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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2009/05/29 (Fri) 16:20
依頼者との出会い

我々設計事務所が建築を造ろうとする人と、どんな風にして知り合うのでしょうか。

著名な建築家であれば、依頼者のほうからので電話などで仕事が来るでしょうが、そのような事務所は無名な私から見ると雲の上の話。

宮脇さんが、仕事が無いとき電話がかかって来い。と念力をかけていたなんて本で書いていました。宮脇さんレベルでもそうかと妙な安心感を持ったものでしたが、だからいいんだという話にはならなくて、「設計をお願いしたいんですが・・・」なんて唐突に電話がかかってきたら、そりゃ喜びいさんで庭駆け回りたくなりますが(庭なんか無いんですけどね)、ちょっと待てよ・・・と用心する気持ちも、何年も設計事務所を必死で持ちこたえてきた身には染み付いてしまっています。

ところが、ここ数年間はメールでの問い合わせが圧倒的な数になっています。
そんなメールを目にするのはPCを立ち上げてメールのチェックをする時。

私がPCを立ち上げるのはもちろん朝。
まだよく目が覚めていないときに、PCにスイッチ入れてWindowsの画面がゆっくり立ち上がってくるのをコーヒーを飲みながら眺めています。Windowsってなんで立ち上がるまで時間がかかるんでしょうかね。数分がかりでようやくメールのチェックが出来る画面になって、いの一番にチェック。

何通かのメールが届いていますとのメッセージを眺めながら、片手でコーヒーをグビリ。もちブラックです。なんせ、おなかの周りがポ~ニョポ~ニョポニョですので・・・(^_^;)

毎日のように届くメルマガ関係が画面にサーっと出ているときに、見慣れない字が目に入ります。
始めてみるような名前で、タイトルに「設計相談ができますか」なんて目に入ると、飲みかかったコーヒーをゲホゲホのどに引っ掛けながらも椅子からドヒューンと1m飛び上がります。

本当にこの繰り返しに近いんです。

人によっては、依頼が合った場合、設計してやるという態度で居るという話を聞きますが、私にしてみればとんでもない話で、よくもまあこの無名な設計者を見つけてもらったものだと感謝感謝で一杯になるんですよ、ホント。

設計事務所って敷居が高いといまだに思われているようですね。

まあ、確かに自分を芸術家と勘違いしている人も見受けられます。
実績があるならばご本人はそれを売りにしているのでしょうから、それはそれ、ご本人が満足していればいいのでしょうが、そのことが設計事務所を高みに置いてしまっている原因になっていることに気がついて欲しいものです。

我々業界の体質も確かにあるのでしょうが、しかし、建築士(自称、建築家も含めて)ってそんなに偉いのかしらね。設計事務所の片隅に居て、いつも疑問に思います。

最近は設計者と建築主とをつなぎのサイトも多数出てきました。
私のところにも登録しませんかと時々メールが来ます。

ありがたいことです。

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2009/05/25 (Mon) 12:00
デザイン

住宅の基本プランを作成した後で立体的な検討をするのに、今までは模型を作っていましたが、ここはせっかくSuketchUpを練習してきたので、3Dいっちょうやってみっと取り掛かってはや4日が経ちました。

作成の練習は本を見ながらしていましたが、習うより慣れろの主義なので、練習の本を繰り返すよりとりあえず何でもいいから試行錯誤しならがでもやってみるほうがエエんではないかえと。

とにかく時間がかかりますが、やはりデザインの変更が簡単に出来るので、コレには大助かりです。

立面図のスケッチを元に作成していますが、思っていたよりもいまいちのところの変更とか、イメージどおりだったのでムシシとひとりほくそ笑むとかするうちに、早くも4日経ってしまいました。

まあ、今の段階が大切なので時間がかかっても仕方の無いことですが、形が決まれば最後には模型を作ろうかと思っています。なぜなら、この3Dはパソコン内にはデーターとしてあるにしても、やはり実際的に手に持って見るには模型がいいような気がまだしていますので・・・

