プロフィール

れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カレンダー

03 | 2013/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

FC2ブログランキング

FC2アフィリエイト

FC2アフィリエイト

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

2013/04/30 (Tue) 08:21
商店街の活性化

前日、私の出身地である町の再生のためのミーティングに初めて参加して来ました。

この会合は月1回されていたようですが、何ヶ月もの間、私が多忙を極めていたために一度も参加できず、ここに来て漸く初参加出来ました。

会合に度々参加している中小企業診断士の有資格者として定年後独立して経営コンサルタントとして活動している長兄から、いろいろな人を紹介され、其のたびに名刺を交換しますが、一度に何人も名刺を交換すると、そのうち誰が誰だかわからなくなってしまうのは相変わらずの癖。

ま、いっかと毎度の調子で机に座ってしばらくするとミーティングが始まりました。

参加者は再開発対象関係者として私と兄二人、市場関係の理事二人、百貨店関係者二人。
街造りのコンサルタント的な会社の面々3名が真正面に陣取り、其の横にはメインバンクの**銀行3名がこれまた銀行員らしく目立たずさりとて金はこっちが出すけんねオーラを盛大に出していました。

コンサルタントの手渡す資料を元にのっけからの丁々発止のやり取り。
私は仕事柄、どんな施設になるのかという視点で見てしまいますが、他の方々はどうしてもマネージメントに集中した議論になります。

今までの経過説明の資料を読んではいたものの、やはり生身の議論とは月とスッポン。開発プランの方に神経が行ってしまった私には議論の中身がほとんど見えないまま終了。頭の上に?マークが百個くらい立ったまま、席を立ちました。

理解できなかった内容はおいおい整理するとして、提示された開発プランはいわゆるたたき台として作られたものなので、ステレオタイプそのもの。何ら町としてのコンテキストもなく、この場所を再開発したらこんな建物が建ちますよという教科書に出てくるレベル。

しかし町としてのコンテキストだとか商店街が持つポテンシャルや歴史的背景をどう表現するのかという、当方として関心事のある議論に至るまではまだまだ先になりそう、と言うより、そういう事に関心がある人は参加者の中に居そうになかった実感です。無理の無い話ですが、ひたすらお金の話に修練されていました。

確かに経済あっての事で、建物の老朽化に伴う管理上の問題、商店街が持つ周辺環境の急激な高齢化に伴う経済的な沈下、同じく商店街に進出してきた100円ショップによる売上の減少など、さまざまな問題点をあげつらうと経済的なベクトルでのミーティングになるのは致し方のないこと。

建築の専門家として再開発に加わることは立場上ほぼありえないことにしても、提示されたたたき台があまりにも検討していないのがあからさまな計画案には、これから先の建築的な方面に対する協議には何らかの発言をせざるを得なくなりそうな気がしています。

大規模開発になっていますので設計はコンペ方式にするのどうかという方針もこれから詰めていくことになりそうです。

生まれ育った商店街の再開発ですので、私もなんとかこの商店街がまた活性化して欲しいと願う一人です。私も建築計画などに参加できればと思っていますが、無名な個人事務所じゃ相手してくれなさそうです。

しかしたとえ建築専門家として設計に参加できなくても、少しずつ建築士として私の考えも伝えて行こうと思っています。

今現在ではお金の話が中心な上に参加したばかりなので、ほとんど話の筋道が見えていないというのも事実ですが。

単体の建築のデザインを考えるのも楽しいですが、商店街を呼び覚ますための活動をすることで町が活性化出来れば、建築士として社会の役に立っているという実感をより強く得ることが出来るのではないかと思います。

スポンサーサイト

2013/04/19 (Fri) 17:30
終わりよければ

年度が変わって次々に監理も終わり、引渡しが連続します。

この引渡し前に設計事務所の完了検査をします。

普段はバカ話をしてもこの時ばかりはキリッ?とした顔をして???厳しくチェック。施工関係者の方々も同行しながら。

それはまるで大名行列並ですが、この日は冗談も封印して厳しく見ます。

とある公民館の検査の時の話。

大ホールに地域住民の活動のための大きな姿見があります。
チェックをしていた時、ふとその姿見が目に入り、そこに写っていた人物も同時に目に入ります。
言わずもがなの我が姿。

その時に出たセリフが、「足、短っ!」
一緒にチェックしてくれていた市の担当の女性。
「日本人ですからね」

あのネ、なにもフォローになってませんって。
「いやいや気のせいですよ」と言われてもまあ嘘だってことわかるけどね。

日常的に現場で監理しているので完了時の検査は仕上げの程度やら汚れやらのチンマイ指摘ばかりです。でもこの段階でチンマくなきゃ大変ですけどね。

小さいことをちまちま指摘していると、あー俺って嫌な男になってんなー、と思いそうですが、いやいやこれがお仕事です。

今日、引渡し検査でしたが、ちまちまの検査修正をしてくれていたおかげで、気持ちよく仕上がっていました。

工事が始まるまでは何かと大変な現場でしたが、ようやく終わりました。

終わって見ると、うんざりするほど怒涛の仕事も恩讐の彼方。
そんなこともあったよねー、って後から笑って話せそう。

市の引き渡し検査前に手直し検査の報告書を市の担当者に渡したところ、見た途端に(血液型)O型でしょう。と。

報告書のチェック項目一つ一つに捺印せず、ひとまとめでマークしていたためにそのような発言が出たようです。
前項目をチェックしているので、いちいち捺印はいらんでしょうと説明

