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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2010/10/28 (Thu) 13:09
あっという間に冬が来た?

ほんの1週間前くらいは、10月だっつーのにいつまで暑いんだよ!とぶつぶつ言いながら左団扇で仕事していたのに、昨日からの寒さはいったいなんじゃこりゃ!と、松田優作風にぼやいています。

日本という国は4季があってそれぞれの季節にゆっくり変わっていくので、国土の位置としては絶妙なポジションにあるのじゃないかと勝手に思っていましたが、それがいまや、暑い夏から少々暑さが衰えたかな、でもまだ暑いな、から途端にサブッ!と言わせられる状態になりつつあるようです。

いったいどうなっちまったんでしょうか。

春物や秋物の洋服は着る時が無いじゃないか、プンプン・・・との発言は妻ですが・・・

私の場合は年中ほぼ同じような服を着ていますのでそれほど影響はありませんが、やはり女の人はおしゃれと言う観点からも影響は大きいのでしょうね。

いやはや、男に生まれてよかった。

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2010/10/20 (Wed) 08:05
北九州の街

このところ仕事の関係で頻繁に北九州に行っています。
私は基本的に運転が嫌いなので、我愛車のフェラーリワゴンRはタイヤが地面と一体化しているんじゃないかと思うほど動かしていませんが、今回も車ではなくJRで。
やっぱり楽だし、乗っている間は本も読めるし、読むのが疲れたら車外でホオっと思えるような建物も目にすることも出来るし、車内でもホオっと思えるような美女も目にすることも出来るし・・・
んー、これが一番かなぁ・・・

いずれにしても、美しいものを見ることは大事なことですぞ。

ところで、北九州って街をこれだけ歩き回ったことが過去無かったんですが、意外に街並みが綺麗だし、ちょっと郊外に行くと緑が多くてすこぶる住環境のよさそうな雰囲気。

ひょっとして福岡なんてところより北九州のほうが綺麗じゃあんめーか、と思えるほど。

たしかにふた昔前の北九州といえば公害の町で、煙突からは絶えず黒い煙が立ち上っているし空気はどんよりしているし893しか住んでいないし、というようなマイナスイメージのオンパレードでした。

それが今や環境建都を目指しているらしく、郊外の街並みが綺麗です。
特に市役所廻りの緑の原っぱの公園はすばらしい。福岡市役所廻りと大違いです。

昼間のせいもあるでしょうが、思ったほど893さんも見かけないし・・・当たり前か・・・

見直したばい。



2010/10/17 (Sun) 14:49
なぁんという擁壁

規模の大きい土地の法的確認のために現地や関係省庁に指導内容を確認に行きましたが、敷地に隣接する民家の擁壁に問題ありで、建築審査課に撮影した画像を見せて擁壁の検査済証の有無を問い合わせたところ、即このような擁壁は無届と思われるとの返事でした。隣接地の擁壁であれば、設計者のほうで安全かどうか判断しろとのこと。要するに行政は責任持たんけんね、ということ。

設計者としては危険だと思わざるを得ないので、この擁壁の手前に土留め用の擁壁を構築するしかないことを依頼者に伝えました。

下がその問題の擁壁。

CIMG0614_convert_20101017143114.jpg

RCの擁壁2段の上にコンクリートブロックの土留めをしたほぼ4m程度の上に民家が建っています。

見るからにヤバイ!って感じで、なぁんと言うことでしょう、と、見なくなった某TV番組のフレーズが思わず出てきました。

1段目の擁壁には左半分には水抜きが申し訳程度にある以外には全く水抜き穴がない上に大きなクラックが縦方向に入っており(画像真ん中で黒ずんでいる箇所がクラック)、そこからはエフロが染み出ています。

こんな擁壁でも「大丈夫だー」と一昔前の志村けん風のギャグでも飛ばせるものなら飛ばしてみぃ!と、突っ込みを入れたくなりましたね。

終日、依頼者と一緒に役所回りをしましたが、さすがにお役所仕事。丁寧にたらいまわししてくれた上に、問い合わせに明確な答えをはっきりとは出さない、あるいは出せないのか、依頼者ともどもほとほと疲れ果てた一日でした、とさ。ジャンジャン


2010/10/08 (Fri) 12:37
長崎の祭り

昨日から3日間の長崎くんちが始まりました。長崎くんちとは、長崎の鎮守神社である諏訪神社への奉納祭りで、370年間続いているそうです。

奉納祭りですので、近頃の観光客目当てのために土日に開催する祭りと違って必ず10月7ー9日間に行われるので、土日が入らないと地元以外の人はなかなか目にすることも困難です。

以前にも書きましたが、私が子供の頃は、夏の鐘楼流しの爆竹や、秋祭りである「くんち」の踊り町(おどりちょう)が鳴らす太鼓などが諏訪神社のほうから聞こえてくると、そわそわして勉強どころじゃなかったものです。

