 この辺が頭のいい(前川がアタマが悪いということではなく)丹下の世渡り上手が見えます。

そういえば都庁建替えのコンペの時も、それまでポストモダンを激しく非難していたはずの丹下の当選案に世間の建築家は唖然としました。その造形センスは流石と思わせるものがあっても、そのやり方はやはり丹下らしいと。

 建築家としての才能は非凡であっても平気でこういう権力者に擦り寄る丹下健三の姿勢は、そもそも建築家とは権力者や金持ちのための設計をするという歴史的な立脚点を持っているといは言えそのあまりの露骨な姿勢を嫌っている建築家も多いこともわかります。

 そしてその姿勢(故にかどうかは分かりませんが)に批判的だったのが、丹下の弟子の黒川紀章や磯崎新でもありました。

 磯崎や前川のようにすでにメジャーになっている建築家がコンペの要項を無視しても、それはそれなりに評価を受けるものですが、マイナーな建築家たちはひたすら要項を守り応募します。いや、守らざるをえない。

 なにせやたらと応募できないよなフィルターがあってそのフィルターにかかって応募できない人が圧倒的な数に登るこの国のコンペ事情からしてみて、応募出来るだけでも大したものだと言わざるをエません。

 話はザハ当選案。

 確か審査委員長は安藤忠雄でしたが、世界の冠たる安藤も近代建築の大御所である槇文彦から異議申立てをされるとは思わなかったでしょう。

 この当選案。パット目にはザハ得意の流線型で構成されている斬新なアイデアですが、自転車のヘルメットに見えてしまうのは、なんだかなぁ~

 確かにデカすぎますね。でかすぎてちょっと想像しがたい。

 東京に居た頃、この国立競技場界隈も歩いたことはありますが、絵画館という貴重な建物がある非常に落ち着いた貴重な雰囲気のある場所です。

絵画館の案内はこちら
http://www.meijijingugaien.jp/art-culture/seitoku-gallery/
 


 槇さんの言うように、このあたりの街並みは非常に貴重な空間だということも同感です。新国立競技場のデザインはもっと広い場所であれば引き立ったかもしれませんね。

槇さんの意見に一票。



 

2014/05/14 (Wed) 08:31
友あり近方より来たり

 昨夜は数年ぶりというくらいご無沙汰していた地元の中堅どころの設計事務所で管理職になっている友人と、近所の居酒屋で飲みました。

 在京時代はともかくとして、こちら福岡では気のおけない友人というのは本当に片手でも余るくらいに少ないのですが、彼はその少ない中のひとりです。

 性格はいたって真面目で建築に対する姿勢も知識も私も一目置くくらいのレベルですので、私自身にとっても刺激になります。

 本当に久しぶりというくらいに建築の話も含めていろいろな会話を楽しみました。

 お互い立て板に水というようなスピーチのスキルがあるわけでなく、むしろ立板にゲルという方がふさわしいくらいですが、そのゲル同士が会話できるということがすごくありません?
 
 初対面は独立して間もない頃でしたので20年以上にもなります。その頃は彼は某設計事務所に勤務していましたが、その時はそれほど親しく会話した記憶はありません。なにせお互いに上に書いたようにゲル的会話能力ですので。

 それから後、当時は福岡ドームと言っていた今のヤフードームの新築工事の際に設計の応援として参加した折に、彼が私より先に設計の応援に参加していたこともあり数年ぶりの再開を驚くやら喜ぶやらでした。

 きのうはその頃の将来に対する夢がいっぱいあった時代の話が出ました。
 
 私も独立してそれほど経っていなかったこともあり、生まれ育った土地でもないので知人も少なかったにも関わらず、不安と同じくらいに夢がありました。福岡の人はあけっぴろげという一般的に思われているパラダイムを信じていたのでしょうか。それが大きな誤解だということは当時はまだ気がついていませんでした。

 それから数十年。その友人も独立したい希望を持っていましたが、その当時は建築業界はバブルが弾け、構造不況業種にどっぷりの状態が続いている中での独立を諦めざるをえない状態でした。