今日中に何とか目処をつけたいと思いつつも、毎日作成していると前のデザインがどうもいまいちに見えてしまうので、手直しをかけてなかなか先に進まないってことも、本当に多い。

デザインって言うのは人間の心が相手ですので、何処まで行ってもこれでヨシッ!というところに到達しないような気がします。そんなときは、先日書いたように本を見たり建築以外のデザインの本を見たりしながら考えをまとめるようにしています。

建築一筋の人よりも、寄り道しながら建築をしている人のほうが、引き出しが多いかもしれませんね。



2009/05/18 (Mon) 13:27
明日はあるのか

なんだか毎日やることがあって、日がな一日何か1つに集中していることがこのところ無い状態ですが、そんなこんなで、豚インフルエンザが関西方面で広がりを見せ、民主党の党首が鳩山に決まり、地球外生物が人類を襲う(嘘ですが)。なんだか少し前の特撮モノにシチュエーションが似ているような気がするのは、私だけ?

大阪方面には我が娘が二匹、生息しているので心配ですが、離れているとどうしようもない。ま、二人とも大人(片方はまだ学生ですが)ですので自分で対応しているものと思いますが。

民主党、やっぱり鳩山ですか。
読売新聞の世論調査と毎日新聞の世論調査の結果が両極端で面白い。もち読売は鳩山に期待しないほうが多数ですが、片方はその逆。無作為に選んでいるはずの世論調査が、主催する新聞社でこんなに違うのは何で? 産経新聞の世論調査ならどうなっていたのかは十分予想できますね。

それはさておき、民主党の代表選は、私から見ても自民党に比べると拙速すぎるような気がしますが、国会開会中だからという理屈もあるでしょう。しかし、自民党で福田が投げ出したときも国会開会中だったはずで、税金を何億もかけた挙句、漢字も読めない麻生が選ばれたのは記憶に新しいはず。
税金の無駄遣いといえなくも無いですが、それでも自民党総裁立候補者が遊説している姿を記憶から引き出してみると、今回の民主党の代表選のなんとも存在感の無いこと。
なんだか、こんなことじゃ、次の選挙、やっぱり自民党じゃなくっちゃ心配だという気持ちを持った人を増やしちまったんじゃないかと懸念しますね。

それにしても、新聞の世論調査で、若者の自民党支持者が結構多いのには改めてこの国の右傾化がはっきりしているようで恐ろしい。

若者ってのは、現状の何事にも不満や欲求があるはず。
現状を変えようという意識を持つことで社会変革へのモチベーションになるはずなのに、そのエネルギーも無いんでしょうかね。今のままでいいという、驚くべき保守化現象です。
若いくせに意識は老人。

でも、このような若者が増えることが為政者にとって好都合。変革を起こそうとしないので、政権は安泰で、官僚どももぬくぬくと太って税金を湯水のように使えるわけです。

(少し前、日本をアメリカの属国に仕立て上げたエセ改革者が総理大臣をやっていた時期がありました。そのエセ改革者は政界から引退すると同時に長男を後継者にしました。とんだ改革者でした。私から言わせれば、この男ほどの売国奴は、先には金丸しか居ないと思っているんですが。)

若者の保守化現象が顕著になった結果が、ワーキングプアー、ニート、派遣切りという社会現象になって国力を減衰させていることに気が付かない。老いた父母を介護する家族は、社会的に見捨てられ、精神的肉体的に追い詰められて、自ら命を絶つしか逃げ場がなくなっていることに目をつぶっているのか。懸命に働いてきた老人が、社会的に排除され、生きる術も失い、寂しく死んでいくことは、わが身とは関係ないと思っているのか。

このような社会現象を、ぬくぬくと太った二世ばかりの政治屋やカルト教団信者共、国民を見下している官僚、国家権力を背にした検察、警察、司法関係者のような税金で太っている人種にとって、変えようとする意識を持っているはずが無い。