しかし、いたずら子で落ち着きの無い子供であったようなので、まあ、祭りがあるからと言うことでもなく、ただたんに性格的なものだったかもしれませんが。
中学校の頃の通知書に、当時の私の目にはとんでもないおばあちゃん先生だった担任の所見が書かれてあるのを両親が見て、なんとまあ・・・とため息をついていましたが、そこに書かれていたのは

いたずらばかりして落ち着きが見られない。いったい家庭ではどのような教育をされているのでしょうか。

子供心にこの所見はショックだったので今でもよく覚えていますが、今にして思えば、この担任は私のことが嫌いだったんでしょうね。でもなきゃこんなキツイ書き方、普通しないと思いますが。

それはさておき、長崎くんちのニュースなどを見るに付け、長崎に居た年数より離れてからのほうが遥かに長くなっているにもかかわらず、今でもそういうニュースを見ると気持がわくわくします。やはり生まれ育った故郷の空気は骨身を作り上げているんでしょうか。

故郷は遠くにあって思うもの

と、誰が書いたか忘れましたが、年をとるにしたがって身に沁みてわかるようになりました。

長崎を離れるまでは山に囲まれて狭苦しく息苦しく感じていました。
あの山の向こうに希望があると言う気持が強く、高校を卒業して長崎から出たくて仕方が無かったものでした。

しかし、大阪、東京、福岡と3都市に住みましたが、東京以外は感覚的に何故か馴染めず、ふとした弾みに長崎人の気持が出て来ます。あれだけ狭苦しい長崎を嫌っていたのに、子供の頃に沁みこんだ故郷の空気や祭りの時のザワメキ感はいつまでも抜けきれないのには驚きます。

やぱりオイは、どこにおったっちゃ死ぬまで長崎人のごたっです。

2010/10/06 (Wed) 13:33
社会の変化と建築設計

日本の家族構成が変わるにつれて、国内の産業に大きな変化が起きているとのこと。
そのひとつがファミレスの衰退とコンビニの隆盛があげられていました。まあ、コンビには以前ほどの勢いはなくなってきているようですが、それでもファミレスに比べるとまだまだ活力があると見ていいんでしょう。

日本の家族構成の平均は夫婦と子供2人の4人家族と言うのがステレオタイプの考えで、そこが家族向けの製品を作り出す根拠にもなっていました。
建築設計分野でも、ファミリーマンションや建売住宅では、対象とする家族構成は4人家族を念頭に入れるのが普通でした。特殊な提案をしても、先駆的な考えを持たない発注者には即効、却下が見られてきました。

それが今や、シングル向けが年々増加してきているそうな。

一人で暮らすことになんら支障の無い都会では、わずらわしい家族と居るより一人で居ることのほうが心地いいと思えるようです。その意味では単身者用のマンションやアパートがこれからのトレンドとして主流になってくるのでしょうか。

一時期は、DINKSと呼ばれる子供をつくらない共働きの夫婦のありかたがもてはやされていましたが、さらに分解が進み、夫婦だけの家庭さえも必要とされなくなってくる社会が目の前に来ているようです。

大家族中心から核家族中心になり、核家族が子供たちが独立して家を離れ、最終的には年老いた夫婦だけが広い住宅に住み続けるという現在の住まいのあり方から、夫婦としての形態さえも失われ、一人ひとりが孤独に生活して行き、必要なときだけ仲間とのコミュニケーションを取る方向に急速に向かっているようです。そばに居るにもかかわらず会話をしないでメールを送ると言うことで、直接的なコンタクトがわずらわしくなってきている人間関係の希薄さが助長しているのでしょう。

一昔前から、子供たちの遊びが外で走り回るのではなく公園でも固まってそれぞれが好きなゲームをしていたのは社会的に知られていましたが、その子供たちが社会人になって、やはり人と交流しないどころか家族を持とうとしなくなってきている状況を生み出してきています。

他人とのかかわりを持ちたがらない若者が増えてくる社会では、産業そのもののあり方が大きく変わっていく可能性を秘めていると思います。そこには従来の常識は通用しない時代になるでしょうし、ある意味では、従来の穏やかな川の流れから大きな渦を巻くエポックメーキングな転換点を経ることによって時代と言うのは変わっていくのでしょう。龍馬伝に見られるように、幕末から明治維新に至る歴史の転換は従来の考え方と大きく変わる考えを持つ人が現れてきたからこそのことでしょうから。

建築の世界も、こうしたトレンドをいち早く建築のデザインに生かせる人が、これからもこの世界で生き残っていくでしょう。

その意味からしてみると、集合住宅でも先進的な提案をする設計者も見られるようになりました。

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