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れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2007/11/01 (Thu) 15:42
照明器具

照明器具の種類として代表的なのは、白熱灯と蛍光灯ですね。それぞれの寿命は1000時間と6000時間。蛍光灯は白熱灯の6倍の寿命がある。と一般的にも幸之助さんの作った会社とかが言っていますし、それはこの数値を見る限りでは何の異論も挟めません。

でも車のカタログに載っている燃費同様、この数値も一般的な使われ方を前提としているわけじゃなく、延々と切れるまで点け続けた結果の寿命なんです。

使い方は家庭と事務所じゃ使っている時間も違うし仕方がないのはもっともな話しですが、白熱灯は点滅することが多いところに使うけど蛍光灯は点滅の多いところには不向きであるということは皆さんご承知のことだと思います。

理由は、白熱灯はすぐ点くけど蛍光灯は点灯するまで時間がかかるから、と言うことになっています。でも、知っている人は知っている知らない人は知らないとナニを書きたいのかTBSの番組みたいにじらすだけじらしていますが、メーカーが公表しないことがあります。それは、蛍光灯は1度の点滅で寿命がおよそ1時間短くなるということです。

住宅で天井のど真ん中に、幸之助さんの会社のCMに乗せられてインバーター付きの丸型蛍光灯をドカンとつけたと思いね。
外が薄暗くなってきたら点けます。寝るまでおおよそ5時間点けっぱなしにして就寝する時に消灯。これで1時間の寿命の短縮です。こうして一日の使用時間は、点け続けた5時間+1回の点滅で1時間 合計6時間寿命が短かくなります。

会社でも省エネルギーとして昼休み時に消灯していますが、これは朝夕と昼とで2時間分の寿命が短くなったということになります。もっとも、その寿命短縮分と省エネルギー効果と比べれば後者の方が社会的にも効果的ですが、そのことは今回のテーマから除きます。

ここで比較検討してみましょう。

蛍光灯 13Wの電球代=1029円 寿命=6000時間
白熱灯 60Wの電球代=105円  寿命=1000時間

電球代はあくまでも想定価格です。単純計算で言えば、蛍光灯の寿命が来るまでに白熱灯は6回替える必要になりますので、蛍光灯が切れるまでには 105×6=630円 かかります。この結果、電球代でみれば、まだまだ白熱灯がリーズナブルですよね。しかも蛍光灯の照明器具代も白熱灯の器具代より何倍もします。この計算では上の蛍光灯の持つ特質は除外しています。

消費電気はたしかに蛍光灯のほうが少ない。これは認めます。

蛍光灯からは電磁波(インバーター付きは電磁波が多い)と微量な紫外線が出ています。
白熱灯も電化製品ですので、電磁波は蛍光灯よりかなり少ないですが出していることは間違いありません。でも、白熱灯から紫外線が出ているという話は聞いたことはありませんね。
ちなみに日焼けサロンで使われているのは蛍光灯の親戚のような製品です。

省エネルギーの観点だけで捉えないで心理面などの含めた多角的に考えて見ましょう。

部屋の真ん中にドンと蛍光灯をつけるような照明プランは、確かに効率で明るくなりますが、どうして部屋の隅っこのゴミまで見える必要があるのでしょうか。

明かりの濃淡で部屋の深みをつけませんか。

昔の日本家屋は薄暗かったようです。谷崎潤一郎は、「陰陽礼賛」で、日本家屋の薄暗さをたたえています。薄暗い空間は原始時代の洞窟生活を何万年も続けてきた人類の本能の中に刷り込まれているので、精神的に落ち着くのではないでしょうか。

蛍光灯は空間をのっぺりしたものにしてしまいます。のっぺり顔のモンゴロイド系民族が部屋までのっぺりしなくったっていいじゃないですか。
日本の蛍光灯で真っ白にしてのっぺりした室内に比べると、外国の部屋がフロアースタンドやブラケットなどで光のデザインをしているのを見ると、部屋の奥行きがより以上感じられませんか。

白熱灯の欠点も確かに多い。白熱灯は嫌なので夜でも明るい部屋にしてほしいとの要望も少なからず出ます。
が、一度白熱灯やスポットライトを効果的に置いて点灯した生活をしてみてくださいと提案した住宅で、しばらくすると、あれだけ明るくなきゃ嫌だといっていた奥さんが、暗いって落ち着くよね、と豹変してしまったのには驚くやら嬉しいやらで。

所々に効果的に明かりがともっていてほんのり暗い空間って、魅力的で色っぽい空間だと思いませんか。

高級ホテルのラウンジやワインバーなど、落ち着ける雰囲気を大事にしているところは、ほとんど薄暗いですよね。

私、若い頃から暗いところが好きなもんで、暗いところに行きたがります。特に女性と一緒の時なんか・・・


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