自民党、カルト党支持の若者諸君。
これらのことは他人事だと思っていることだろう、が、明日の君のことだよ。


2009/05/16 (Sat) 10:02
図面集

住宅の設計のアイデアに行き詰まったとき、何かのヒントのきっかけにならないかと期待して有名どころの建築家の作品(好きな言い方じゃないですが)集を見ることはままあります。

あまり参考にしすぎるようにしないと、真似になってしまうことに注意しないといけませんが、磯崎新が過去に、いまや建築で新しい発想はありえない。と書いていましたが、確かにどこかで見たような設計が目に入ることが多い。特に最近の若手の建築士が設計している住宅は、ほとんどなんとなく全部に共通している部分が垣間見られます。なんとなくミース調に見えてしまうのは私だけでしょうか。

それはさておき、何らかのヒントが無いものかと作品集を見たりしているときに、図面集なるものも見ることも多い。
この図面集は、通常は実施設計するときに参考にするために書架に置いている代物です。購入するときは高価なので、かなり悩んだものでした。

でも、この図面集。いわゆる作品集のような写真写りだけを考えた本を見ているときよりも、はるかに設計者の考えが良く分かります。図面を見て同じに雑誌の写真を見ると、もっとよく分かってきます。だから、設計のアイデアに詰まったときにでも図面集を見ることも大事なんです。

プランニングは、机にへばりついて考え事をしていることばかりじゃなく、こんな風に本や雑誌を眺めることで頭の中でいろいろひねっているんですよ。でも、傍目には息抜きしているようにしか見えないんでしょうね。頭の中がどれだけ活発に動いているか、見えると一番いいんでしょうね。

でも、もしそれが出来るなら、東大出て司法試験通って、今度は医学部(もち、東大です)に入って医者になった人が居ましたが、その人の頭の中を、一体どんな頭してんだか見てみたい。
こんな人にとっては、東大もそれほど苦労して入る大学じゃないんでしょうねね。実にうらやましい限りですよ。
私の知人の息子が、大学受験のとき、東大A判定で驚いたんですが、親のほうは勉強しないとぼやいていました。勉強しないで東大A判定かよ!と、突っ込みましたが。
もちろん、現役で問題なく、東大理系に入りました。はぁ~、天才って居るもんです。

話がそれました。

私が持っている図面集は、日本、外国合わせてそこそこありますが、外国の建築家の図面は、ディテール的には正直言ってあまり参考になりません。気候風土も違う国のディテールですので、参考にするとしたら、やはり図面から読み取れるコンセプトでしょう。

たまぁ~には、自分が描いた過去の図面も見ます。手書きの頃の図面なんか色も黄色く変色してしまって、独立したのが1986年ですから、昭和末期になるわけですので、それはそれで時代を感じさせますね。

さてと、このブログも気分転換で書いていますが、そろそろプランニングに取り掛かるかな、っと。


2009/05/13 (Wed) 08:23
UBの排水の改善

今日は生活に役立つ情報。

私が居るマンションは築35年の10階建て。
入居当初は事務所だけで入ったのでそれほどは感じなかったのは、UBの排水の悪さ。
当初は徹夜して泊り込むとき以外は使用しなかったのでそれほど感じなかったのですが、シャワー程度の水でも排水口から水があふれてきてトラップの中の汚物も一緒に床にあふれてきていました。

汚ねーなーと思いつつも使用頻度は周に一回あるかないかなので、ほっときゃそのうち流れていくわと思う程度でした。それでもUBの床にあふれた水がすこしずづ流れてしまった後の汚いことには閉口して、少しは排水管をきれいにしなきゃな、ということでUBの排水トラップの中をブラシでこすると同時に排水管を綺麗にするというパイプスルーのような製品を使用したところ、確かにその製品を使った後は一時期は少しは流れが良くなるようでしたが、それでも排水口からあふれる水が少し減るという程度で、排水口からあふれて汚物が床に広がるのは同じ。

