プロフィール

れれれのおじさん

Author:れれれのおじさん
長崎生まれで高校卒業まで長崎育ち。74年に建築設計の世界に入り、ゼネコンの設計部、アトリエ系の設計事務所などを、さらしに差した鉛筆一本で渡り歩いて設計を修行。86年に縁もゆかりも無い福岡で設計事務所を開設。日本の気候風土に合った風通しのいい住宅を基本に、自然素材を使った住宅造りを続けている。

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2007/02/28 (Wed) 08:36
目の錯覚シリーズ その1

目の錯覚を利用して狭い部屋を広く感じさせる方法を書きましたが、デザインの世界ではこの錯覚を利用することはよくあります。その例をここに。
ファッションの世界での話。といってもファッションデザイナーの世界の話ではなく一般的なこととして、体型に合わせる柄を選ぶとき、皆さんどうしてます?横のストライブと縦ストライプがある場合、どちらがどう見えるかと言うことはゲシュタルト心理学にも取り上げられているくらい一般的なので周知のことだと思いますが、目の錯覚に関することなので。分かりきったこと書くな!との批判の嵐にもめげず、れれれのオッサンは斜め上方を指差して、うんにゃ、オイは書くバイときっぱりと鼻息も荒く宣言するのだ。
分かっている人はこれから先は見なくったって何のメリットもありませんので、鼻くそでもほじりながら、ソッカソッカと流し読みしてください。
さてさて本題に戻して、答えは横ストライプは縦長に、縦ストライプは横広がりにみえてまうんですね。何でだといわれても、そうなんだから仕方が無いじゃないですか。私のせいではありません。だから太めの方は細めの方はそのような判断で選びましょう。しかし何ですね、太めのほうはともかく、細めの人は太く見せたがることって無いと思うんですがね。

ストライプのそんな見え方を利用した建築のデザインも多々あります。ボワンとした感じの建物になったとき、ストライプを入れて引き締め効果を狙いますし、インテリアでも意識的にストライプを入れることもありますよ。

太古の時代、人がまだ猿からさほど進化していない(ん?なんか、自分のことを書いているような気が・・・)ジャングルの中で何万年も生活していたあのころ、縦に伸びる樹木を毎日のように目にしていたことが人のDNAの中にしっかり刷り込まれたので、ストライプには人の気持ちを落ち着かせる効果があるようです。また、ベトナム戦争からの帰還兵で社会に順応できなくなった多くの人が、ドロップアウトして森林の中で生活するようなったということが書いてありました。
このように、ストライプと言う模様は人工的のような気がしますが、そのような心理効果があることも意識してみてください。

この錯覚シリーズを少々続けます。次回は、ながぁ~い物。
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2007/02/27 (Tue) 10:37
広く見せる手法