当の担当者、ケラケラ笑っていましたが。

まあ、典型的なO型ですけどね。

兎にも角にも、無事に引渡しが終わりました。
上層部からも喜んでもらえました。

あとは、大変な思いをした工事関係者と打ち上げをいつにするかの日取り決め。

本当に大変な思いをさせられましたが、乗り越えたことで一皮、剥けたかなー・・・・



2013/04/15 (Mon) 10:37
木材の復権

木造建築物の復権の声が次第に大きくなってきたのは嬉しい限りです。とは言っても、私は木造は残念ながら住宅規模でしか経験がありませんが。

大断面木造建築物の完成写真などを見ると、鉄骨やコンクリート造に比べて木が現す柔らかな表現に心が落ち着きます。建築基準法による制限があるにしても、それを次第次第に木造が可能な方向に政官実一体になって取り組んできている動きに、この業界の片隅に生息している者としてもエールを送りたくなります。

我が国の木材は輸入材より高価であるという事実は今でもあるようですが、いまや日本の杉は建築などに使える大きさに多数育ってきています。

住宅では柱などは杉材が一般的ですが、梁は曲げ強度や粘りがあることから松(米松など)材が一般的です。しかし、地産地消をコンセプトに、梁も極力杉を使うようにしています。

杉の梁は松に比べるとその寸法は松よりワンサイズからツーサイズほどアップすることになりますが、組み合わさった時、杉で統一された構造はやはり気持ちがいいものです。

九州の1等材程度の杉は赤みが黒く名産地の杉に比べると決して美しいとはいえませんが、銘木趣味でも無ければ十分な品質です。

昨日の夕方、TVで杉材を生かした製品を広げるために活動している方が取り上げられていました。

その中で我が意を得たりと思えたのは道路のガードレールを杉で作ろうという取り組み。

一般的にスチール製のガードレールは、街並みの景観をこれでもかというほどに汚いものにしている電線と同様、日本の街路を魅力のないものにしている元凶だとかねがねから思っていました。

確かに何十トンもの重さのある車が衝突しても崖から転落しないための強度が求めらているためにはスチール製にせざるを得ないのは理解出来ますが、景観の良いローカルな場所にも無粋なガードレールが目に入ると、それだけでも感動が損なわれてしまいます。擬木状の製品もあるようですが、どうしても偽物感を拭えません。

衝突安全性の実験をしていましたが、要求される強度は出ていたようです。

様々なところで木材が使われてくると、街歩きも楽しくなりそうです。

2013/04/03 (Wed) 09:37
傲慢な九電

ここ福岡は市場経済社会の国にふさわしからざるほどに独占企業が多いのに驚きます。

東京から移り住んだ時、福岡市内及びその近郊のバスは一部の地域を除きほとんどが西鉄。私鉄は西鉄だけという事実に驚いたものでした。

そして電気はいまや傲慢を絵に描いたような九州電力。

独占ではないにしても老舗のデパートとして胡座をかいてきたI屋という地方百貨店や、今はなきFC銀行というのも有りました。

振り返ってみると老舗という座に胡座をかいてきたデパートは、お客サービスをないがしろにしてきたために単独では存在できなくなり、Mと業務提携してかろうじて存在しています。

東京から移り住んで間もない頃、このデパートで買い物をしようとし契約駐車場を知りたくて電話した時、そのようなものはありませんと言われたのに驚いた記憶があります。
今時そんな殿様商売が通用するなんて驚き、と。そんなものが通用するなんて、さすがに田舎のデパートだなと。

今でも殿様商売をしている傲岸不遜な電気会社がありますが。

FC銀行はN銀行に吸収されました。
この銀行、行員の接客マナーは銀行とは思えないほどに最低でした。

私が独立の際に口座を作るとき、書類上の説明をする男性行員が片方の手をポケットにいれながらつっけんどんな説明をしました。
何じゃこいつはと思いましたが、そういう考えはコチラはお客様だぞという傲慢な気持ちからくるものだと思い自制しましたが、この銀行もやはり田舎者丸出しの地方銀行なんだと納得しました。
東京では都市銀行員の洗練されたマナーが当たり前と思っていましたので、社員教育もされていない銀行があるということだけでもある意味新鮮でしたが。

そして今、上記しましたように前者はMデパートに吸収され、後者はなくなりました。

何を言いたいかというと、このように傲慢な会社や老舗ということだけであぐらをかいている会社は生き残れない社会だということ。

そして今や九州地域で傲慢の代表格の九州電力。
この会社の傲慢さには新聞記事を見るたびに不愉快にさせられます。

経営が苦しいと言いながら、社長を退任した相談役という人物3人に年間9000万もの報酬を出していることに驚きました。さすがに値上げ原資から外すように国から指導され、しぶしぶ原資から外し金額を下げたものの、今日の新聞には年内に再値上げの意向を社長が述べたとの記事が載っています。

驚くことに、再値上の際は今回のような審査を受ける必要はなく、書類提出だけで認められるそうな。
やはり国から保護されている電力会社。

一般の企業なら、経営が苦しい時は経営陣や社員の給料を押えることに努力をし、それが限界になって漸く値上げという段階を踏むところを、この地域独占企業は競争相手がいないことを傘に来て、原発が動かせないなら再値上げをするぞとの居丈高な社長の記者会見。

上に書いたように傲慢な会社はいつの間にか消えていくのは事実。
将来、電気が発送電分離になってより安い電気を買えるようになった時、九電を選ぶ人は激減するでしょう。

長い間自民党から保護されてきた通信事業が民間参入が可能になって自由競争に揉まれて以来、NTTが苦戦している事実を九電さん、どう見る?

いまは競争相手もおらず、気に入らなくても九電から電気を買うしか無い独占企業だからこその傲岸不遜に高圧的な発言ができても、社会の仕組みが変わった(自民党に出来るはずもないですが)後、あなた方の会社は存在しないかもしれないよ。

あなた方の民衆を舐めきった態度や行動は、決して忘れないぞ。

| ホーム |

 BLOG TOP