よほど前に住んでいた人がその方面の手入れをしていなかったようで、まず最初にこの部屋を見たときに驚いたのが浴室の汚かったこと。風呂を使っていなかったんじゃないかとか、あるいは土足で使った居たのかと思えるくらいに汚かったことを覚えています。

それでも事務所だけでしたのでUBの排水の流れの悪いのはそれほど気にしていませんでしたが、家族までがこのマンションに移り住んで、事務兼住まいとなったからにはそうは言ってられなくなりました。
女房娘が毎日風呂を使いますし、そのたびに汚いものが出てくるとクレームが付けられちゃ男として見逃すわけにはいかね~、ハァ~チョンチョンチョン。

で、どうしたかというと、市販の排水パイプ清掃剤には大きな期待が持てないことが分かったので、何かないもんかなとインターネットで検索していたところ、最初に見つけたのは微生物で排水管の中の目詰まりを数ヶ月にわたって徐々に無くしていくというアメリカの製品。
アメリカ嫌いの私にはアメリカ製品ということには抵抗がありましたが、微生物なら環境にもよかっぺと早速購入。製品到着後、週に何回か使用説明どおりに排水管に流しました、が、2ヶ月たっても状況に変化無し。

コレじゃいつまでたっても埒があかんと、この製品を諦め、さらに他にないものかと検索したところ、
業務用パイプクリーナーというのが目に入りました。
早速このサイトを読み込むと、排水管の中の汚れが2種類あり、それぞれに合う製品を使うことが書かれていました。なるほどなるほどと、なんと書く信用が置けそうでしたので物は試しと購入。

業務用の劇薬扱いの水酸化ナトリウム製の製品もあるために自己責任が問われますが、そこは慎重に使用。

まず最初に流したのはその水酸化ナトリウム。
コレを2日連続で使ったところ、効果はてきめん。あれだけ流れにくかったUBの排水が、するすると流れます。

日常的には週二回、別の粉状の微生物入りの製品(ピーエヌクリーンという製品名)を流すのですが、使用し始めて2ヶ月経ったところ、結構流れはいいようです。

コンスタントにピーエヌクリーンを流しておかないとすぐに流れが悪くなるようですので、コレも排水管の中が綺麗になるまでは時間もかかりそうですが、35年間、一度もこんなことをしたことが無ければがっちりと汚れがこびりついていることは予想できますので、2、3年はかかることを覚悟の上で取り組むしか無さそうです。

UBをはじめとして洗面所、台所からの悪臭も無くなり流れも改善しつつあるようです。

同じように流れが悪くて困っている方にその製品のサイトをご紹介します。
あ、言っときますが、私、別のこの会社からバックをもらっているわけじゃないので誤解が無いように。悪いと思ったら紹介しません。でも使ってみて、いいと思うか悪いと思うかはあなたしだい。

http://u-need.ocnk.net/page/20

2009/05/12 (Tue) 09:42
小沢辞任に寄せて

民主党の小沢の代表辞任で、自民党、公明党、その取り巻きの読売、産経新聞、NTV、フジTVなどの放送局の思い通りになりましたね。

そもそも今回の検察庁のやり方があまりにも自民党寄りなことが露骨過ぎましたが、この国で販売数第一位の自民党広報誌である読売新聞、極右の産経新聞がここぞとばかりに金権体質を追及し、そのせいかどうかわかりませんが、その新聞を読んでいる人が必然的に多いこともあって民主党の支持率が下がりました。

私は自民党支持者の友人からアカ新聞と呼ばれた某地方紙を読んでいますので読売の思惑には踊らされませんでしたが、この国はマスコミの扇動でひとつの方向に一気に行く性格を相変わらず持ち続けているなという恐怖心を持ちました。