限られた居住スペースを広く見せる方法を書いてみましょう。
横の壁や天井などに目いっぱい力をこめて、気合一発押し広げる。それで広がりゃ今日のテーマはお終い。あとは力仕事をしてお疲れさんって感じで酒でも飲んでプファーッとやりましょうや。ん、んなっこたできるわけネージャンて、何でお前が横浜弁なんだヨッて突っ込むのは止めて、さてさて、できなきゃどうするか。
私ら建築士も鼻の下、クニュクニュと動かしたって物が動いたり飛んだりするわけではないので、そこでどうするかってぇーと錯覚を利用するわけですね。
思えば恋愛も錯覚です。あばたもえくぼ。あんなに可愛かったあの子が、別れた後や早まって(?)結婚した後に、何であの時はあんなに可愛く見えたんだろうと思うこと、ありますよね?
話しが脱線したような気がするでしょうが、恋愛もある種の錯覚。かの如く、錯覚を起こさせて、それでもいいんだと思わせればこっちのもの、あ、いやいや、住んでいる人のものです。
さてさて、ココからが本番。
あるボリュームの空間をイメージしてください。ココは共通のボリュームを考えましょうか。巾4m、奥行き10m、高さ2.4m、仕上げはニュートラルなワンルームを思し召せ。寸法は適当です。とりあえずワンルームのほうがイメージしやすいので。
イメージができましたか?
さて、そこに貴方がたたずんで、部屋の入り口から奥行きを見通したとき何を感じるか。巾が狭いなとか、天井が低いなとかいろいろでしょう。目は先ほどののっぺりした空間を隅から隅までずずずいと見ていますよね。その空間は一目で見渡せますね。通常は家具などが置かれているわけですが、とりあえずそのようなエレメントは省いて。
目は壁を沿って走りながら頭の中で自分のいる空間のボリュームを無意識に計っているはずです。さあ、このボリュームをもっと広く感じさせるにはどうするか。細長い邪魔物を置いてみましょう。床に置くなり天井からぶら下げるなりした空間を想像してみてください。
そのエレメントは壁際では効果がありません。なるべく中央に近い場所で、目線がいったんそれに絡みつくような場所がいいですね。このエレメントの取り付け場所にも、その人のセンスがあらわれますが、それはさておき話を続けます。
それでどのようなファクターが生じるかと言うと、そのエレメントによってヒトくくりで見えた空間が分断され、そこで空間の質が変わり、空間に強い遠近感が生じます。これがポイントです。
そのエレメントは、柱だったりコードペンダントだったり、もしくは大空間の場合は、空間を締める目的もあって魅力的な階段を置くと言うような手法がとられます。実際、そのような設計をしている有名建築も大小にかかわらず数多存在します。
何も置かれなかった空間にそのようなエレメントを置くことで、空間に強い遠近感や引き締め効果が得られます。もともとの空間の大きさは変わらないのに、こんな些細なことで空間の質ががらりと変わります。
いま、「些細なこと」と書きましたが、この「些細な」エレメントのデザイン上の処理の仕方が実はとんでもなく難しい。この手法は簡単ですが、デザイナーの能力がはっきりと現れるので本当は怖い方法なんですよ。でもま、我々業界のヒトでもなかったら、気楽にこの方法を取り入れてみてください。空間の大きさに合わせるということをお忘れなく。もし貴方の彼氏もしくは彼女が空間のデザイナーであれば、そりゃその人からセンスがいいとか悪いとかいろいろ言われるでしょうが、私は責任持ちませんので悪しからず。




テーマ : 建築デザイン - ジャンル : 学問・文化・芸術

2007/02/26 (Mon) 08:43
建築士の受験

私は一応、一級建築士を持っていますが、これを受験したときはゼネコンの設計部に所属していましたので、同期入社の連中数名と受験に臨みました。当時は設計部の先輩にも一級を何度も落ちた人もいて、受験するまでは結構難しいのではないかと思っていました。
設計部の先輩からは一発で通るのがあたり前田のクラッカー(スミマセン、かなり古いギャグでした)とプレッシャーを掛けられ、魔王のごとき上司からは一発合格できない奴は設計部から追放だ、という地底からの脅迫にも負けず、魔王の声はウマの耳になんとかで毎晩のように仲間同士で飲み歩きました。
本音を言えば、大学受験よりも簡単に考えていました。
大学受験は、自分がたとえ90点取っていてもライバルが91点取っていたら不合格ですが、国家資格は、国が要求している点数を取れば合格になりますから。今年は1級建築士は100人だけしか通さないよと言うことではないのでノンプロブレムばい。そして、もひとつ。何番で合格しましたとは出ないので何もトップ合格する必要も無いし(できっこない)、ドンケツでの合格なら私にもできそうじゃないですか。こんなふうに考えて、設計部内のさまざまな悪魔どもの声は、ほとんど気にしていませんでした。なぁんとかなるさと。
試験勉強そのものは大学受験と同じで、出題傾向の高い項目を重点的に繰り返し覚えました。他の国家資格は分かりませんが、建築士の試験はマークシート方式なので、全く分からなくても何か一つにマークすればまぐれで当たる確率は、選択項目が5つあれば20%。だから何もマークしないということはもったいない。普通に勉強していれば、皆目分からないという問題はほとんど無く、大体においてこれとこれはどっちかなと言うことくらいまでは絞れるので、そうなれば確率として半々です。鉛筆転がして選びましょ。さ、お気楽にお気楽に。
でも、近年はだいぶ難しくなってきているようですね。
私が受験した当時の合格率は、学科でほぼ20%。設計で50%くらいだだったようですので、通すと総受験生の10%が合格したようです。10%が多いか少ないかが問題ですが、考えて見ましょう。東大の理Ⅲの受験倍率は毎年2~3倍です。だから数十倍の倍率のところよりやさしいなんて誰も考えないでしょう?
それと同じで、何が言いたいかというと、要は受験生の中身でしょう。
大学受験生はそれに専念してきた人ばかりですが、国家試験は実務をしながら受験勉強もしてこないといけない。実務が忙しい人はなかなか対応できない。だから、大学受験とは内容が違うということ。そして、社会経験を経るごとに実務では責任が重くなって受験勉強どころではなくなるので、実務2年程度で取らないときつくなるということ。
したがって実際問題として、合格率の意味はそれほど試験の難易を表していないということです。
今年の受験を控えている人、もっと気楽に。でも、それなりの対応はしといてください。
こんな試験、2回受けるのはきついでっせ。1度で十分。

