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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2009/11/30 (Mon) 13:16
坂の上の雲の頃の日本

リノベーション工事の概算金が送られてきて、どれどれと勇んで開いてみたら、その金額の予想外の高さにしばしの間、死にました。これくらいはなるだろうと言う予想は持っていましたが、予想が見事にはずれました。
いやはや、これじゃ建替えたほうがイインジャアンメーカと頭を抱え込みましたが、仕方が無い。コストダウンの提案書を作成し、オーナーの代理の人に連絡。その人と打ち合わせをする前に、金額がとんでもない数字になってきていることを散々仄めかし、覚悟をしてもらった上で打ち合わせをしました。

この建物をノベーションするにあたり、建築としてのあり方と言ったコンセプトつくりからどのようなデザインにしたいのかとか、そのために今までとイメージをガラリと一新させたいというオーナーからの希望を受けて作成した基本計画案がベースになってのことですので、これはこれで1つの事実として受け止めるしかありません。

昨日はそんなこんなで、ひとまずは仕事に区切りが付いた状態になりましたので、ひがな一日、本を読みながら頭をリフレッシュ(シタノカナ・・・??)させました。

TVも18時頃からけっこう長時間見ていましたが、NHKは司馬遼太郎の「坂の上の雲」が始まりました。長編小説の多い司馬さんの本の中でも一番面白かったような気がします。

女優で爬虫類顔といわれている菅野美穂は、やっぱり綺麗でしたが、その子供時代の役の子が可愛かったですね。それにしても、松たかこって、何処がいいのかさっぱり分からないし、いまでも分からない。特に綺麗でもないし可愛くも魅力も受けないし、なんなんだろう。有名歌舞伎役者の娘って言う七光りだけでしかないような紀がするんですがね。

「坂の上の雲」に書かれている明治初期の頃の日本と現在の日本を比べると、それそ雲泥の差だなと感じました。かたや希望に満ち溢れた青年ともいえるような活気にあふれた新興国家の頃で、いまや社会は戦後60年余の自民党の悪政によって、大多数の国民に希望を失わせ、社会的に疲弊しきってしまい、老人国ともいえそうな情け無い国になってしまいました。

しかし、民主党もなんだかな・・・・
もっともっと対米関係で毅然としたところを見せるかと思いきや、少々期待はずれです。





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2009/11/24 (Tue) 11:22
連休明け

連休も終わり、まだ調子の出ない人も居るでしょうね。

自営業の私は休みは自分で決めるので、基本的に連休と言うのは存在しないことになっていますが、そこはそれ、元来が人に厳しく自分に甘くをモットーにして生きてきていますので、テキトーに休んでいます。
一日中、アイデアをひねり出すためにエスキスを繰り返しながらウンウン唸っている日もあれば、今日はなんだか何も出てこん。チョーシ悪いなぁ・・・とぼやく日は仕事はそそくさと速めにお仕舞いにして、缶ビールのクリップをプシュッと開けてグビグビと飲む日もあり、これぞ宮使えには出来めーと、一人で悦に入ることも

話は変わって、忙しい時ほど本もたくさん読めるってのも不思議ですね。
少しの息抜きに文庫本を取り出してちょいちょいと読むので2週間に一冊のペースでしかないですが、分厚くなければ読んでしまいます。そんなときは建築系の本は読まないのですが、定期的に取っているのもそこそこあるせいで、あっという間に積み重なってしまいます。

仕事が暇になったら読んであげるからね、と慰めては見るものの、暇になったらなったで本なんか読んでいる場合じゃないと言う気持ちになるため、建築系の本は日を決めて読まないとなかなか読めないということになります。

まあしかし、興味のある記事を精読するくらいで、後はタイトルだけを見て中身をざっと走り読み。

いつも思いますが、読んだ片っ端から忘れていくので、これってなんかの役になっとんのかなと疑問に思うことも多々。記憶力をつかさどる前頭連合野(漢字、合ってます?)の働きが悪いんでしょうね。全て記憶していたら、それはそれで大変でしょうけど。

さてさて、マンションリノベーションに概算工事費がまだ建設会社から上がってきません。今朝催促したものの担当者も超多忙の様子。この概算金が来ないと次に作業に入れないので今日は予定外に暇になりました。

いやはや、当たり前ですが適当に忙しいほうがいいですね。

2009/11/17 (Tue) 13:12
結婚式

娘の結婚式。
ウエディングドレスを着た娘を始めて見た時、それこそ映画であるように感無量になって涙ぐむのかと思いきや、最初に頭に浮かんだフレーズは、馬子にも衣装。

我が娘どもは、親馬鹿を承知の上で言わせてもらえば、造形は皆偏差値60程度はあると思っていますが、こうやって目の当たりにすると、見慣れた来たわが子でも、なかなか美人になったと思ってしまいます。