時の権力者にとって都合の悪いことを、マスコミや警察、検察に圧力をかけて恣意的にある方向に向ければ一般的な認識は権力者に都合の良いように操作できます。このことは民主主義国家としてははなはだ稚拙なレベルであることを内外に露呈することになります。

日本人てーのは自分の意見をあまり持たないので、上からの指示を受けてその通りにしか動けないという精神構造のようです。
この特質は体制側にとっては非常に好都合。

その特性のおかげで会社の命令に唯々諾々と従って働いてきた結果が経済では世界で確固たる地位をえた大きな要因なのでしょう。それさえも風前の灯のようですが。

しかしそれは結局、所属する会社や宗教団体が支持する候補者にそれらの組織の命令にコレまた唯々諾々と従って無批判に投票してきたことが、現在の程度の政治屋しか国会に送れなかった原因でもありますね。

この程度の政治屋にはこの程度の国民といわれるゆえんです。
経済一流政治は三流と揶揄されました。経済も少しずつ化けの皮がはがれそうですが。。。

小沢の代表辞任と引き換えに民主党が政権を奪取できるかどうかは分かりませんが、政権奪取の暁には、政官癒着の構造やカルト教団(狂団のほうが正しいかも)が政党を持つという憲法違反の是正、アメリカ帝国との従属関係の打破、などをしてもらいたいものです。

が、民主党は所詮は大部分が自民党員だった連中ばかり。
あまり大きな期待を持つと、これまた落胆することになるのも予想できます。

しかし、今回のことをきっかけに、権力を嵩にして高圧的な態度の検察庁、警察組織、司法関係などが、いつなんどき国民を弾圧する組織に豹変する恐れがあることを認識しましょう。

現代版赤紙といわれている裁判員制度への選任届けが、いつの間にか本物の赤紙になり、検察庁、警察がその前進である憲兵組織になる危惧を持ちながら監視を続けましょう。

2009/05/09 (Sat) 12:04
Next one の意味

昨日のブログで、Next one という意味が分からない方が居られるかもしれませんので、補足説明。

設計者は毎回全力で設計していることは誰しも同じことですが、それでも引き渡した後に、もっと何かが出来たのじゃないかと思うことばかりで、100%満足ということは現在のところ残念ながらありません。

まあ、100%満足してしまったらそこで伸びシロが無くなったといえば言えるわけで・・・

その意味では、この思いは全設計者に共通する事じゃないかと思うわけですね。だから、かのライトほどの巨匠でさえも同じような思いを持ったが故に、Nexone という名文句が出てきたのでしょう。

私もNextに前よりももっといい建築を造ろうという思いでこの仕事をすでに数十年、経てきています。

しかし残念ながらまだまだ理想とする到達点には程遠い思いがするばかりです。

設計者って、建築業界にいる人でも設計をしたことが無い人から見れば楽そうな仕事に見えるようですが、右も左も脳みそをフルに使っているんです。
ボケる暇がありません。天然ボケはともかく・・・・

2009/05/08 (Fri) 11:41
Next one

現在、住宅の基本プランを作成中ですが、いつも思うことは、どうすればシンプルなプランになるのかということ。

必要な部屋の大きさ、配置、動線を同時に考えてそのまま落としていくと、凸凹の多い複雑な形になってしまいます。

それをどうやって単純な形に昇華できるかを、毎度、頭をかきむしりウンウン唸りながら思案しています。その過程ではパソコン画面ではどうにも考えがまとまり難いので、色鉛筆を手にして紙に手書きでラフスケッチを描く形になります。

若い人はパソコンの画面でラフプランを考えるのかもしれませんが、アナログ人間のオジサン世代にはパソコン上のCADで書くのはある程度まとまってからという認識を持っている人が多そうです。なぜなら、CADのラインは、たとえばそれが曲線だと数値化しないと作成できません。でもラフプランの段階では曲線ってのは適当にこんな感じかなと思いながら書いているので、それを数値化するなんて考えただけでもメンドクサいし、なんだかそっちのほうに神経を使ってしまってプランを考える集中力がなくなりそう。