2007/02/23 (Fri) 14:55
あ~、麗しの長崎弁

出身地の長崎弁に関しての方言の話題

その1
これは私が聞いた話。
長崎の人が北海道に観光旅行に行き、そこでとあるロードサイドレストランに昼食を取りに入った。
メニューを見て、ある人が「これ」と指差したら、他の人もそれがいいということになった。
しばし談笑して注文した品がテーブルに出てきたところ、最初の人の注文品以外は湯気を立ててふかしたばかりの芋が人数分。
皆、??と言う顔をした後、大笑いになった。
さて、なぜでしょうか。
長崎もしくは九州人なら分かるでしょう。
ヒントは、他の人も同じものを注文したときに言ったセリフにあります。
そう、長崎では「俺もそれが良い」と言うときには、「オイモ」といいます。「オイモ(そいがヨカ)」の、カッコ内を省いたんですね。
それを初めて聞いた北海道の人は、なんてお芋の好きな人ばかりなんだろうと思い込んだようです。
で、そのことが分かったので大笑いになったゲナ。

その2.
私がゼネコンの設計部の新人のころの実話。
新人時代は誰しも当初は電話番が仕事です。
ある日、隣に座っていた主任から、「打ち合わせがあるから、**専務が在室かどうか電話して聞いてみてくれ」と指示があり、張り切って電話して在室を確認。
電話を切って、「**専務は、オンナルそうです。」と伝えたところ、「ん?女がどうした?」との返事。
あれ、何でわかんないんだろうと思い、そうか、最大級の敬語で大きな声で言わなきゃいけないんだと思い、「**専務は、オンナサルそうです。」と、はっきり大きな声で伝えた。
主任、困ったなぁと言うような顔。
私、さぁ、これで分かっただろうと意気軒昂。

長崎弁で、「いらっしゃる」という言葉の丁寧語は「オンナル」で、敬語が「オンナサル」。
聞いたこと無きゃ、確かにオンナがどうした、ってなりますね。
東京に行き始めのころは、標準語、しゃべってたつもりでした。

その3.
これもゼネコンでの新人時代のよくある話。
先輩「松尾君、この図面をあのロッカーに仕舞っといてくれ。」
私「ロッカーの中になおしとけばいいんですね。」
先輩「えっ、どこ直すの?」

その4.
大学時代、下塾の玄関で自分の靴を磨いていたとき、それを見た仲間が「ワイのも磨いてもらおうかな」
私「???なんで、オイの靴を磨くのにワイから言われなきゃいかんの?」
長崎弁で ワイはお前。オイは自分
関西弁で ワイは自分

あー、ややこしい。

九州から大阪に行ったときは、廻り中の言葉がマンネンマンネンと聞こえ、東京に行ったときはチャウチャウと聞こえ、そして福岡に来たときにはチャリチャリと聞こえました。

大阪は言わずもがなですが、東京では何かと言うと「**しチャウ。」「**しちゃったら困っちゃうんだよ。」なんて言いますよね。だからチャウチャウと聞こえました。
で、ここ福岡では、「**しちゃり。」「やっちゃり」「取っちゃり。」という風に、何かを頼むときに語尾にチャリをつけますのでチャリチャリと聞こえました。

でも、私の長崎弁は、高校の友人がたびたび遊びに来て長崎弁丸出しでしゃべるので、なかなか抜けません・・・東京にいたときはあんなに綺麗な標準語、しゃべってたのに・・でも、女の子から、なんか訛ってるよと言われてもいたっけ。