 彼自信も言っていましたが、自分は積極的に人に飛び込んで交流を持てないので、その時代での独立はやはり難しかったのかもしれないと。

 その辺の気持ちは痛いほどわかります。

 私自身も未だに自分のことを積極的にアピールすることはとても苦手で、そういうことは相手が迷惑なんじゃないかとすぐ思ってしまい控えてしまうところもあります。設計事務所という一つの組織を経営していく才能は持ちあわせていなかったようです。その意味でも、私はスタッフを雇うという才覚も勇気もありませんでした。
 
 しかしカバン地番金番を持たない人物が世間にアピールするためには押しの強さは最低必要なことだと思います。そして人の足を引っ張ることも平気で出来る性格も必要なのかもしれません。

 楽しく会話している時というのはあっという間でした。
 
 久しぶりに建築の話もできて、心もホカホカで帰宅出来ました。

 

 

 
 

テーマ : 建築デザイン - ジャンル : 学問・文化・芸術

2014/05/10 (Sat) 09:52
浴室手入れあれこれ

 今回は家の手入れの話題です。
 
 毎度?建築関連の話題とは少々ズレさせて(本人も少々世間からズレてるって?なんでバレた?)もらいます。と言っても大した話しじゃありません。浴室の手入れのこと。

 皆さん、どうされていますか。
 
 使った後は換気扇を回しっぱなしにするとかは普通にされていると思いますが、その目的はご承知のとおりに浴室内の湿気を素早く排出してカビを防止することです。

 しかし実際には換気扇を回しているのにいつの間にかカビが生えてしまった経験はどなたもされていること。さらには浴室内にある鏡も白い筋がこびりついてしまって、これがけっこう擦っても取れないくらい頑固なシロモノだってこと。

 まず鏡の白い筋の話からすると、これは水に含まれているカルシウムなどのミネラルの成分がガラスの表面に繰り返し着くことでこびりついたものです。これを取り除くことはプロの清掃者が持っている薬品を使わないとかなり困難な上に、密閉空間での薬品使用は甚だ危険です。したがって一旦こびりついてしまった白い筋は、繰り返し繰り返し気長に洗剤で擦り落とすしか方法はありません。それでも期待したほどの効果は出てきそうにありません。

 ここで書くのはそうならないための策として、その大元の原因は入浴時に鏡についた水滴。その水滴をお風呂あがりに拭きとるだけ。そのホンの一手間で、鏡ヘの白い筋は防げます。しかし浴室内の湯気は鏡に付きます。その対策は下記に続きます。

 浴室内の換気扇を回しっぱなしにしていてもカビはどこからともなく付きます。一旦着いてしまうとこれはなかなか厄介ですので、そうならないための方法。最も基本的なことは、最後に使った人が水滴を取り除くということ。しかしこれは毎日のことなので実に面倒くさい。面倒くさいことをコツコツ続けていくことで、カビは防げます。

 浴室から上る前にすることは、まずはじめに浴室の壁、床を水で流します。目的は身体を洗った人の垢や脂の洗浄、皮脂を餌にするカビが取り付くのに必要な室内の温度を下げること、温度を下げることに拠る湯気の発生を抑えることなど。これは気温が高くなってこないとせっかく温まった体が冷えますので、だいたい梅雨入り前くらいからする程度でいいと思います。その他の季節には、皮脂の洗浄の目的でお湯のシャワーを同じ場所に掛ければよろしいのでは。

 これだけでもやらないよりはマシでっすが、次にすることは水滴の拭き取り。

 水滴が一番多く付いているのは壁の腰から下と床面ですので、毎日することはそれぞれの場所の水滴を取り除きます(車のボディに付いた水滴を取り除くシリコンゴムで出来た製品があると便利です)。壁の水滴を床に落とし、床にたまった水分を排水溝に向かって押し出せば、これだけでもずいぶんと浴室内の湿気は減少します。

 そして3日に一回くらいは、4週の壁や鏡についた水蒸気を、上に書いたシリコンゴムの製品で取り除くと、室内の湿気は格段に減ります。

 ここで注意した欲しいのは、特に天井の湿気取りは重要です。カビというと壁に目が行きますが、欲室内に最初にカビが付くのは天井です。

 天井はできれば浴室を利用するたびに湿気取りをしていたほうがよろしいですが、面倒なことは継続できませんので、上記したように何日か置きくらいに乾いたウエスで天井に付いた湿気を取りましょう。これを続けると浴室内は何ヶ月たってもカラリとした状態を保てます。