で、いかにしてシンプルなプランに昇華できるかということに脳みそをフルに働かせていますが、あるところまで行くとそれから先になかなか進まなくなるところが出てきます。壁みたいなものですね。
その壁にぶつかって何日か悩んでいると、ある時にパッと閃きがあって、それから先はイメージが膨らんでいきますが、その閃きが来るまでは頭をかきむしることになります。

視点を変えるとか考え方を変えてみるとか様々な試みをしながらプランを練るという作業になりますが、設計をやっている人はこの段階が苦しいけど好きな人が多いのじゃないでしょうか。

それにしても、もっと一ひねりが欲しいと毎日、頭をかきむしりながら机にへばりついています。

F.L.ライトがある人から、「あなたの最高傑作はどれですか。」と聞かれたとき、
Next one.
と応えたことは有名です。

私にとっての最高の仕事は Next one との気持ちを持って毎回取り組んでいます。

2009/05/06 (Wed) 10:37
信号待ちの時のエンジンストップ

長かった連休も今日でお終い。お疲れ様でした。

私はひたすら事務所で仕事。自営業には連休もなにも関係ないというより、世間がお休みのほうが電話もかかってこないので、静かに仕事に集中できます。と、思いたい・・・・

世間がお休みの時に、すっかり汚れきった愛車を洗車すっぺとキーを差し込んだところ、なぜかキーの位置が右に廻っていたところで止まっていました。

ン???と思ったと同時に、車はウンともスンとも言わず、バッテリーが完全に上がってしまってラジオもかからないくらいでした。

仕方が無いのでロードサービスに連絡して充電。
このロードサービスは私が加入しているクレジットカード会社のものなので、こんなトラブルは無料です。

無事にエンジンもかかり、ヨッシャヨッシャと出かけましたが、5分ほど走って一時停止の交差点で停止したとき、またまたエンジンがかからなくなりました。走っているときは充電も出来ていると思っていたのであわてましたね。後ろには何台もの車が並んでいましたし。

なんどかキーをまわしてもウンスンも反応が無かったので、車から降りて目一杯の愛想笑いを後ろの人に送り、車を邪魔にならないところまで必死に押しました。こんなときは軽でよかったと思うべきでしょうが、コレが意外に重くて、普段マウスより重いものを持たないオジンには辛い力仕事でした。

再びロードサービスに連絡。待つこと約15分。
今度は向こうも2度目だったので心得たものでレッカー車がやってきました。

その場で再度エンジンをかけてもらったものの、このバッテリーは1年半くらい前に交換したので、確かに最初はキーの位置がおかしなところで止まっていたせいでバッテリーが上がったようだけど、エンジンをかけて走行しているのに何故信号待ちくらいでまたバッテリーがなくなるのかとサービスマンに質問。

で、分かったことは、バッテリーにも当たりはずれがあるのと、信号待ちのたびにエンジンを切っている(私は長い信号待ちの時にはエンジンを切っています。少しでも炭酸ガスを出すのを少なくしたいという気持ちと、ガソリン代の節約のために。)のは環境にいいかもしれないが、頻繁にエンジンをかける行為はバッテリーとスターターに負担をかけるので故障の原因になることが多いとのこと。

信号待ちのたびにエンジンを切るのは環境問題にそれほど貢献しているのか分かりませんが、燃費の向上も期待したほどでもないこともあり、頭を悩ませます。

今回は裏道で交通量もそれほど多くない場所だから良かったものの、繁華街での交差点でこんな目になったら目も当てられませんからね。以前乗っていたシトロエンの2VC(この車は毎月のように修理工場行きでした。)の時には、その繁華街の交差点でスコンとエンストしてくれたので、大変な経験をしています。