バージンロードのリハーサルは2,3何回かするのかと思ったところ、1回だけ。まず右足から出して、次は左足を右足の横に置いて一拍して、次に左足を前に出し右足を左足の横に置いて一拍して・・・と、その繰り返し。ところがわが娘。普段はまったくハイヒールなんぞ履くような職場じゃないせいもあってハイヒールで歩くことに不慣れなこと極まりない。
ヨロヨロしながら歩くので、どうしても歩幅は狭いし、スピードも遅い。娘の歩くスピードが分からないままリハ終了。なんだ、こんなもんかと思いながら控え室へ。

しばらく控え室で歓談していたら、いよいよ本番の知らせ。で、私は娘が待つドアの向こうに待機。リハではイマイチ感覚がつかめなかったなと不安感が少し出てきたところに、結婚式定番のタンタカターンという曲がドアの向こうに流れ、いよいよ本番。

えっと、左足から出すんだったよな。。。

ドアがサーット開き、ドアの向こうに入り、お辞儀。
で、左足を出そうとした刹那、そうだ、右からだ!と思い出し、あわてて右足を出しました。あわてたせいで、もはや頭の中は真っ白け。ガーンと一気に緊張感に囚われてしまいました。
正面を見ながらゆっくり歩こうと事前に思っていたことはすっかりすっ飛んじまって、娘の歩行速度が気になるわ足の運びが気になるわ歩幅が気になるわ、でひたすら足元ばかり見ながらの前進。

時々顔を上げて新婦の前に立っている新郎までの距離を測りましたが、傍目からはすこぶる緊張しきっていたような表情だったそうです。そのときの心境は、緊張もしていましたが、意外にも涙が出そうになっていたので必死に歯を食いしばっていたのも正直に告白します。いやはや涙もろい。

バージンロード

その後は私の出番は無いので、すっかりリラックスしていましたが、妻が娘に当てた手紙を読んでいるときは、子供のころのことが走馬灯のように頭に浮かび、やはり涙が出ました。

後2人居ます。
来年の秋には長女が式を挙げる予定です。
こうやって少しずつ、親としての役目はお仕舞いに向かっています。

嬉しいような寂しいような・・・やっぱり寂しいー・・・・・

2009/11/16 (Mon) 08:26
京都駅そのほか

昨日、京都に娘の結婚式のために日帰りで行ってきました。

京都駅に昼前に着きましたが、観光シーズンともあってバス路線は渋滞するとの情報を受け、地下鉄で式場の近くの駅まで行くことにしました。
その駅からは式場まで2km程度のようなので、散歩と建物見物がてら歩いて行きました。京都の地下鉄は日本全国共通の仕様で、オモロナカッタ。せめて電車のインテリアだけでも雅な御所風にしてもらいたかったなぁ・・・・・

091115_1101~0001

以下は地下鉄松ヶ崎駅から北山通りを歩いているときに見かけた建物。

工繊大近く
京都工繊大近くで見かけた建物。ガラスのプロポーションと側面の処理方法が面白い建物でした。
関西方面では唯一と言っていいくらい建築デザインが学べる大学です。東京では早稲田でしょうか。東大も入れてもいいですがね。

tenpo.jpg
これは何かの店舗のようです。道路の向こうでしたので確認は出来ませんでしたが、竹を外装に大胆に使用し、土壁風の腰部分との対比を見せています。上部のバルコニーガラス手摺とのバランスが面白い。

京都駅に着いたときはあわただしくて撮影できませんでしたが、式が終わった後、19時頃、京都駅に到着。出発まで間があったので撮影しました。

kyoutotower.jpg
元祖京都の景観を損なっていると非難をうけた京都タワー。
夜空にくっきりと浮かび上がる姿は有る意味幻想的ですが、エッフェル塔にははるかに及ばない。あまりにも機能的過ぎる形態だからでしょうか、何の感動も起きません。ただ、夜空にぽっかりと浮かんでいると言うだけで目に入ります。

大階段
京都駅大階段の夜景。
ヘップバーンは何処から降りてくるのかな・・・・

totoro.jpg
宮崎アニメに出てくるような形態。原さんもトトロファン?

fknk.jpg
上から見下ろしたコンコース。ただただデッカイ。

katati.jpg
原調デザインのてんこ盛り。



2009/11/14 (Sat) 08:30
明日

娘の結婚式がいよいよ明日になりました。
といっても、勤務先の関係から家から出てもはや5年経っていますので、結婚して家から出て行くという実感には乏しいのですが、それでもこれで本当に嫁いでいくと言う区切りには違いありません。

サプライズ演出とかで、娘には内緒で母からの手紙と言う形で披露宴で読み上げることになり、その原稿を妻がここ数日、必死になって書いていました。

最初はあれもこれもと書き込んだ結果、読むのに10分もの長さになっていましたので、こんなものは3分程度に納めないとしらけるぞとアドバイスしてから何とか短くしたようでしたが、それでも4分半くらいはかかるようです。まあ仕方なかろうと言うことで改めて私も原稿を読みましたが、読んでいるうちに娘の幼い頃が思いだされてウルウルなってきました。原稿を読むだけでこんななら、披露宴で泣かそうという過剰演出でもあると、ついつい夫婦ともども号泣しそうです。
冷静にいたいと思いますが、年とともに涙腺もゆるくなってきていますので、自信が有りません。