2007/02/22 (Thu) 13:52
外断熱と内断熱 最終回

木造での外断熱と内断熱の話です。
以前、我々専門家向けの雑誌で、木造のこの両方のケースでの熱の透過損失の実験データーが出ていました。数値は覚えていませんが、データ的にわずかに外断熱のほうが優れていましたが、じゃあ人間の感覚がそんなにシビアーに差が分かるかと言うと、まずありえない程度の差でした。実験した某大学教授の結論としては、木造に関しては外断熱と内断熱の熱量の透過損失の差は無視して良い程度との結論を出していました。その報告書を読んで、思っていたとおりの結論だと思いました。
人体に感じないほどの差であっても、数値として差が出ているのであれば外断熱にするべきだと思われる方に対しては、あえて止めましょうという理由はありませんが、私に木造ではどっちがいいのかと問われたら、あえて外断熱にする必要はありませんと答えます。なぜならば、外断熱は内断熱よりコストがかかります。特に開口部周りの処理は従来の開口部の納めかたが通用しませんので、特殊な処理になります。開口部の枠周りの金物は、一般的な製品は使えません。オーダーで作ることになることも多々生じます。
そのようにコストアップがあるにもかかわらず、そして熱量の透過損失量がほとんど差が無いにもかかわらず外断熱にしなければならない理由は、私のほうには思い当たりません。強いて挙げれば、過日書いたように、紫外線による劣化が抑えられるという面でしょうか。
木造の場合の外断熱の材料は、ほとんどが石油精製品であるポリスチレンフォーム板などで構成します。理由は雨に濡れても断熱性能が劣化しないからですが、石油精製品が人体に及ぼす影響や地球環境問題から鑑みて、こういった断熱材を使用することに少々抵抗を覚えることも事実です。しかし、外断熱に使えるそれに変わる断熱材は今のところ見当たりませんので、致し方ないのでしょうが。
内断熱の場合は、材料は一般的にはグラスウールやロックウールで壁の内部に充填する方法(充填工法)になります。この方法は、取り付け方に不具合があれば、壁内部の結露やヒートロスなどの瑕疵が生じます。

最近ではシックハウスの問題で、この充填工法の断熱材も自然素材のものが使用されるようになりました。イニシャルコストはグラスウールなどに比べると高いものになりますが、内部結露の心配が要らないことによる建物の長寿命化が期待できることと、特にグラスウールの場合チクチクする不快感がない、などのメリットを考慮すれば、トータルコストは下がってくるのではないでしょうか。

長々と書きましたが、結論として書けば、外断熱は鉄筋コンクリート造や鉄骨造では効果がありますが、木造の場合では、外断熱にするメリットは他の構造体に比べるとそれほど生じないということになります。勿論、なにをもって重要だと判断されるかは個人の問題になりますので、木造であっても外断熱は無駄だとは言えませんが。

これでもって、とりあえず外断熱と内断熱のことはお終いです。

さてと、次は何書こうかな。
見てくれている人、いそうにないので、ちょっと張り合いが無いけど、一人くらいはいると思って書きます。

2007/02/17 (Sat) 15:17
外断熱と内断熱 その2

外断熱がもてはやされていますが、従来は日本では構造体の種別を問わず内断熱が主流でした。その大きな理由は、施工のしやすさとそれに伴うコスト面からでしょう。
建物の外周を断熱材で包み込む方法は、北欧やドイツなどの北ヨーロッパ地方で行われていた方法です。北欧では、40cm以上もある断熱材が使われています。人が分厚いコートを着込んでいるようなものですね。内部の熱を外へ出さないためには、分厚い断熱材を隙間無く着込むことが効率的です。北極圏の国ですから、夏の暑さはほとんど考えなくてもいいようです。
話はそれますが、北欧仕様の車を日本で乗っていた人が真夏にエアコンを入れようとしたところ、くだんの車のエアコンは暖房がメインで冷房はお粗末なほどの能力しかなく、その人は車の中で汗だくになったという話がありました。日本は夏は亜熱帯、冬は寒冷地という四季がはっきりしている国なのですから。
閑話休題
さて、外断熱のメリットとは何でしょうか。建物の外周をぐるりと断熱材で包み込むので
1.断熱材の継ぎ目からの熱の逃げが起きにくいため、断熱効果のムラが生じにくい。
2.紫外線などによる建物の劣化が防げる。
3.熱による建物の膨張や縮小などが生じにくい。
等が考えられます。特に2.の効果は建物の寿命に関係してきますので、建物の長寿命化が計れます。
では、デメリットはなんでしょう。
1.外壁の仕上げ材が、ある程度限定されてくる。
2.窓周りの処理などが施工的にコストアップになる。
3.外壁が何らかの外的要因で破損などが生じた場合、補修に手間がかかる。
等でしょう。ざっと考えてみたところ、コストがメインになります。
一方の内断熱のメリットは、施工がしやすい=コストが安い、ことぐらいでしょうか。
デメリットとしては、外断熱のメリットとしてあげられることがそのままデメリットになります。
1.断熱材が連続しない部分での熱のロスがある。
2.建物の外壁が直射日光を受けるので、紫外線による劣化が生じる。
3.熱による膨張、縮小が生じる。
等でしょう。
以上から、やっぱり外断熱のほうが良い、と判断してしまうのはまだ早いです。
確かに、このように比較すれば、熱容量の大きい構造体(鉄筋コンクリート造)や熱伝導率の高い構造体(鉄骨造)では、外断熱のほうが優れていることは間違いありません。コスト面から確保できれば、この2つの構造体の場合、外断熱をお勧めします。しかし、コンクリートの打ち放し仕上げは、設計者やストイックな感じを好む建築主にとっては魅力的ではありますが・・・