ワゴンRは国産車なのでそんな心配はまったくしていませんでしたが、この車、燃費が悪いうえによく壊れます。やはり安く作っているんでしょうね。

上に書いたエンジンキーの位置が右に廻ったとところで止まっていたもそうですが、キーレスエントリーのはずなのに、コレが壊れた。よくまあいろんなところが壊れてくれるので、頭にきてキーレスエントリーは修理していませんが。

洗車にいくにも不安になってしまいましたので、レッカーで自分の駐車場まで運んでもらい、バッテリーも交換しました。そのレッカー車に乗せるのにいったんエンジンを停めてレッカーの操作をしてもらい、再びキーをまわしたらやはりかかりませんでした。とにかくバッテリーがすっかりだめになっていたようです。

いやはや、予定外の出費で痛いこと(T_T)

環境を考えて故障して立ち往生するのを覚悟すべきか、故障は困るので信号待ちのときにもエンジンを切るのを止めることで排気ガスを出し続けるか、それが問題だぁ!

2009/05/04 (Mon) 10:11
安藤考

先日、BS放送で安藤忠雄の対談番組がたまたまあったので、何気なく見ていました。
安藤さんが独学で建築を学んだにもかかわらず世界的な建築家になったということが、東大を出て東大の大学教授をしている有名な建築家の下で修行して後にメジャーデビューが出来るというリジッドなスキームが出来上がっている建築設計界の中では奇跡的だというようなことをインタビュアーが対談の前に視聴者に説明していました。

われわれ業界人には安藤さんがプロボクサーだった話や無名時代のヨーロッパの放浪の話などは耳タコであるわけですが、やはりインタビュアーが説明していたように、なんと言っても東大出てなきゃ早稲田出てなきゃ他は問題外というような業界ではあるなと我が学生時代の努力不足と才能不足を棚に上げて実感しています。

それはさておき、設計例の一つに六甲の集合住宅の例が取り上げられていました。
確かにあれを雑誌で見たときには、なんとまあがけ崩れの恐れのあるところに取り組んだものだと驚くとともに施工会社がよくもあったものだと感心したものでした。

平均地盤面のとり方をうまく突いたなという印象を持ちました。その結果が見た目では高層住宅に見えるのに法的には2~3階建ての集合住宅ということになったのですが、今回の改悪基準法では、この六甲の集合住宅で平均地盤を安藤さんが考えたような捕らえ方が出来ないような法律に変えています。きっとこの例の反省から官僚が手を入れたのでしょうね。これから後はあのような設計は出来ないようになりました。

しかし世界的な闘う建築家ですので、安藤さんが同じように崖地で何らかの設計をして役所と交渉した場合、役所も腰が引けるかもしれませんね。メジャーどころには弱いというのが役人の定説ですから。

それはさておき、安藤さんほどの建築家になると、その発言や行動に人を動かす力を持っていると思い知らされました。

大阪の世界的企業も安藤さんの考えに賛同して、貴重な敷地を公園として提供しています。

私は何かを伝えたいとの思いで建築の世界に身をおいていますが、所詮、モビリティでない建築は歌ほどにグローバルなメッセージ性は持たないと思っていました。

しかし安藤さんを見ていると、建築家でも市井の人を惹きつけられるのだと思わされました。
それがたとえ世界的な人物だからできるとしても、その気持ちだけは無名な私にも持っていかないといけないと学ばされました。

安藤さんの建築は幾何学的で形態的には美しいと思いますが、何処ででも同じスタンスで設計している姿勢は、いわば近代建築家そのものと思えます。
その意味では、私自身の建築観ではいささか手放しで褒め称えるような安藤信者の建築評論家(誰とは書きませんが、この業界の人ならご存知ですよね)のようにはいきませんが、建築ではなく緑を作る、そのための空間を作る、グリーンベルトを都心に作る、という姿勢には賛同します。

建築を造らない建築もあっていいと思います。
また、その意味ではを社会に強く訴える力のある人物として安藤忠雄は尊敬できます。

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