早朝8時の新幹線に乗って京都まで行きます。妻の猫が心配だからと一言で、深夜の日帰り強行になりました。

それはまあともかく、出来出来コンペ当選案の京都駅をしっかりと見てこようと思います。建築写真では見ていますが、実際に体験すると印象が違うかもしれません。

2009/11/10 (Tue) 07:42
ガラスのエレベーターシャフト

某デパートの歩道に隣接している総ガラスのエレベーターシャフト。

091108_1237~0001

たまたま通りがかった女性も写っているのでスケールが分かりやすいですね。
ガラスの固定方法はガラスだけを金具で支持する工法なので、プレーンなガラスBOXのような表現になっています。が、この工法、やたらと高いってことだけは知っています。

ガラスBOXをデザインしたときにいつでも頭を悩ませるのが、入り口の庇の処理。
庇がどれだけシャープに見せられるかでガラスのBOXがシャープに見えるかどうかのキーポイントになります。

入り口上部の庇のディテール。

091108_1237~0002

庇もガラスで作っています。やはりと言うところ。
中の鉄骨柱から丸型のスチールパイプをガラスの壁を貫通させてガラスの庇を受けています。もっと繊細に表現できなかったのかなと思いましたが、批評は簡単ですものね。

2009/11/05 (Thu) 13:04
官僚主義社会

姉歯事件に乗じて建築基準法を改悪して建設業界を不況に陥れた悪辣官僚 小川富由国土交通省大臣官房審議官と水流(つる)潤太郎国土交通省住宅局建築指導課長(両名とも当時の肩書き)は、そのような大不況を作り出した責任も問われること無く、小川はURの理事に、水流は独立行政法人建築研究総括監研究所に其々天下りしたようです。

この連中の無策無能な建築基準法改悪によって建築業界が大混乱に陥り、その後、長期の官製不況になった結果、建築設計業界や建設業界からリタイヤせざるを得なくなって一家離散という状態になった人々や借金を返せず命を絶った人々などを何万も作り出したことに対して何の社会的責任も負わず、のうのうと税金から多額の退職金を手にし、あまつさえ独立行政法人に天下り、そこでも短期勤務という「ワタリ」をし続けて多額の退職金を手にすることになります。

全てはこの2人の無能官僚が起こしたことであるにもかかわらず、今までの政権は官僚どもに何の咎めを与えてこなかった。この連中、世渡り上手を絵に描いたようなお勉強が出来て頭の良い奴の見本のようですが、被害者である我々には何も手が打てないのもこいつらは充分知っていることに歯噛みする思いです。

局長クラスの官僚は(我々が)政権を取ったら辞表を出せと、言うような期待を持たせる発言を鳩山はしていましたが、政権をとってから2ヶ月経った今、どうやら官僚どもに懐柔されてきているような気がしています。大久保利通が確立した官僚組織は、明治維新以降、この社会にベットリと張り付いたカビのような存在であるが故に、なかなか取り払えないどころか、官僚排除を声高にマニフェストに書いた民主党も少しずつ侵食されてきているようです。

官製不況を作り出した小川や水流のような奴らを生かし続けている社会は、やはり官僚主義社会と言うしかないのでしょう。

2009/11/02 (Mon) 11:27
浮き上がり工法

免震工法の1つに、建物の土台と基礎の間に空気を送り込んで土台から建物を浮かせて、地震の意影響を軽減すると言う工法がTVで紹介されていました。

ホーバークラフトの建築版と言ったところでしょうか。

TVの実験では浮き上がり寸法は10ミリ程度でした。
椅子を2脚置き、片方はこの工法の上に、片方は通常の床に置かれて実験をして見せていました。阪神大震災並みの揺れでも浮き上がり工法ではほとんど揺れが生じておらず、1/10程度減衰するとの実験値が出ているそうです。建物の規模は住宅程度が対象。取付け費用は新築の場合300万円程度の費用アップになるとの事。

実験を見ていると、確かに片方の激しい揺れに比べるとあきらかに小さく揺れている程度なので、効果的なことは分かりました。それではこの装置。何時来るかわからない地震対策のため四六時中浮かせていないといけないのかな?と疑問。地震が来てヨッシャとばかりに浮き上がるためのスイッチなり感知器なりが付いていて瞬時に反応するのかな?揺れはじめが激しくても確実に浮くのかな?と、いろんな疑問が出てきたものの、その辺の説明はもちろんありません。

新しい考え方にはいろんな疑問などが生じるのも無理の無いことですが、この辺の対策がしっかりされておれば、これはなかなか効果的な装置です。

地震対策のために土台と基礎を緊結しないで、土台が基礎の上を滑るようにするほうがいいのじゃないかという考え方もありますが、基礎と土台はガッチリ固めるという方針が建築基準法の大前提ですから、この方式では建築審査会の認可が得られない限り確認が取れないでしょうね。でも面白い考えですし、この考え方の延長上に今回のホバークラフト的な工法があるような気がします。


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