 清掃手順としては、湯気対策なので、壁→鏡→床→天井の順番。天井が最後ということに注意。

 それでも排水溝からの湿気は上がってきますので換気扇を回すのは必須ですが、これだけしておけば換気扇を回す時間もかなり減らせますのでかなりの節電効果が期待できます。
 
 こうした方法は、我が家では昨年の春にUBを入れ替えてからここまで継続してきました。

 入れ替える前のUBは、そりゃあ汚かった。中古で購入したマンションとはいえ、前の人は物置にしていたんじゃないかというくらいひどくて、汚れがいくらこすっても取れませんでした。

 おまけに壁やバスタブにこびりついた水滴の跡が土色になってこびりついて、強力な洗剤でも落ちません。もちろん鏡もまるで役に立ちませんでした。カビの跡もひどく、臭気なかなか抜けずに困った経験があります。風呂に入ってもなんだか綺麗になったような気がしませんでした。

 そうしたことから、新規に入れ替えてからはカビを生やさない。水滴は必ず最後の人が取り除く。というルールにして現在に至っていますが、新品同様に維持できています。

 カビは一旦生えるとカビ除去の洗剤を使ってもTVのCMほどの効果はありません。表面的には取れたように見えますが、カビの根は残っています。

 先のブログに書いたように、排水管の詰まり除去の製品が全く役に立たないのと同様です。メーカーは効果のない製品をさも効果絶大と思わせて売っていると思いましょう。

 私もそれに乗せられた口なので偉そうなことは言えません。(-_-;)

 そうならないためにも、小さなことからコツコツと、こうした方法を続けてください。

 継続は力なり!
 (これはずううっとボンビー事務所を維持している自分へのエールでもありますが・・・(^^ゞ)


テーマ : 建築 - ジャンル : 学問・文化・芸術

2014/05/07 (Wed) 08:36
洗面所の排水つまりの改善

 洗面器に水を流すとサラサラと流れないで、水が溜まってゴボゴボという音を立ててゆっくりと流れる状態になりました。掃除用ブラシを無理やり突っ込んだり排水管掃除用の液を流し込んだりしましたが効果が全く効果無し。やむを得ず本日実力行使。


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まずは現状の保存。パイプを外した後、
修理に一生懸命になって最初はどんな状態だったかを忘れることも多々ありますので。


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この逆J型のパイプを外します。外すときに水漏れ防止用のゴムパッキンがありますのでそれは失わないように


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指先の赤い色をしたのがそのゴムパッキン。長年経つとこのパッキンが劣化して硬くなり、止水効果が無くなることで漏水を起こしますので、その時はこの部分のパッキンのまるごと交換することになります。


CIMG3731_20140507144214b24.jpg
曲がりやすいブラシ付きワイヤーを突っ込みます。何回か突っ込むとゲル状の黒い塊が取れました。とくに曲がった先のところにごっそりとついていました。そこには洗面器の排水口からいくらこのブラシを突っ込んでも届くはずがないとろだし、パイプ用掃除用の液体でも対応できないところでした。


CIMG3732.jpg
とれた汚れ。特に大きい塊が上に書いた場所から取れました。

 ブラシを抜くたびに手にも顔にもこの汚れのつぶがはねて着きますので、気持ちの悪い人はゴム製の手袋とゴーグルやマスク等をしたほうがいいかも。

 側に居た我妻。このブラシの汚れを取るために洗面器で洗おうとして、思わず「おいおい、俺は今何をやってるんだ。」と突っ込みました。

 ったく、相変わらずのボケ妻です。(-_-;)

 それはともかく、流れも良くなり、ひとまずよっしゃよっしゃ。

 流れが悪くなったらブラシを突っ込んだり液を流し込んでもあまり効果がなく(特に液はプロ用を使ってもあまり改善が見られません)、こうして実力行使でにでたほうが短時間(所要時間7分程度)で効果的だということです。

 皆様も実践あれ。


テーマ : 建築 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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