木造でもやっぱり外断熱じゃないとダメなのでしょうか。
前回は、熱伝導率から木は優れた断熱材であることを書きました。この熱伝導率の違いから分かることは、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と木造の断熱方法を同じに考えることはあまり合理的ではないということです。

その辺の話しは、次回に。

2007/02/13 (Tue) 08:56
外断熱と内断熱 その1

建築の断熱方法として、外断熱と内断熱があることは一般的に知られていますが、じゃぁどっちが本当にいいのかと言うことに関しては判断がつかない方も多いのではないかと思いますので、ここで簡単に解説します。
建築の構造体には大別して、木造(W)・鉄骨造(S)・鉄筋コンクリート造(RC)の3種類があります。他にもありますが代表的なものを取り上げていますのでご理解ください。
断熱と言うからには、その材料のもつ熱伝導率が大きな影響を持っています。熱伝導率とは、「単位厚さの材料の相対する2面に1℃の温度差を与えられたとき、単位時間に伝わる熱量を表す。」と定義され、記号はλ(ラムダ)、単位はkcal/mh℃で表します。要するに、その建材の表と裏の両面の温度差が1℃以上になるまでにかかった時間と、そこに至るまでに加えた熱量を測定し、それを単位時間あたりの熱量に換算した数値、と言うことになりますが、「要するに」と解説した内容が、「要する」になってるか自身ありませんが・・・б(^^;
このλを構造体を構成している建材で比較して見ましょう。
木λ=0.06~0.14kcal/mh℃ (以下、単位は省略)
鋼材λ=47
コンクリートλ=1.4 
ちなみに空気λ=0.022
これを見て分かるように、木のλは鋼材の1/300以下、コンクリートの1/10以下になります。したがって鋼材はもっともλ値が大きく、熱しやすく冷めやすい(まるで自分のことを書いてるような気が・・・)材料です。木は一般的に使用される建材の中ではλ値は低いほうです。断熱性が高いといわれているALCではλ=0.11ですので、木のλ値の上値とほぼ同じになっています。
ここで思い出してみましょう。鍋の蓋や取っ手などに使われているものは何かと言う事を。ほとんど木が使われていますね。その理由がこの数値でお分かりになることでしょう。そうです、木は優れた断熱材だからです。勿論空気にはかないませんが。
このことを頭に入れて、最初の命題に戻ります。
ここで、外断熱と内断熱のメリットデメリットの話しをしないといけませんが、それをやり始めると一回のブログでは長すぎますので、次回へ乞うご期待。ジャンジャン!

タグ : 外断熱と内断熱 その1

2007/02/12 (Mon) 08:55
これが日本だ、私の国だ

今日の新聞で、アメリカの副大統領が、久間防衛相がアメリカのイラク政策や沖縄基地問題で批判したことが不快だということで、防衛相との面会を断るように政府に指示したとの記事が載っていました。私としては、面会しようが何しようが興味は無いのですが、アメリカはどうしてこんなに傲慢な国なんでしょうか。アメリカの顔色ばかり伺っているこの国は、本当に独立国家なんでしょうかね。そもそも、そうした指示をされること自体、侮辱だと思わないのですかね。
アメリカと言う国が自分の信条や教義を厚顔に他国に押し付ける国だということははっきりしているし、それに尾っぽを振って着いて廻っている従順な子分が自民党政権であり、それを許している国民だということは世界の共通認識です。国際会議で軽く見られている原因はそこにあると思っています。なんつったって、自国の利害よりアメリカの利害を優先する国なんですから。自国の意見を言っても、アメリカからにらまれたらすごすごと引っ込める国ですからね。そりゃ、アメリカにとって全く都合のいい子分です。金を出せといったらホイホイと出す。軍隊を出せといったら国民が何を言おうがホイホイと出す。そんなアメリカに対して卑屈な態度でも国民に対しては、友好国としてアメリカに協力するのは当然だとのたまう。
友好国?はぁ?って感じですよね。
友好国と言うからには友人関係って言うことですね。通常の友人関係ってのはフィフティフィフティであって始めて成り立つんじゃないでしょうか。相手にとって、良かれと思えばこそ耳の痛いことも言うしたまには言い合いもするし。しかし、それだからこそ友情も深まるってーのが、一般的な友好関係じゃないですかね。国家間においても同じだと思います。
よく、日本は敗戦国でアメリカに統治されたから仕方が無いと言い訳することを耳にします。ならば同じ敗戦国のドイツはどうですか。
ブッシュの政策に面と向かって反対しましたね。フランスも犬猿の仲じゃないかと思えるほど辛らつにアメリカの政策に反対しています。しかし、アメリカと事を構えていませんね。この辺がさすがだと思わせるところです。これこそが真の友好国だと思いますし、アメリカもこの二国に対して一目おいているのは明確です。
で、日本。
ブッシュの政策にいち早く賛成し、参勤交代よろしくブッシュ親分にお目見えして革ジャンパーをご褒美にもらって頭なでられて浮かれ放題の情けないポチ首相が最近までいました。
自国の意見を明確に述べる前に親分の顔色をいちいち伺わなきゃいけない国になっています。そんな国を、アメリカが本当の友好国と思っていること事態、お人よしの国民ですね。これは友好関係ではなく、暴力団の組織構造そのものですね。親分の言うことに逆らわないという。

今回の久間相の発言は、この国の議員としては至極当然のことだと思います。情けないことにはその発言を押さえ込もうとするお坊ちゃま首相とその取り巻き連中ですね。つくづく情けない国だと思います。
お坊ちゃまが愛国心を持たせるよう憲法や教育基本法を改正させようという狙いがあるようですが、己の姿勢をまず改めるべきだと思いませんか。北朝鮮に厳しく対峙することはパフォーマンスとしても当然のことで何も賞賛することに値しないと思っていますが、それと同じくらいとは要求しませんが、対米政策に対しても、独立国家の代表として是々非々の態度を持つ真の友好国としてのポリシーを持って欲しいものです。
この国は、いつになったらアメリカの属国から真の独立国になるのかしら。私が生きている間にはなりそうに無いなと悲観していますが・・・

2007/02/09 (Fri) 10:15
ご挨拶

ブログを書き始めようと思った矢先に腹痛で倒れ、今日やっと起き上がれるようになり、それでも3日間、ほとんど何も口にできなかったので頭はボーっとしたまま、ふらふらと事務所内を歩いて今日の始まり。
事務所といっても、自宅兼用なので家族も一緒に生活しています。正確に言うと、女房一人、娘一人、猫二匹。就職で外に出た娘二人はたまに帰ってきますが、猫も含めて全て女です。
猫の餌当番はいつの間にか私の役目になったせいか、私が寝室のドアを開けると、二匹共、ご飯ほしさに足元に擦り寄ってきます。餌を分量だけ量って皿に入れるのですが、片方の猫は11歳のオババで、片方は1歳のピチピチギャル。当然、食事も高齢猫用と成猫用に分けて与えるのですが、今日は頭がボーっとしているせいか、どっちがどっちだか分からないまま皿に入れてしまい、なんだか二匹共不満そうな顔でした。
それにしても、3日間横になっただけで頭がボーっとしているのに、猫はほとんど一日寝ているのになんとも無いのかと改めて感心しきりです。
このブログでは、建築のことを書こうと思っていますが、今日のところはまだ頭が働いていないので、出だしとしてはなんだかなぁ~と言う気もしますが、回復したら本格的に書こうと思っています。

ところで、ココで宣伝。
私のホームページがあるので、覗いてみてください。
IBMのホームページビルダーを使って、自分でシコシコと訳が分からないまま作ったものですので見た目のよさには欠けると思いますが、パソコンのことをあまりよく分かっていない建築士が作ったものだと思って大目めに見てください。よろしくお願いします。
ウ~、まだ気持ち悪い・・・・

http://mkkeikakushitsu.fc2web.com

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